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「口内調味」の意味とやり方・マナー・海外の反応|アジア

更新日:2024年07月23日

口内調味とは、比較的新しい言葉ですが、日本独自の文化を意味する言葉です。海外の人には理解できないこともあるでしょう。口内調味でおいしく食べられる和食は、自宅でも楽しむことができます。おすすめレシピを参考に、あらためて口内調味をしてみましょう。

ご飯をメインにする口内調味について考えるなら、口内調味は日本だけではない気がする人もいるでしょう。ごはんをよく食べる国は、アジアを中心に他にもあります。

アジアで箸のみ使うのは日本だけ?

一般的に、食事の際に箸のみを使う文化は日本のみとされています。ベトナムも日本同様、箸のみを使う国とされることもありますが、中国の文化の影響も大きく、そうとも言えないでしょう。

アジアの他の国もごはんも食べるものの、食べる際には箸以外にれんげやスプーンを使うのが普通です。それが、口内調味に関係しています。

韓国や中国などは口内ではなく口外調味

日本以外でごはんをよく食べる国には、韓国や中国があるでしょう。

韓国は、ビビンパに代表されるように、ごはんにおかずをのせて、混ぜてからスプーンで食べる食べ方が一般的です。焼肉などの時には、ごはんのみが出されることもありますが、ごはんはスプーンですくい、汁物にひたして食べる人が多いでしょう。あらかじめ、ごはんに味をつけてから食べる口外調味になります。

中国は、日本と同じように、ごはんとともに多くのおかずが出されるスタイルの食事のことがあります。中国の食文化では、それらのおかずをごはんにのせて、れんげで口に運ぶのが一般的でしょう。ですから、中国もごはんをメインにしても、口内調味ではなく口外調味の場合のほうが多いでしょう。

口内調味の料理例

三角食べをイメージした口内調味のメニューは、基本が一汁三菜といわれています。白いごはんに味噌汁またはスープ、おかずはメインになる魚や肉料理に副菜のおひたしや煮物などがあるでしょう。

ここでは、口内調味で日本人らしい味覚を育てることもできる一汁三菜に役立つレシピをご紹介します。汁物、メイン、副菜に分けています。

ごはんに合わせる汁物はやっぱり味噌汁がおすすめ

ごはんにあわせる口内調味の一汁なら、味噌汁が人気という調査結果が日本調理科学会誌で発表されています。栄養のバランスも考えるなら具だくさんな味噌汁、あっさりしたメニューに合わせるならごま油を足した味噌汁もおすすめです。

野菜たっぷり肉団子お味噌汁

塩こうじ入りの肉団子が入った、ボリュームたっぷりの味噌汁です。魚メインの食事の汁がいいでしょう。緑黄色・根菜野菜をバランスよく使った体が温まるレシピです。

ゴマ油香る✿茄子の味噌汁

茄子は味噌汁の具として、意外に人気の高い具材でしょう。ごま油と茄子、みそは相性バツグンです。香りだけでなく、ごま油でコクもアップしている味噌汁は、口内調味の汁におすすめです。

水菜と落とし卵の味噌汁☆

お味噌汁に卵を入れると、半熟の黄身で味変も楽しめます。あまみのある味噌汁に仕上がり、子供も食べやすい一品になります。上手く卵を味噌汁の中でまとめるには、おたまに割り入れて味噌汁にいれればいいだけです。

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初回公開日:2018年04月13日

記載されている内容は2018年04月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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