「その心は」ってどんな意味?使い方や由来・例文もあわせて紹介
更新日:2024年10月12日
そもそもなぞかけとは、どこから来たのでしょうか。
遡ること室町時代がなぞかけの起源で、貴族の遊びの一環として「なんぞ、なんぞ」と相手に解答を迫ることが流行したところから「なぞかけ」が始まったと言われています。
現在でいうところの、「なぞなぞ」ですね。
大喜利の由来について
現代の大喜利は、祝辞会や寄席の最後の余興として行われています。
この大喜利の由来は、落語や歌舞伎、狂言などの最後の演目である「大切り」が発端と言われています。
一般的な大喜利は、一部が時代物、二部が世話物という二部構成です。
この第二部の最終演目を「大切り」と呼んでいたところから、大切りのあとで「客も喜び、演者も利を得られるように」との願いを込めて、「大喜利」と呼ばれるようになったと言われています。
「その心は」のなぞかけの例文10選
「その心は」を使ったなぞかけにするためには、同音異義語などで「ダブルミーニングを利用した言葉遊び」にするのがおすすめです。
常日頃から「その心は―」というように考えていると、お笑いのセンスも同時に磨かれていきます。
それでも、なかなかイメージが湧かないという方のために、以下でなぞかけの例文を紹介しましょう。
思わずクスッと笑ってしまうようななぞかけから、日常で使えるなぞかけをピックアップしましたので、言葉遊びを楽しんでください。
例文①
「携帯電話とかけまして、転勤と解きます。その心は、どちらも圏外(県外)は避けたいです。」
携帯電話の圏外になることと、転勤で県外へ行くのは避けたいというメッセージで、圏外と県外とをかけた言葉遊びになっています。
日常でもありそうな会話ですので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
例文②
「好きな人とかけて、嫌いな人と解きます。その心は、どちらも離したくない(話したくない)でしょう。」
「はなしたくない」という言葉を、好きな人と嫌いな人にかけて、うまく組み合わせたなぞかけです。読みおわった瞬間、「確かに」と共感してしまう人も多いのではないでしょうか。
例文③
「ハラスメントとかけて、信号機と解きます。その心は、気(黄)が付(点)いたときは注意しましょう。」
ハラスメントという、一見触れにくいワードも、「その心は」を使ったなぞかけにすることでサラッと触れることが可能です。
「気(黄)が付(点)いたときは注意しましょう。」の意味に気づいた瞬間、なんとも言えない嬉しい気持ちになることでしょう。
例文④
初回公開日:2022年07月26日
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