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会社宛ての封筒の書き方と注意点|宛名の書き方4つ

更新日:2024年08月14日

会社宛に封書を出すときには、いろいろなルールがあります。宛名の下につける「御中」っていったい何?手紙を出す相手の名前がわからないときはどうするの?今回は、こういった疑問にお答えして、会社宛に出す封書の宛名の書き方について紹介します。

会社の個人名の書き方としては、宛名に会社名や部署名を書いた後、行を変えて文字下げをして役職→氏名→様の順に書きます。会社名と部署名が一行に収まらない場合、切りのいいところで改行しても構いません。

相手の役職・肩書きがわかっている時の書き方は、文字数によって変わります。役職名の文字数が4文字以下なら、相手の名前の上に小さめの字で書きましょう。また、役職名が5文字以上なら、名前の右に小さめの文字で書きます。

「〇〇行き」

「行き」は返信用封筒などで自分宛に送ってもらう文書の時、へりくだった意味で宛名の最後に小さく付けます。

初めから封筒に「様」や「御中」などと書いて送るのは、相手に尊大な態度をとったと見なされ、失礼に当たりますので、自社名には、へりくだった表現の「行」を用いるようにしましょう。

「〇〇御中」

御中という言葉には、「この宛名の中にいるどなたか担当者様へ」という意味があります。

つまり、御中は「宛先の会社の誰に読んでもらうか決まっていない手紙」を出す際に用いる必要があります。

「御中」という言葉が耳慣れないため、会社宛であっても「様」と付けたくなってしまう場合もありますが、しっかりと使い分ける事が大切です。

「〇〇様」

「御中」は、会社宛や学校などの組織・団体に文章を送る時に使用する言葉です。会社内の特定の個人に宛てた手紙を送るのであれば、「御中」ではなく、「様」を用いるようにしましょう。

また、部長や課長などの役職名には、その役職名自体に敬称が含まれているので、役職には「様」をつけません。先に役職名を書き、名前の後に様を付けることが正しい書き方です。

「〇〇殿」

「殿」という言葉は、目上の人が目下の人に対して使用する言葉となりますので、目上の人に宛てて使用するのは不適切です。

公用文などであったとしても、「様」が用いられることが多いですので、「殿」か「様」か迷った場合には、「様」を使用しておくと無難です。

また、宛名に役職名を記入する際は「様」より「殿」を使う方が良いとされる場合もあります。

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封筒の種類別の書き方と注意点

封筒には、縦書きの封筒と横書きの封筒がありますが、封筒の種類によって書き方や注意点が異なります。

例えば、縦書きの封筒であれば、切手は封筒の左上に貼るのが正しいのですが、横書きの封筒であれば、切手を右上に貼ります。

切手の場所1つであっても、間違えてしまうと相手に失礼になります。封筒の種類別の書き方と注意点についてご紹介します。

縦書きの書き方と注意点

縦書きの封筒の場合、切手は封筒の左上に貼ります。

宛先の住所は郵便番号枠の右端のラインに揃えて、上から一文字分下げたところから書き始めます。

自分の住所・会社名・部署名・名前を封筒裏面の左側に書きます。本来は封筒の中央に書くのが正しいのですが、近年の封筒には左側に郵便番号の欄が印刷されている封筒が多いため、左側に書くのが一般的です。

横書きの書き方と注意点

お得意様や取引先に気兼ねのない文章にしたいときや、連絡事項の伝達を行うときは横書きの洋封筒を用いることもできます。

横書き封筒の場合は、切手を右上に貼ります。間違える方が多いので注意しましょう。住所は、会社名の次に部署名の順番に書きます。

住所の書き始めが端により過ぎないよう、左端から2文字くらいのスペースを空けたところから書き始めるようにしましょう。

次のページ:ビジネスで使える封筒の書き方を理解しよう

初回公開日:2018年01月01日

記載されている内容は2018年01月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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