いいことずくめとは?言葉の意味や間違いやすいポイントや類語・例文を解説
更新日:2024年09月03日
損害がない
「損害」とは「デメリット」を意味します。つまり、「損害がない」とは「デメリットがない」ということです。
損害がなければ、メリットが増えて、そのぶん成果も大きく、たくさんになるのです。
成果がたくさんある状態は「いいことずくめ」だといえるので、「損害がない」と言い換えられます。
よいことしかない
「~しかない」という言葉は、名詞、あるいは、数を表す数量詞の後ろに付けて使われます。付いた言葉が限定的であることを意味するので、感覚的には「残念だ」というニュアンスです。
しかし、「よいことしかない」という表現からは、「よいことだけが限定的にある」という意味合いを読み取ることができます。
したがって、「悪いことはなく、よいことしかない」ということになり、「いいことずくめ」との言い換え表現として使えるのです。
リスクがまったくない
「リスク」は「危険」、あるいは「損害」と訳すことができます。
「リスクがまったくない」とは、「危険や損害がない」こととなり、「安全や利益がある」状態といえます。
「安全や利益がある」のは「いいこと」です。
したがって、「いいことずくめ」とは少々意味合いが変わりますが、言い換えの表現方法として「リスクがまったくない」を使うことができます。
いいことずくめを英語表現
ここまで、「いいことずくめ」について、いろいろな面から見てきました。
では、英語ではどのように表現するのでしょうか。
「いいことずくめ」の英語表現は、「unmixed blessings」、あるいは「be full benefits」となります。
「unmixed」は「混ざり気がない」、「blessings」は「幸運」と訳せるので、「混ざり気がない幸運」、すなわち「いいことずくめ」なのです。
また、「be full」は「いっぱいになる」、「benefits」は「利点」の意味なので、「利点がいっぱい」となり、「いいことずくめ」を表現することができます。
間違いやすい「いいことずくめ」の意味を理解しよう
「いいことずくめ」という言葉を使えば、自分が喜んでいる状況を表現することができます。
その「いいこと」が同じ種類のこと(宝くじが当選して、福引きにも当たったなど)であるならば、「いいことづくし」と表現するのもいいでしょう。
あまりに「いいこと」が続いて、少し不安な気持ちを表すには、「いいことばかり」を使います。
「いいことずくめ」や、それに類似した言葉を使えば、多彩な表現で、いろいろな気持ちを伝えることができるのです。
それぞれの言葉を正しく理解して、表現の幅を広げていきましょう。
初回公開日:2022年06月27日
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