「お願いできますでしょうか」は正しい敬語?メールでの言い換え例は
更新日:2024年11月21日
目次
- 「お願いできますでしょうか」は正しい表現か?
- 「お願いできますでしょうか」と「お願いできませんでしょうか」の違い
- 「お願いできますか」や「お願いしてもよろしいでしょうか」のビジネスでの使い方
- 「お願いできますか」や「お願いしてもよろしいでしょうか」のビジネスでの使い方の例文
- 「お願いできますでしょうか」のメール・電話での言い換え・類語
- 「お願いできますでしょうか」の言い換え・類語【対同僚】
- 「お願いできますでしょうか」の言い換え・類語【対上司】
- 「お願いできますでしょうか」の言い換え・類語【対社外・目上の人】
- メールで依頼事をする場合の注意点
- 「お願いできますか」や「お願いしてもよろしいでしょうか」の英語表現例
- 「お願いできますでしょうか」が間違いである理由や正しい表現を覚えておこう
ビジネスシーンの場合は、相手に対して控えめな言い方で依頼を伝える形として「I wonder if you could~」があります。丁寧な言い方になるため、礼儀正しい印象を与えやすいでしょう。
- I wonder if you could help me with my work. (私の仕事を手伝ってもらえないだろうか)
- I wonder if you could help me. (私を助けていただけないでしょうか)
- I was wondering if you could a product quote. (商品のお見積もりをいただけないでしょうか)
日常的でも丁寧な「Could you please ~」
ビジネスシーンではなく、プライベートでも「お願いできますか」や「お願いしてもよろしいでしょうか」という表現を使うことがあります。
その場合は、相手を配慮しながら能力や物理的に可能か質問する「Could you please ~」の表現がおすすめです。日常的な言い方でも丁寧なニュアンスを込められます。
- Could you please change the delivery date? (お届け日をずらしていただけないでしょうか)
- Could you mind opening the conference room for me? (会議室を開けていただけませんか)
「お願いできますでしょうか」が間違いである理由や正しい表現を覚えておこう
「お願いできますでしょうか」は二重敬語になっているため、文法的には間違った言い方です。この機会に、「お願いできますでしょうか」が間違いである理由や正しい表現を覚えておきましょう。
現在、「お願いできますでしょうか」という言葉は、多くの人に使われていることもあり許容されている面もあります。
しかし、二重敬語は間違った日本語であり、失礼だと受け取られる可能性もあります。相手に良い印象を与えるためにも「お願いしたく存じます」「お願い申し上げます」など、正しい言い方ができるようにしておきましょう。
初回公開日:2017年06月29日
記載されている内容は2022年12月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。