トレーシングペーパーの使い方は?アレンジ術や代用品も紹介
更新日:2024年06月27日
まず下記アイテムを用意します。写したいデザインの上にトレーシングペーパーを敷いて、鉛筆で模写していきます。
この時、慣れていないと簡単にトレーシングペーパーがずれてしまうので、マスキングテープなどで固定すると良いでしょう。マスキングテープを使うと後から剥がしやすくおすすめです。余白の部分を剥がす時に破れても構わない場合は、ホッチキスや普通のテープなどでも代用は可能です。
転写する際に必要なもの
- トレーシングペーパー
- 鉛筆
- マスキングテープ(後から剥がしやすいです)
【用途別】のトレーシングペーパーの使い方
トレーシングペーパーは様々な場面に使用できますが、それぞれの用途で使用方法が違ったり、注意点があります。その使用方法や注意点を理解せずに使用すると、かえって使いにくかったり、転写がうまくできないことがあります。
ここではトレーシングペーパーの用途別の使用方法を紹介します。注意点もあわせて紹介しますので、是非チェックして、トレーシングペーパーを使用する時の参考にしてみて下さい。
①イラスト・漫画の転写
イラストや漫画を転写する際は、トレーシングペーパーをずれにくくする為、あらかじめマスキングテープなどで固定します。
ボールペンやサインペン等を使用すると、その後転写できなくなってしまうので、鉛筆を使い転写しましょう。イラストや漫画は細かい描写が多いので、時々トレーシングペーパーをめくって、確認しながら元絵と照らし合わせて作業を進めると良いでしょう。修正がしやすくなります。
②布に転写
布に使う場合は主に洋服などの型紙を写す時に使用する場合があります。この場合、型紙の上にトレーシングペーパーを乗せて写していきます。洋裁用のトレーシングペーパーはハトロン紙と呼ばれることもあります。
基本的には大きいデザインから写しておくと作業しやすく、型紙を写したトレーシングペーパーは布に固定し、布を裁断していきます。布を裁断する時は、少し余白をもった方が良いでしょう。
③刺繍の図案を転写
まずは刺繍の図案をトレーシングペーパーに写します。写した図案はまち針やテープなどで貼っておきましょう。転写する際は、上にセロファンなどを敷くと図案が破れずに写しやすくなります。
また、フェルトのような生地はトレーシングペーパーを貼り付けづらいため、ピーシングペーパーというアイテムもおすすめです。アイロンで温めれば生地に密着しますのでその図案どおり刺繍ができます。刺繍を施した部分以外は破って取り除けば簡単に仕上がります。
④製図の転写
トレーシングペーパーで設計製図の下書きやスケッチを行えば、何度でも修正ができます。
トレーシングペーパーはマス目が印刷されている方眼紙タイプのものがあります。図面がずれないように、そのトレーシングペーパーを使用するといっそう製図の転写がしやすいでしょう。その場合は方眼幅、方眼線の種類やペーパー自体のサイズ、方眼線の色など商品等様々な種類がありますので、使いやすいものを選ぶことをおすすめします。
トレーシングペーパーを活用したおすすめアレンジ6選
ここまではトレーシングペーパーの種類、使用方法を紹介してきました。トレーシングペーパーは非常に使用用途が広く便利なアイテムです。
しかし、トレーシングペーパーにはまだまだ使用方法があります。ここではトレーシングペーパーを使用したデコレーションのアレンジや、その素材の特性を利用した使用方法を紹介します。
本項を読めばトレーシングペーパーの活用方法を更に理解できますので、参考にして下さい。
初回公開日:2022年06月10日
記載されている内容は2022年06月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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