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2018年03月05日

別府と湯布院間のおすすめ移動手段・おすすめ観光ツアー・比較

「おんせん県」とも呼ばれる、大分の2大温泉「別府」と「湯布院」は、世代を問わず人気の温泉街です。どちらも近くにあるため、どちらに行けばいいのか悩む人も多いでしょう。この記事では、別府と湯布院、両方の魅力を紹介しています。参考にしてみてください!

別府と湯布院の温泉の違い・比較

別府と湯布院間のおすすめ移動手段・おすすめ観光ツアー・比較

大阪府は「たこ焼き王国」、香川県は「うどん県」という、特産品にちなんだあだ名があるように、大分県は「おんせん県」と呼ばれるほどの、温泉の数と湧出量が日本一の県です。そしてその温泉の熱を活かした、地熱発電も日本一で、食文化や医療や美容の分野にいたるまで、温泉の恩恵に預かっています。

そんな「おんせん県」の中でも特に知名度があって、人気の温泉が「別府温泉」と「湯布院」です。

別府温泉の魅力

別府市には「別府八湯」と呼ばれる8か所の温泉があり、「泉都」と呼ばれています。別府温泉はその中心地にあり、源泉数と湧出量が日本一の温泉街です。また「繁華街」としての側面も強く、夜でもネオンが輝きます。

JR別府駅周辺にあり、アクセスも良好で、ホテルや日帰り入浴、町営の共同浴場などがあり、さまざまな施設を巡ることができます。特に「別府地獄めぐり」は、別府温泉内の源泉の景観を「血の池地獄」や「無間地獄」などの地獄に見立てて、バスでめぐる人気のツアーです。

ちなみにこの観光バスツアーは、大正6年(1917年)は、ハイヤーで行っていて、昭和3年(1928年)からバスで行いました。この時、日本初の女性バスガイドが搭乗し、現在全国各地にあるバスガイドツアー発祥の地となりました。別府地獄めぐりは、現在も昔ながらのガイドで案内されています。

別府地獄めぐりの概要

「別府地獄めぐり」でめぐる源泉は、全部で8つあります。まず「海地獄」は、南国の海のような、コバルトブルーの源泉です。1200年ほど前の噴火で誕生したと言われ、温度は98℃、深さは200メートルあると言われています。ここで茹でた「温泉卵」が有名です。

「鬼石坊主地獄」の「鬼石」は所有者の屋号で、熱泥が吹き上がる様子が、坊主頭が地面から出てくるようにみえることから名づけられました。

「かまど地獄」は、近くの竃門八幡宮から名づけられ、それぞれの地獄がダイジェストのように集まっているような雰囲気で、それぞれ「地獄の1丁目」「地獄の2丁目」と名付けられていて、「6丁目」まであります。

「鬼山地獄」ではその地熱を活かしてワニを飼育していて、別名「ワニ地獄」とも呼ばれています。「白池地獄」「血の池地獄」はそれぞれ、白・赤に染まった源泉で、「竜巻地獄」は間欠泉です。

湯布院温泉の魅力

湯布院は、大分県由布市にある温泉街で、源泉数全国2位、湧出量全国3位を誇ります。今でこそ知名度も人気も高い温泉街ですが、昔はひなびた温泉街で、歓楽街や、団体客用のホテルもありません。

しかし、逆にそういう「レトロ」な雰囲気が女性を中心に人気になり、湯布院の町の人々も、そういった雰囲気を大事にするようになりました。昭和のバブル期には、大型開発計画も立ち上がりましたが、町ぐるみで反対し、現在もレトロな温泉街の情緒が味わえます。

宿泊施設は、どれも大通りから外れたところに点在していて、1軒1軒が広い旅館になっています。温泉旅館の他、観光客も安価で入れる共同風呂もあります。

湯布院の雄大な風景と映画祭

湯布院の最大の見どころは、その雄大な風景にあります。由布岳を望む四季折々の風景の中を、レンタサイクルや人力車、スカーボロと呼ばれる、イギリス風のレトロな乗合タクシーや、馬車での観光が楽しめます。

また夏になると、毎年「湯布院映画祭」が行われます。昭和51年(1976年)から始まり、現在、日本で一番古い映画祭となっています。出演者特集や、監督・脚本特集の他、1つの撮影所にしぼった撮影所特集や、音響スタッフなど、変わったテーマで集めた映画を上演します。

