Search

検索したいワードを入力してください

面接の「得意・苦手科目は何ですか?」という質問の回答例【例文あり】

就活の面接でよく「得意・苦手科目は何ですか?」という質問をされることがあります。どのように得意・苦手科目を答えればいいのかわからないという方も多いでしょう。そこで、この記事では就活の面接で得意・苦手科目を聞かれた時の答え方や例文を紹介しています。

  1. 得意科目は企業と関連性のあるもの、苦手科目はデメリットにならない科目を選ぶ
  2. 企業が採用するメリットが伝わるように話す
  3. 苦手科目はどのように向きあおうとしてきたかを話す
  4. 結論を端的に述べた後で、エピソードを話すようにする
  5. 教科そのものは詳しく説明する必要はない

得意科目を答えるときには、企業と関連性が高い科目で自分の強みがアピールできるようなエピソードを話すようにしましょう。

苦手科目に関しては、デメリットにならない科目を選びましょう。苦手科目は「苦手」で終わるものでなく、向き合う努力をしたエピソードがあると良いです。

話す流れは、結論→根拠となるエピソード→アピールポイントを意識しましょう。

面接で得意科目を聞かれたときの回答・エピソード例

それでは、以下に就活の面接で得意科目を聞かれた時の回答例を載せます。これはあくまで一例として載せていますので、過度に抽象化している、または人によっては当てはまらない箇所がある場合があります。

下記はあくまで参考とするにとどめ、自分らしい回答を考えることに意味がありますのでご注意ください。

面接で得意科目を聞かれたときの回答・エピソード例1:数学が得意科目の場合

私の得意科目は数学です。私の父は学生時代に数学を選考していて、社会に出てからも数学を学ぶことで身につけた論理的思考がとても役に立ったと常々私に言い聞かせてくれ、とてもよく教えてくれました。

私は一家の父としても、ビジネスマンとしても父のことを尊敬しております。そんな環境の中で育った私は、自然と数学が得意になりました。御社に入社してからは、尊敬する父の背中を追いかけることも意識して、数学を学ぶことで培った論理的思考を業務で活かしていきたいと考えています。

面接で得意科目を聞かれたときの回答・エピソード例2:英語が得意科目の場合

私の得意科目は英語です。私は幼い頃から海外の国々の文化に興味を持っており、高校生の時に2ヶ月ほどの短い留学をしました。この留学で、私はさらに諸外国の文化に惹かれるとともに、自分の英語力の低さを自覚しました。私は帰国してからそれまでよりも一層英語学習に励むようになり、大学2年生の時には1年間の長期留学を行いました。この二度目の留学では今までの学習の成果もあって前回と比べてより有意義な時間が過ごせました。

また、一年間の間にさらなる英語力の成長もありました。御社では海外出身の社員が在籍していることはもちろん、日本語の得意でないお客様とお話する機会も多いと伺っております。私が高校生の時から集中的に学んできた英語力で、御社の目指すグローバルな会社になることへの貢献ができると考えています。

面接で苦手科目を聞かれたときの回答・エピソード例

では次に、面接の場で「苦手な科目は何ですか?」と聞かれた場合はどのように回答すればよいでしょうか?

苦手科目に関しては、苦手だと感じる理由や苦手なものに対してどのように向き合ってきたかというところを含めて話すのが理想です。
下記に2つの回答・エピソード例を載せていますので、答え方など参考にしてみてください。

面接で苦手科目を聞かれたときの回答・エピソード例1:英語が苦手科目の場合

私の苦手科目は英語です。

英語の語順は結論が先に来るものです。後続の修飾語句がなくとも、相手の言いたいこと、結論を知ることができます。しかし、日本人の文化に根付いているオブラートなものの言いようや、相手に対する配慮や遠慮、思いやりが伝わりにくい語順であるとも言えます。特に、先に結論がきてしまうので、途中で相手の会話を断ち切ることが容易です。

以上のことから、私は英語に対して非常に「せっかちである」という印象を抱いています。今のグローバル化が重要視される時代、英語が一緒に重要視されていることは理解していますが、こんな時代だからこそ、日本人が日本人らしさを失わないことも大事だと思っています。従って、私は英語のような話し方は好みません。

面接で苦手科目を聞かれたときの回答・エピソード例2:数学が苦手科目の場合

私の苦手科目は数学です。

大学の授業では数式の意味を理解することに時間を要し、授業内に出題される練習問題を解ききれないことがありました。慣れるまでは最初に公式をノートやプリントの端に書いてみて、そこに問題内の数字をそのまま当てはめて丁寧に解くようにしました。また、公式の意味が理解できないときや応用の仕方が分からないという場合は、数学が得意な友人に聞くなどしていました。

最終的に大学のテストで高い点数を取ることはできなかったものの、平均点より少し高い程度の点数を取ることができました。
大きな成果ではありませんでしたが、平均点以上の点数を取れたのはこうした努力の結果であったと思っています。

次のページ:就活の面接で得意・苦手科目を聞かれたときの答え方

Latests