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「従事する」の意味や使い方とは?|類語や英語表現もあわせて紹介

更新日:2024年09月23日

ビジネスで使用される「従事する」という言葉。面接での受け答えや履歴書・職務経歴書など様々なシーンで使用されます。この記事では、「従事する」の意味や使い方、同義語や言い換え表現などを紹介していきます。ご興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

「従事する」の謙譲表現について解説します。謙譲語とは、話し手がへりくだった表現することにより相対的に話相手に対して敬意を表すものです。

謙譲語を使うことは、相手に敬意を表して失礼のない会話するために、ビジネスシーンにおいて欠かすことのできない言葉の選び方と言えます。しっかりと「従事する」の謙譲語について確認をして、ビジネスを円滑に進められるように備えましょう。

従事しております

「従事しております」は「従事している」の謙譲表現です。「おります」は「いる」の謙譲語「おる」に、丁寧語の「ます」がついたものです。

「私は学校事務に従事しております」といったように、自分が現在も行っている仕事や業務について丁寧に表すときに使います。

従事いたしております

「従事いたしております」も、「従事している」の謙譲表現です。「いたしております」は「する」の謙譲語「いたす」と、「いる」の謙譲語「おる」と丁寧語の「ます」から構成されています。

従事させていただきます

「従事させていただきます」は「従事させてもらう」の謙譲表現です。

「させていただく」は、相手側の許可を受けて何かを行い、そのことで自分が恩恵を受ける場合やその気持ちがある場合に使われます。

例えば、自分の雇用主に対して「本日より業務に従事させていただきます。」と挨拶する、といったように使用できる表現です。

従事させていただきました

「従事させていただきました」は「従事させてもらった」の謙譲表現で、「いただきました」は「させていただきます」の過去形です。つまり、「従事させていただきました」は「従事させていただきます」の過去形ですね。

「従事させていただきました」は、もう終わった過去の業務や仕事について業務に携わりました、という旨を表現するときに使われます。

従事しておりました

「従事しておりました」は「従事していました」の謙譲表現です。「おりました」は、「いる」の謙譲語「おる」と丁寧語の「ます」から構成され、「おります」の過去形として使われます。

つまり、「従事しておりました」も、既に終わった過去の業務について携わっていましたという旨を表す表現です。

例えば、「私は2年前まで、AIの研究に従事しておりました。」のように、過去に従事していた仕事について表すときに使います。

「従事する」の尊敬表現

続いて、「従事する」の尊敬表現もご紹介します。

尊敬表現は目上の方に対して敬う気持ちを表す表現です。謙譲表現と同様に、相手に対して敬意を表し、失礼のないコミュニケーションをとるためには欠かせない表現と言えます。

「従事する」の尊敬表現もしっかりと確認をして、ビジネスに滞りなく取り組めるように備えましょう。

従事なさっています

「従事なさっています」は「従事している」の尊敬表現です。「〇〇さんはサービス業に従事なさっています。」のように、相手や目上の方が業務や仕事に取り組む様子をあらわす表現です。

従事されています

「従事されています」も「従事する」の尊敬表現で、「する」の尊敬語「される」と丁寧語の「ます」から構成される言葉です。こちらも、相手や目上の方が業務や仕事に取り組むさまを表しています。

従事していらっしゃいます

「従事していらっしゃいます」も「従事している」の尊敬表現です。「いらっしゃいます」は、補助動詞「~ている」の尊敬語「~いらっしゃる」に、丁寧語「ます」から成り立ちます。

こちらも、「〇〇さんはメンテナンス業務に従事していらっしゃいます。」のように、相手や目上の方が業務や仕事に取り組む様子を表しています。

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初回公開日:2018年05月25日

記載されている内容は2018年05月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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