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【業界研究】印刷業界の現状・動向・課題について

この世の中にあふれる、書籍、雑誌、新聞の折り込み広告、チラシ、製品パッケージといった色とりどりの印刷物を生み出しているのが印刷業界です。1990年代のバブル景気の崩壊とともに市場規模が縮小していることから不況業種であるととらえられていますが、だからと言って魅力がない業種ではありません。

大手2社のような大胆な戦略のとれない中小印刷会社の場合、やはり印刷が基本になります。顧客から預かった原稿を印刷機でいかに早く、大量に印刷するかは、今でも印刷業界の最大の使命でもあるからです。

しかし、デジタル化がさらに進むなかで、従来通りのやり方をしていては早急にうまくいかなくなる恐れもあります。

ですので、ただ早く、大量に印刷するのではなく、企画、印刷、加工、そして効果測定に至るまですべてを受注する「ワンス有数・サービス」の実行が提唱されています。顧客にとっては利便性と満足度の向上、印刷会社にとっては高付加価値化と差別化を目的とした業界施策です。

どの顧客も、広告宣伝、販売促進、売上増大の実現を模索しています。中小印刷会社が「情報ソフト産業」としての機能を拡大させ、顧客のあらゆるニーズに対応していくことができれば、出版不況のこの時代であっても十分に生き残っていくことが可能になるはずです。

業界研究本

日本経済新聞社の記者が徹底取材をして、日本の180業界の最新動向や課題、将来の見通しを解説しています。企業間の相関図、企業・製品のシェア、業界のトレンドを示す表やグラフがビジュアライズされており、業界のことが一目でわかるようになっています。業界研究をするにはまず目を通しておきたい1冊です。

国内の全上場企業の業績予想を中心に、所在地から財務情報まで、会社のことを知るのに欠かせない情報をまとめたハンドブックです。就職活動における業界研究から、株式投資といったビジネスユースに至るまで幅広く使えるのがの理由です。

印刷業界について書いてある業界研究本は多数出ていますが、この本のいいところは2014年発行と比較的新しいところです。

本書では、凸版印刷、大日本印刷、共同印刷、日本写真印刷、図書印刷、廣済堂、共立印刷、竹田印刷、光村印刷、三浦印刷、トッパン・フォームズ、プロネクサスといった大手及び準大手企業が紹介されており、リーマンショックと東日本大震災以降の各社の動向がわかるようになっています。

業界研究をすれば、就活の戦い方がわかる

いかがでしたでしょうか。

この記事だけでも、業界の展望や各企業の力関係など、様々な発見があったかと思います。業界研究をせずに企業だけを調べても、業界全体の流れがわからず、狭い視野での企業研究になってしまいます。

自分の志望する業界は、かなりの時間を割いてでも研究するべきでしょう。

しかし、会社説明会・Webテスト・ESなど、就活生は時間がないことでよく知られています。就活サイトにいくつも登録し、別々のアプリで管理している方がほとんどでしょう。別々の就活サイトで説明会が被ってしまったり、説明会の予定を忘れてしまったり、という悩みもよく耳にします。

そんな、「時間がなく、スケジュール管理に苦労している」就活生にしたいのがイッカツというサービス。

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ぜひあなたも「イッカツ」で、就活を賢く、効率よく、進めましょう。

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