「メールでのご挨拶となり」の使い方|目的別の注意点と例文
更新日:2024年11月07日
異動の挨拶
部署異動をする場合は、お世話になったことへの感謝の気持ちに加え、結びの言葉では今後のことについてもふれて、良い印象を持ってもらえるような挨拶メールを出しましょう。例文は以下のとおりです。
「お疲れ様です。○○部の○○です。
突然ではございますが、○月○日付けで○○部から○○部へ異動することとなりました。
急な辞令につき、メールでのご挨拶となり、申し訳ございません。
○○部ではいろいろと学ばせていただき、ありがとうございました。
新しい部署でも経験を活かして、気持ちを新たに業務に励んでいく所存です。
今後ともよろしくお願い申し上げます」
担当変更の挨拶
担当変更の挨拶メールは、前任者と交代したことや自己紹介を簡潔にまとめ、直接会いに行っての挨拶ではないことを謝罪する一文を、結びの挨拶として添えると良いでしょう。例文は以下のとおりです。
「お世話になっております。株式会社○○、○○部の○○と申します。
この度、貴社を担当させていただいております○○(前任者名)が、○月○日付けで○○部(前任者の異動先)へ異動となりましたので、担当者が変更となり、私が後任として貴社を担当させていただくこととなりました。
先日までは、○○支店にて営業事務の統括をしておりました。
不慣れな部分もありますが、少しでも早く貴社のお役に立てますよう、誠心誠意つとめさせていただきますので、ご指導のほどお願いいたします。
本来であれば直接お伺いするべきところですが、まずはメールでのご挨拶で失礼いたします。
以後、何卒よろしくお願い申し上げます」
年末・年始の挨拶
年末・年始の挨拶は、相手への感謝の気持ちや相手を気遣う心が伝わるような言い回しを心がけ、簡潔にまとめるようにしましょう。
年末の挨拶の例文は以下のとおりです。
「今年も残りわずかとなりました。本年も大変お世話になり、ありがとうございました。
○○の件ではお気遣いをいただき、感謝の念に堪えません。
メールでのご挨拶となり恐縮ですが、良いお年をお迎えになりますよう、お祈り申し上げております。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます」
年始の挨拶の例文は以下のとおりです。
「あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
メールでのご挨拶となりましたが、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
本年が○○様にとって良き年となりますよう、お祈り申し上げております」
相手別の挨拶メールの注意点と例文
挨拶メールは、送る相手によって注意するべきポイントが違ってきます。
相手が社内の人であるか社外の人であるかによって、どこが違ってくるか、例文を交えて見てみましょう。
【社内】メールでのご挨拶失礼いたします
社内の人にあてたメールでは、書き出しを「メールでのご挨拶失礼いたします」として、用件を簡潔にまとめて伝えることが大切です。
社内の個人宛のメールの場合には、宛名にも注意しましょう。「名字+役職」が基本で、役職のない人は「名字+様(さん)」と書きます。
例文は以下のとおりです。
「○○様
○○部の○○です。メールでのご挨拶失礼いたします。
明日から、私が○○社様を担当することになりましたので、○○社様関係の電話は私に回していただけますでしょうか。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします」
【社外】メールでのご挨拶となり誠に申し訳ありません
社外の人にメールを送る際には、用件を簡潔にまとめ、最初に伝えるようにしましょう。自分がどこに所属する誰なのかを明記し、相手の名前や漢字を間違えないように注意します。
また、「メールでのご挨拶となり誠に申し訳ありません」といった謝罪の気持ちを表す一文を入れることが大切です。例文を見てみましょう。
「○○様
お世話になっております。○○株式会社○○部の○○です。
先日ご案内しました新商品の発表イベントが、○月○日○時より、○○にて開催と決定いたしました。
お忙しいところ恐縮ですが、会場にお運びいただければ幸いです。
本来であればお伺いして、ご案内するべきところ、メールでのご挨拶となり誠に申し訳ありません。
当日は会場にてお待ちいたしております。何卒よろしくお願いいたします」
ビジネスの挨拶メール・返信のマナー
ビジネスシーンにおける挨拶メールや返信には、きちんとしたマナーがあります。マナーを守って失礼のないメールを書かないと、相手からの評価が下がってしまいますし、会社同士の取引に影響が出る恐れもあります。
ここでは、挨拶メールや返信をする際の注意点を紹介します。
件名で送信者・用件を簡明に伝える
初回公開日:2022年08月04日
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