三重弁ってどんな言葉?かわいいフレーズやよく使う言葉を紹介
更新日:2024年10月16日
「なにしとん?」は、「なにしているの?」という意味です。
「今、なにしとん?」は、「今、なにしているの?」という意味になります。他にも「あんた、今度の土曜日なにしとん?」という使い方もできます。
「なにしてるの?」は、関西弁では「なにしてん?」、京都弁では「なにしてはります」、神戸弁では、「なにしとん」という意味で使われています。
「なにしとん」は、神戸弁と同じ意味で使われているのです。
三重弁の「なにしとん?」は、柔らかい感じがする言い方です。かわいい感じで相手を誘いたいときに「なにしとん?」を使ってみましょう。
今度、気になる相手に「今度の休み、なにしとん?」と誘ってみるのも良いでしょう。
「おこた」
三重弁で「おこた」は、「怒った」ではなく「こたつ」という意味です。
年配の方が使われることが多い三重弁です。「おこた」というワードを聞くだけでかわいいと感じます。
「寒いからおこたで暖まり」と言われると、ゆっくりこたつで暖まりたくなります。
気になる人に「私と一緒におこたで暖まろう」と伝えると、かわいい感じがして相手の気持ちも揺らぐでしょう。
「ささって」
「ささって」は、「刺さって」ではなく、「3日後」という意味です。
3日後となると「明々後日(しあさって)」となりそうですが、三重弁の場合、「明日、明後日、ささって、明々後日(しあさって)」という順番で日にちを伝えます。
ただし、「ささって」は、三重弁です。他の地方で伝えると日にちを間違えてしまいますので、気を付けましょう。
どうしてもわからない場合は、「3日後でお願いします」と具体的な日にちを伝えると良いでしょう。
「ささってにごはんいかへん?」と三重弁でかわいい感じで伝えるのも良いでしょう。ですが、他の地域と日にちが違うことに気を付けながら、「ささって」を使ってみましょう。
「ひやかい」
「ひやかい」は、「冷たい」という意味があります。「ひやっかい」とも言います。
例えば、「あんたの手、ひやかいな」は、「あなたの手、冷たいね」という意味になります。
他にも、「あの人は冷たい」の「冷たい」も「ひやかい」を使います。
「あんたの手、ひやかいな」と言われながら手を握ぎると、握られた相手はかわいいと感じるでしょう。
「はしかい」
「はしかい」は、体がかゆいことを指す三重弁です。
「このソファ、座るとはしかいな」は、「このソファ、座るとかゆいね」という意味になります。
「背中がはしかいからかいてくれんの」は、「背中がかゆいからかいてほしい」といういみですが、「はしかい」という言葉の響きが、かわいい感じてしまいます。
「はしかい」は、麻疹という感染症が由来になっています。麻疹になると発疹が出てかゆみがでる病気です。この「はしか」と「かゆい」が合わさって「はしかい」という方言ができたのです。
「はしかい」は、兵庫県や福井県では、「すばしっこい」という意味で使われています。このように、「はしかい」は三重県以外では、違う意味なので、注意しながら使いましょう。
「おっちんな」
「おっちんな」は、「座ってね」という意味です。
乳児や幼児に対して、「おっちんしてね」と伝えることが多い方言です。「ちんしてね」と「お」を抜いて伝えることもあります。
気になる相手に「そこにおっちんしてな」というと、かわいい感じがして良いでしょう。
「ちょんちょん」
「ちょんちょん」は、「尖っている」という意味です。
例えば、「あんたの毛先、ちょんちょんやな」は「あなたの毛先、尖ってるね」という意味になります。他に「えんぴつ、ちょんちょんにするの好きなんやわ」という使い方もできます。
気になる相手に、「あんたのちょんちょんの鉛筆貸して」とかわいい感じで甘えてみるのも良いでしょう。
初回公開日:2022年08月04日
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