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【業界研究】レジャー・エンタメ業界の現状・動向・課題について

「レジャー業界」と「エンタメ業界」は多くの企業が参入しているため、はっきりとした境界線はなく、その構造も複合的なものとなっています。

レジャー施設、ゲーム、音楽を比べると、音楽の市場規模が際立って小さいことがわかります。そして、レジャー施設の平均勤続年数が17.6年と長く、ゲームの平均勤続年数8.0年の2倍以上もある点が目を引きます。

仕事内容

レジャー業界であれエンタメ業界であれ、その仕事内容は施設や会社によって大きく変わり、さまざまな職種がありますが、どのような職種にしても、本質的にはサービス業であることに変わりはありません。

レジャー施設では単に客の前に立つというだけではなく、さまざまなスタッフと力を合わせながら、施設全体を運営していくという意識が必要になります。

業界シェア上位3位

1位:SIE:1兆5519億円
2位:任天堂:5044億円
3位:オリエンタルランド:4662億円

平均年収上位3位

1位:スクウェア・エニックス:1374万円
2位:バンダイナムコ:938万円
3位:SIE:859万円

業界の動向

レジャー業界

2017年4月、名古屋にレゴランド・ジャパンがオープンします。

誰もが一度は遊んだことがあり、世界中で愛され続けているおもちゃ「レゴ」をテーマにした日本初上陸の屋外型キッズテーマパークとなります。レゴランドは7つのエリアで構成され、様々なレゴの体験や、40を超えるアトラクション、ショーを楽しむことができるようになるとのことです。

エンタメ業界

PlayStation4が国内販売台数200万台を突破し、依然として好調を維持しています。ゲームソフト『ドラゴンクエスト』の最新タイトルもPlayStation4での発売が決定しており、ゲームユーザーの期待が高まっています。

一方で、Wii Uの苦戦は続いています。『Splatoon』や『マリオカート8』といったゲームソフトはヒットしたものの、Wii Uの新たな普及促進をもたらすまでには至っていません。

2015年に国内380万ダウンロードを達成した『パズル&ドラゴンズ』や『モンスターストライク』、『LINE:ディズニー ツムツム』などは依然としてが高く、上位を維持しています。

2015年にAWA、Line Music、Apple Music、Google Play Music、Amazon Prime Musicと大手企業が提供する定額聴き放題サービスが複数開始されました。ガラケーと呼ばれる携帯電話向けの着メロ、着うた配信の激減により2009年から減少を続けていた音楽配信市場に明るい兆しとなるか注目を集めています。

市場動向

レジャー業界

レジャー施設は、東京ディズニーリゾートとユニバーサル・スタジオ・ジャパンを中心に、市場全体が右肩上がりの成長をしています。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは2015年に来場者数が過去最高の1390万人を達成し、東京ディズニーシーの1360万人を抜き、世界4位になったと発表しました。

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