エントリーシートの自由記述欄の書き方・例文・注意点
エントリーシートの自由記述欄の書き方
就職活動を進めていく上で、エントリーシートの自由記述欄は非常に重要な存在です。記載する内容が、企業サイドから決められていないため、テーマの設定段階から、「あなたらしさ」「あなたならではの魅力」をアピールすることが出来るからです。
テーマ設定の前の下調べが重要
このあと、自由記述欄のテーマ設定の方法についても詳しく説明しますが、テーマ設定は闇雲やあてずっぽうではいけません。あなたの良いところを、相手にしっかり理解してもらえるようなテーマが必要です。その上で、エントリーシートを提出する企業に、より適したアプローチ方法も考えなければいけません。
そのため、テーマを設定し、実際に自由記述欄を作成する前の、
ラフ案を促成する
いきなり自由記述欄を書いてしまうと、失敗してしまう可能性もあります。また、ぶっつけ本番で書いてしまったことで、アイディアがそこから進化できないというデメリットもあります。
エントリーシートの自由記述欄は、作成期間に余裕を持って取り組むようにしましょう。アイディアをたくさん出して、ラフ案を作成するようにすると、完成度が上がります。自分の中でいくつかパターンを作り、セルフコンペをしても良いかもしれません。決定稿になったら、丁寧に清書をして、エントリーシートを作り上げるようにしてください。
周囲の人に読んでもらう
客観的な視点を持つことは、就職活動をより円満にするために、とても重要なポイントです。エントリーシートについても同様で、自分で作成したものを、採用担当者の前に、別の人にチェックしてもらうと良いでしょう。
あなた自身を良く知っている人であれば、あなたの魅力をより良い形でアピールするアドバイスをもらえることがあります。学校の就職課のスタッフや、OB訪問の先輩、就職エージェントなどであれば、より就活的な視点でアドバイスをもらえることもあります。
あなたの書いた自由記述欄が、他人からどのような評価をもらえるのかを確認してみてください。
エントリーシートの自由記述欄の例文
それでは、実際にエントリーシートの自由記述欄を記載する際の、例文をチェックしてみましょう。あくまで文字情報なので、こういった内容を、更にあなたらしくアレンジして伝えることが大切です。
座右の銘
私の座右の銘は「不撓不屈」です。どんな困難に直面しても、決してめげることなく、解決策を考えて働きかける工夫をしてきました。
学生時代は、自主映画の制作サークルに入っており、主に撮影班として活動していました。限られた予算の中で、作品を作るための工夫をしてきました。天候が悪くなり、ロケのスケジュールが大幅に乱れてしまったときなどの修正を行い、くじけることなく作品を仕上げて来ました。学生映画のコンクールでは、優秀賞を勝ち取ることが出来ました。