Search

検索したいワードを入力してください

ありがたいお言葉ってどんな意味?使い方や例文・類語もあわせて紹介

更新日:2024年06月13日

ビジネスのシーンなどで、相手からお褒めの言葉を頂いた時「ありがたいお言葉をいただきありがとうございます」と言うことがあります。この記事ではその「ありがたいお言葉」という表現について、意味、使い方、類語、英語での表現を、具体的な例文とともにご紹介します。

ここまでで「ありがたいお言葉」の意味や使い方、また同じ意味合いで使える類似表現をご紹介してきました。

ところで、「ありがたいお言葉」を相手からかけてもらった場合、どのようにリアクションするのがよいのでしょうか。

ありがたいと思えるようなお褒めの言葉を受けたときこそ、きちんと言葉でお礼の気持ちを伝えましょう。

ありがたいお言葉を頂いた時の返答のポイントは下記の3点あります。

以下3つのポイントについては、それぞれ詳しくご紹介していきます。

「ありがたいお言葉」への返し方のポイント3点

  1. お礼の言葉はその場で返す
  2. 構成はお礼の言葉〜自分の気持ちを伝える
  3. 相手が「褒めて良かった」と思えるような返答をする

お礼の言葉はその場で返す

相手からありがたいお言葉を頂いた場合は、間髪入れずその場で先に紹介したような表現を使ってお礼の言葉を述べましょう。ありがたい言葉を頂いて嬉しい気持ち、感謝する気持ちは、変に勿体ぶったりせずに伝えることが大切です。

しかし、会議やパーティー会場など、時間や周りの人の兼ね合いでその場でお礼をすぐに言えない場合もあるかもしれません。

その場合は、できるだけ早く声をかけて「先程はありがたいお言葉をいただき、ありがとうございました。」など、その場ですぐにお礼を言えなかった非礼と伝えると共に、お礼を伝えるようにしましょう。

もしも、その場やその日のうちにお礼を伝えられな買った場合は、電話やメールで「先日はありがたいお言葉をいただいたにもかかわらず、お礼が遅れてしまい申し訳ありません。先日は身に余るお言葉をいただき、ありがとうございました。」などという風にお礼も気持ちを伝えましょう。

構成はお礼の言葉~自分の気持ちを伝える

これはありがたいお言葉へのお礼を述べる時はまず「お礼の言葉をを述べた上で、自分がいかに嬉しく思っているか・感謝しているかの気持ちを伝える」ということです。

まずは、「ありがたいお言葉をいただき、誠にありがとうございます。」といった感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。

その上で「これまでの努力が認められた気がして嬉しく思いました。」など、ありがたいお言葉を受けた自分がどういう気持ちになったか伝えます。

ありがたいお言葉を頂けたことが嬉しくて、まずその気持ちが口をついて出てしまう人もいるかもしれません。それも人間味があって良いかもしれませんが、やはりビジネスシーンでは「お礼の言葉〜自分の気持ち」の順でスマートに伝えることをおすすめします。

相手が「褒めて良かった」と思えるような返答をする

謙虚な人や自分に対する評価が厳しい人は、褒められても「そんなことないです。私なんてまだまだ・・・」と謙遜して言ってしまう人もいるのではないでしょうか。

しかし、謙遜もし過ぎると褒めた側の人は「自分の言葉を素直に受け取ってくれない・自分の言うことを否定された」という気分になる可能性もあります。謙遜のし過ぎはかえって失礼になることもあるので、注意が必要です。

お褒めの言葉をもらったときは、まずは素直にその言葉を受け入れお礼を述べるのが良いでしょう。

褒める側は、自分が発した褒め言葉を素直に聞き入れて嬉しそうにしてくれれば、「褒めて良かったな」と感じてくれるはずです。素直に自分の言葉を受け入れていくれる相手には、また次の褒め言葉も出やすいものです。

そして、褒められた人は、褒められた喜ぶところからさらに一歩前進して

「ありがたいお言葉ありがとうございます。お褒めの言葉、嬉しいです。○○様のご活躍が私の目標になっています。」

など、褒めた人を褒め返すことができれば、褒めた側はさらに「褒めて良かった」と思ってくれる可能性もあります。

「褒めて良かった」と褒める側が思ってくれることは、褒めた相手への好印象にも繋がります。

ビジネスシーンにおける「ありがたいお言葉」への返し方の具体例

ここまでで「ありがたいお言葉」の意味や使い方を一通りご紹介してきました。

ここからは、これまでの説明を踏まえてビジネスシーンでの「ありがたいお言葉」への返し方を例文とともに具体的にご紹介していきます。

実際のビジネスの場面で是非役立ててください。

相手が取引先の場合

はじめは相手が取引先の場合です。

取引先は共にビジネスを進める大切な相手です。商談などの中でありがたいお言葉をいただけたら、その言葉を素直に受け取りお礼と感謝を伝えましょう。

あわせて、今後も互いの発展のために一層の努力をしていくことも言い添えるとさらに良いです。

【例文】

  • 「〇〇社のおかげで助かっている」との、ありがたいお言葉をいただけて社員一同、大変嬉しく思っております。これからも□□様のお役に立てるよう、努力してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

相手が顧客の場合

次は、顧客から「ありがたいお言葉」を頂いた場合です。

顧客からのありがたいお言葉の場合も、基本的には取引先の場合と同じです。お礼と感謝の気持ちを伝えた上で、今後さらにお客様に喜んでいただけるよう邁進することを言い添えるようにしましょう。

【例文】

  • ○○様より弊社サービスに関してありがたいお言葉をいただき、誠にありがとうございました。お客様にご満足いただけるサービスを提供することが弊社の命題ですので、大変嬉しく思っております。引き続き、〇〇様にご満足いただけるサービスがお届けできるよう努力してまいりますので、引き続きお引き立てくださいますようお願い申し上げます。

相手が上司の場合

次は、上司からありがたいお言葉をいただいた場合です。

相手が上司でも基本的には、お礼を述べ、感謝の気持ちを伝えて、今後どうあるべきか、を伝える形は同じです。

取引先やお客さまに限らず、社内の上司であってもありがたいお言葉を頂いたときは、きちんとお礼の言葉や感謝を伝えるようにしましょう。今後の社内の仕事がスムーズに進むきっかけになる可能性もあります。

【例文】

  • 先日の戦略会議では、私の課の新しい取り組みについてありがたいお言葉をいただき、ありがとうございました。新しい取り組みに挑戦できることも、ひとえに部長のおかげと感謝しております。引き続きご指導ご鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。
次のページ:「ありがたいお言葉」の別の敬語表現

初回公開日:2022年09月22日

記載されている内容は2022年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Latests