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就活で気を付けたい「感銘を受ける」の使い方・志望動機の例文

更新日:2024年08月14日

「感銘を受ける」という言葉を聞いたことがありますか。この「感銘を受ける」という表現は、就職試験における面接や履歴書などに多用される言葉です。ここでは、「感銘を受ける」の意味や使い方、使用上の注意点などをみていきます。また、感銘を受けた○○の例文をご紹介します。

では、「感銘を受ける」の正しい使い方についてみていきます。基本的に「感銘を受ける」という言葉は、ポジティブな使い方をし、何か心が動くほどに素晴らしいものに出会ったときや、感動したときなどに使われます。
(例文)
1.「先輩の○○の言葉に感銘を受けました。」
2.「○○社の理念に深く感銘を受けました。」

「感銘に見舞われる」は悲しい気持ちを表す

「感銘を受ける」は深く感動することを意味しますが、「感銘に見舞われる」という表現にすると、悲しい感情を表現する言葉になります。「見舞われる」という表現が、「望んでいないことや、好ましくないことに遭遇する」という意味を持ち、「悲しい感銘に見舞われる」という表現で「感動的ではあるが、深く悲しいことに遭遇する」という意味になります。ただし、この表現はあまり使われるものではないため、頭の片隅にとどめておけば良いでしょう。

「感銘を受ける」の類語

「感銘を受ける」という言葉には、いくつか類語表現があります。ここでは、「感銘を受ける」の類語をご紹介します。

「感銘を受ける」の類語;「感慨深い」

 「感銘を受ける」の類語に、「感慨深い」という言葉があります。「感慨深い」とは「かんがいぶかい」と読み、「感慨」とは「深く心で感じ、しみじみとした気持ちになること、またその気持ち」という意味で、ここに「深い」という言葉がつくことで、「心に非常に深く感じること」を意味します。そのため、「忘れられないほどに深く感動し、心に刻み付ける」という意味の「感銘を受ける」の類語であるといえます。

「感銘を受ける」の類語;「感無量」

「感銘を受ける」の類語として、「感無量」という言葉もあります。「感無量」とは、「感慨無量」の略語表現で、一般的には略語表現である「感無量」が使われることが多いです。「感無量」とは、「かんむりょう」と読み、「感慨が計りしれないほどに大きいこと、またそのさま。」という意味です。

「感銘を受ける」の類語;「琴線に触れる」

「感銘を受ける」の類語に「琴線に触れる」という言葉があります。「琴線に触れる」というと、怒りを買ってしまうことを意味すると考える人が多いです。しかし、「琴線に触れる」とは、本来であれば「心の奥深くにあるものごとに感動し、共鳴しやすい感情を琴の糸に例えて言った言葉」ですので、「深く感動する」ことが本来の意味です。そのため、「琴線に触れる」も「感銘を受ける」の類語表現だといえます。

「感銘を受ける」の意味と使い方をおぼえましょう

いかがでしたか。就職活動において、「感銘を受ける」というフレーズはよく使われる言葉ですので、使い方や注意事項をよく確認して、面接や履歴書などにふさわしい言葉で使えるようにしましょう。

また、「感銘を受ける」は面接などでも使うフレーズですが、多用してしまうとかえって説得力がなくなってしまいます。感銘を受けるということは、ただ感動するだけでなく、人生を変えるほどの深い感動を表すということを覚えておきましょう。

感銘を受ける本は何か、とか感銘を受ける映画は何かなどの質問に対する答えには、自分が本当に感動した本や映画、言葉などを答えるようにしましょう。何も調べず言葉の意味も曖昧なものを答えると、いろいろ突っ込まれたときにボロが出ます。そうなると、かえってあなたの信頼が揺らぎかねないですので、答えには本当に見たもの、きちんと調べたもの、きちんと答えられるものにしましょう。

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初回公開日:2018年02月14日

記載されている内容は2018年02月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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