また、「記録映画祭」や「こども映画祭」もあり、湯布院は温泉街の他にも「映画の街」という側面もあります。

別府と湯布院、どっちがいいのか迷ったら

別府と湯布院、どちらも甲乙つけがたい魅力があります。どちらにしようか迷ったら時に選び方のポイントとなる点を紹介します。

雰囲気で選ぶ

別府温泉は、JR別府駅周辺にあり、電車でも車でも行きやすいです。湯布院もJR由布院駅があり、高速道路もICがあります。また、別府も湯布院も大分空港からバスが往復しているので、遠方からの観光客も行きやすくなっています。

大きな違いといえば、町の雰囲気でしょう。別府は夜も賑やかな繁華街で、湯布院は雄大な大自然の中にあります。

別府では、日帰り温泉をいくつも巡りながら、夜遅くまで居酒屋や小料理屋で舌鼓を打つという楽しみができ、湯布院は昼間に大自然とレトロな情緒を満喫して、夜は旅館でゆったりとリラックスしたい人におススメです。

季節で選ぶ

別府と湯布院どちらかで迷ったら、観光に行く時期で選ぶ事もおススメです。湯布院は山間部にあり、夏は涼しくて過ごしやすいですが、春と秋は少し肌寒く朝晩は冷え込みます。真冬だと極寒になり、寒さに強い人なら、凛とした冷たさに包まれた湯布院で、美しく雪化粧が施された由布岳が見られるでしょう。

別府では、春になるとお祭りの季節です。3月末から4月初めにかけて行われる「別府八湯温泉まつり」は別府温泉をはじめとした、別府市内の8つ温泉街共同の大きなお祭りが行われます。

別府・湯布院温泉付近のおすすめの旅館・ホテル

観光で大事なのは宿泊するホテルや旅館です。別府と湯布院の、それぞれおススメの宿を3軒ピックアップしました。

別府温泉おススメ宿

繁華街にある別府温泉はビジネスホテルタイプから高級旅館タイプがあり、好みに合わせて様々な宿泊施設が選べます。その中でも、ちょっと静かにゆったり過ごせる宿をご紹介します。

匠晴の宿 心庵

「匠晴の宿 心庵」は、別府駅から車で5分。最寄りのバス停から徒歩3分のところにあり、海に近い場所にあります。

13室全室が離れのメゾネットタイプの宿で、和室や古民家風のモダンな部屋や、洋室などの各室に、それぞれお風呂と露天風呂がついています。個性豊かな部屋でゆったりとした時間と、上質な温泉が味わえます。

眺望の宿 しおり

「眺望の宿 しおり」は別府市内でも山に近いところにあり、名前のとおりに客室や露天風呂から見下ろす別府の町の眺望が魅力です。山側の部屋も、緑の香りと風がそよぐ優しい空間となっています。

食事は部屋でゆっくり食べる事ができ、和風庭園には足湯もあり、日々の喧騒を忘れてゆっくりとした時間が心ゆくまで過ごせます。

美湯の宿 両築別邸

「美湯の宿 両築別邸」も別府を一望できる立地にあります。貸切露天風呂や家族風呂もあり、小さな子供のいるファミリーでもゆっくりと過ごすことができます。

人気なのは会食ランチで、宿泊客だけでなく、日帰り入浴や食事のみの方にも、ランチの時間帯にリーズナブルな値段で会食料理を提供しています。

湯布院のおススメ宿

湯布院には老舗の温泉宿が多数あります。今回は古き良き温泉街の湯布院の中でも、ちょっと変わった趣向を凝らした宿を紹介します。

ゆふいん 笑ねこの宿

「笑ねこの宿」はJR由布院駅と南湯布院駅の間にある宿です。この宿の特徴は、なんと猫カフェにもなっている事です。カフェから見える由布岳の雄大な景色を眺めながら、のんびりと育った人懐こい猫たちは、抱っこもできます。

温泉はすべて貸切となっていて、2つの内湯と、1つの露天風呂があります。館内の内装はすべて猫尽くしなので、猫好きにはぜひお勧めしたい宿です。猫はどこでも自由にいるわけではなく、スペースが分かれているので猫が少し苦手な人も楽しめます。

Sense of wonder 由布岳山麓グランピングリゾート

「由布岳山麓グランピングリゾート」は、由布院駅から車で15分、由布岳の麓の塚原高原にある、アウトドアリゾートです。あらかじめキャンプ用具一式と、食事がセットになっていて、気軽にキャンプが楽しめます。

キャビンには薪ストーブもついているので、寒さの厳しい湯布院の秋冬も暖かく過ごせます。一風変わった旅をしたい人におススメの宿です。

湯布院高原 ふうきの里

「湯布院高原 ふうきの里」は由布院温泉街から車で数分にある、山間部にある静かな宿です。キャッチコピーは「五感で楽しむ、大人の隠れ家」で、大自然に囲まれた、開放的な空間で、贅沢な休日が楽しめるでしょう。

