「執り行う」の意味と使い方・反対語・類語・敬語|葬儀/結婚式
更新日:2024年06月24日
「執り行う」の反対語は「執り行わない」です。ただ「議会を執り行いません」などの言い回しはあまりしません。「議会を中止します」など「計画をやめる、中途で止める」という意味の「中止する」が「執り行う」とは反対の意味でよく使われます。
「中止する」以外の「止める」という意味を持つ言葉を見ていきましょう。儀式や行事が予定どおりに、執り行えなくなった際に使うことができます。
取りやめる
「取り止める」とは「予定していたことをやめる、中止する」の意味です。「本日予定しておりました式典は取り止めさせていただきます」「旅行はとりやめました」などと言います。
延期する
「延期する」とは「予定していた行事の期日や期限を先にする」ことです。「雨天のため集会を延期いたします」「式典を延期します」などがあげられます。
日を改める
「日を改める」は延期同様、「予定していた行事の期日や期限の日を別の日に設定し直す」という意味です。「法要の日を改めさせていただきます」や「約束の日をあらためたいのですが」などが使われます。
お流れにする
「お流れにする」はややくだけた表現です。「予定が白紙に戻る、なくなる」を意味します。「今日の試合はお流れになりました」「残念ながら旅行の予定が流れてしまいました」などが使えます。
「執り行う」の類語について
「執り行う」に類義語はあるのでしょうか?類義語としては「開催する」「挙行する」「司る」「行う」「履行する」「執行する」「挙げる」「営む」などがあります。それぞれの意味や例文をご紹介します。
開催する
「開催する」は、集会や催し物を開き行うという意味です。「決起総会を開催いたします」「運動会を開催します」などとして使われます。
また「開催する」に関連する言葉として「主催する」「共催する」があります。「主催する」は「中心となって会合や行事などを行う」という意味で「共催する」は「二つ以上の団体が一つの催し物を行う」という意味です。
挙行する
「挙行する」とは「儀式や行事などを執り行う」という意味です。「記念式典を挙行します」などとして使われます。「執り行う」と同義語で、改まった場面に使われます。また結婚式以外の式典にはよくこの言葉が使われます。
司る
「司る」の意味は「職務として扱う担当する」例文は「政務を司る」「神事を司る」など公務や祭事を扱う 場面で多用されます。 「管理する支配する」という意味もあり「国を司る」などとしても使われます。
行う
初回公開日:2018年05月29日
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