【タイプ別】グループディスカッションの対策・コツ・進め方例
自分の陣営が不利にならないためには、相手の意見をしっかりと聞き、すぐに噛み砕いてそれに対する反論を行えるように気を張っていなければなりません。聞いているだけで何もできないといった姿勢は、面接官から良い評価を得ることはできないでしょう。
3:グループワーク型の進め方例
グループディスカションの中で一番実践的な形式がグループワーク型と呼ばれるものです。これは、チームの仲間と一緒に、示されたテーマにおける成果物を作り上げるといった進め方になります。
たとえば、「新店舗を出店することになったので、戦略を構築せよ」などといったテーマの場合は、資料なども提供され、それをもとに出店戦略を作り上げることが目的となります。
基本的な進め方は自由討論型と同じで、役割分担を決め、時間内にチームの結論をまとめるという進め方で問題ありません。
しかし、グループワークの場合特に司会進行やリーダー役の存在が重要となります。リーダーが積極的に意見をまとめ、結論となる成果物を作り上げていかなければ、時間内に提出できるレベルの結果を導き出すことができない可能性もあるからです。
グループディスカッションのコツ・対策
基本的な進め方を確認したら、次に把握しておくべき内容はそれぞれの形式における、グループディスカッションの対策です。
グループディスカッションは、結果だけではなくその過程も選考基準となるため、面接官の心象が良くなるコツを抑えて、有利に選考を突破できるように練習しておきましょう。まず、どの形式においても注意してほしい3つのポイントを説明します。
グループディスカッションは架空の会議
グループディスカッションと言うのは、企業で行われている会議やミーティングを想定している選考方法です。会社に所属すれば、業績の事や今後作っていく将来商品に対しての会議と言うものは必ず発生します。
そういった場において作業者がどのような行動とるのか、積極的に会議に参加し会社の利益となるような意見を言えるのかなどといった部分を見るのがグループディスカッションの目的です。
そのため、ただ結果にならない話し合いをずるずると続けているだけでは評価に繋がりません。グループディスカッションを行っているときは、同じチームの就活生生所属している会社の一員だと思い、テーマについて最も良い結果が発表できるよう、真剣に取り組むことを忘れないようにしましょう。
無言は絶対NG
どの形式においても最も避けたい状態は無言で座っているだけと言う状態です。どんなに優秀な人物でも、グループディスカッションの間に一言も喋らなければ企業も評価のしようがありません。
それどころか積極的に会議に参加せず、その場にいるだけの役に立たない人材と判断されてしまっても仕方がありません。日本人の気質からすると、自分の意見を強く視聴したり、議論したりすると言う行為は苦手な人が多いのも事実です。
しかし、時には意見をぶつけ合わなければ会議で意味のある結果を生み出すことはできません。例え意見を行ったときに反論されることがあっても、発言することが大切なのだと割り切って積極的にディスカッションに参加するようにしましょう。
参加者は全員チームだという気持ちを持とう
グループディスカッションは大企業ではなく同じ立場である就活生と一緒に行う先行です。そのため、就活生の中には自分以外の人間を貶めることで、自分を優位な位置に立たせようとすると行動する人が出てくることもあります。
しかし、実際に社会の一員として取得したときに、そういったクラッシャー行為を行う人物は会社の輪を見出し、業績悪化につながる危険人物認定されてしまいます。