別府と湯布院のおすすめの観光コースの組み方

宿が決まったら、観光コースです。ここでは、1泊2日でも十分楽しめるコースを紹介します。

別府のおススメ1泊観光コース

まず、おススメするのは、「別府地獄めぐり」です。昔ながらのテンポの良い節をつけたガイドとともに、8つの源泉を2時間半かけて回ります。別府駅から、8時45分、11時40分、14時40分の1日3便が出ています。別府駅にはこの時間に間に合うように到着しましょう。

地獄めぐりが終わったら、宿にチェックインして部屋やラウンジなどでゆったり過ごしましょう。ここでひとっ風呂浴びるのも良いでしょう。夜になり、別府の街が輝くころ、「関汽タクシー」では「別府八湯ナイトツアー」という、別府の夜景を楽しむ観光ツアーを行っています。1時間コースと2時間コースがあるので、たっぷりと楽しんでください。

宿に戻り、夕飯や風呂を堪能した後、ぐっすり眠った後は、朝風呂、朝食を食べてチェックアウト。二日目の観光に行きましょう。おススメは「別府公園」です。別府駅から徒歩10分の大きな公園で、春は桜、秋は紅葉の名所です。

湯布院のおススメ1泊観光コース

湯布院についたら、ランチがてら湯布院駅周辺を散策しましょう。大通り沿いには和食、洋食、カフェなどのさまざまな店舗が並んでいます。またメインストリートには足湯もあるので、歩き疲れた足をリフレッシュできます。

宿には早めにチェックインして、宿でゆったりと過ごし、温泉を堪能しましょう。翌日、チェックアウトは湯布院の大自然を満喫しましょう。おススメは辻馬車で湯布院1周コースです。だいたい1時間ほどのコースで、田園風景を眺めながら平安時代に創建された由緒あるお寺や神社など、徒歩ではなかなか回らないコースに行けます。

またレンタサイクルで、「金鱗湖」や「湯布院昭和館」を周るのもおススメです。

別府と湯布院の観光ツアーのおすすめ

別府と湯布院間のおすすめ移動手段・おすすめ観光ツアー・比較

別府や湯布院を堪能するには、観光ツアーを利用するのもおススメです。だいたい2泊3日で観光名所を一通りめぐり、個人の観光ではなかなかコースに組み込めない場所にも連れて行ってくれます。

中には宿泊するホテルを自由に組み合わせられるツアーもあり、1泊目は別府、2泊目は湯布院を選ぶこともできます。

別府と湯布院間のおすすめの移動手段・アクセス

ここまで紹介して、別府と湯布院を、どうせなら両方とも訪れてみたいと考えた人もいるでしょう。別府と湯布院を繋ぐ交通手段を紹介します。

別府と湯布院をつなぐバス「ゆふりん」

「ふゆりん」は、別府駅と由布院駅を約1時間ほどで結んでいる「亀の井」の観光バスです。途中に、阿蘇の東側に位置する屈指の絶景が望める「別府ロープウェイ」や、ファミリーテーマパーク「城島高原パーク」別府八湯の1つ「鉄輪温泉」にも停車します。

別府から湯布院までは8時代から15時代、湯布院から別府までは9時代から17時代、だいたい1時間間隔で運行します。片道900円ですが、「亀の井」の路線バスが乗り放題になるパスが、1日と2日間の2種類あります。

電車で行くと遠回り?

別府と湯布院の間を、電車で行くとなると、一旦大分駅まで行って乗り換える必要があります。運賃は1000円を超え、時間も1時間25分ほど掛かります。これでは考えるまでもなくバスの方がお得だと感じるでしょう。

しかし、別府と湯布院間を乗り換えず、景色を堪能しつつラグジュアリーに移動できる手段があるとしたら、いかがでしょうか。それが特急列車「ゆふいんの森」です。クラシカルな雰囲気の内装で、連結部も眺望が良く、さらにはミシュランで1つ星を取ったレストランの駅弁も、社内で販売されています。

車で行くとどのくらい?

別府と湯布院間を車で行く場合、県道11号を通る無料コースと、大分自動車道を通る有料コースがあります。どちらも40分ほどで行けますが、由布院駅周辺は、観光客であふれていて常に混雑しているので注意が必要です。

おんせん県を満喫しよう

別府と湯布院間のおすすめ移動手段・おすすめ観光ツアー・比較

温泉大国日本が誇る「おんせん県」の2大温泉街「別府」と「湯布院」、それぞれの魅力を紹介しました。次は実際に行って満喫してみましょう。どちらも「これが日本の湯」という感動が待っていることでしょう。

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