払込取扱票の書き方の書き方|危険物/ゆうちょ銀行/郵便局
更新日:2020年10月02日
払込取扱票とは
払込取扱票という言葉を知っているという人は郵便局に関わっている人以外では少ないでしょう。しかし、払込取扱票自体は多くの人が使ったことのある、ありふれたものです。
一般的に、払込取扱票は「振込用紙」と呼ばれることの多い用紙です。通販の代金や、資格試験などの代金の振込みなど、お金を何処かに送る必要がある場合に、使ったことのある人は多いでしょう。
ネットショッピングの発達で利用頻度が高まっている
ネットショッピングの普及により、日本の物流がパンク寸前だというニュースをご存知の人は多いでしょう。物流がパンク寸前になるほどにネットショッピングはありふれた買い物の方法になりました。
ネットショッピングではさまざまな決済方法が選択可能ですが、さまざまな理由で郵便払込を選択する人は多く、払込取扱票の利用頻度は高まっています。
払込取扱票があるとATMで振り込める
もちろん窓口で送金することもできますが、ATMが払込取扱票に対応している場合、ATMから振込みを行うことができます。
郵便局のATMでの振り込みは手数料が安いため、対応ATMが設置しているのであればATMを利用したほうがお得です。
ATMには、窓口営業時間外にも振込みが行える利便性もあります。ただし、営業時間外に払い込んだ場合は、預かり扱いになり翌営業日に払込まれることがあるので注意しましょう。
払込取扱票には書き方がある
払込取扱票には書き方があります。窓口で処理する場合は、書き方に不備があれば窓口の担当者が指摘してくれます。
しかし、ATMでは機械的に処理されるので注意しなければ、関係の無い宛先に払い込んだり、払い込み相手が誰から振り込まれたのか分からなくなってしまう可能性があります。
払込取扱票の書き方に不備があれば、二重請求や、振込みが遅れたことによるトラブルの可能性があるので、書き方には注意しましょう。
多くの場合最低限の必要事項が書かれている
払込取扱票は、払い込む相手から送られてくる場合が多く、必要最低限の書き込みが終わった状態になっていることが多いです。
しかし、ここで油断してそのまま振り込んでしまうと、誰から払い込まれたお金なのか分からなくなってしまいます。そのため、最低限の必要事項が書かれている場合でも、正しい書き方で払い込む人の情報を書き込みましょう。
払込取扱票の各項目の説明
トラブル防止のため、ATMで払い込みを行う場合は特に書き方に注意をする必要があります。しかし、払込取扱票には多くのの記入欄があります。
そこで、払込取扱票の書き方を説明する前に、それぞれの記入欄について役割などをご紹介します。
払込取扱票と振替払込請求書兼受領証
払込取扱票は、にはミシン目でつながっている振り替え払込請求書兼受領証が着いています。機械で処理するのミシン目は切り離さないようにしましょう。
また、振替払込請求書兼受領書には一部払込取扱票と同じ項目があるので、忘れないで同じように記入する必要があります。
左上の数字は払込書ID番号
払込取扱票の左上には「00」や「02」などの数字が書かれた入力欄があります。これは払込書ID番号と呼ばれるもので、払込取扱票の簡単な分類を表します。
一般的に見かけることの多い「00」は一般口座の手数料を払込人が負担する払込取扱票で、「02」は受取人が手数料を負担する払込取扱票です。
通常は印字してあるため、書き方を気にする必要はありませが、その他のIDもご紹介します。
口座種別 | 手数料負担 | 金額の桁数が8桁 | 金額の桁数が9桁 |
---|---|---|---|
一般 | 払込人 | 00 | 10 |
一般 | 受取人 | 02 | 12 |
公庫 | 払込人 | 05 | 15 |
公庫 | 受取人 | 04 | 14 |
公益 | 受取人 | 06 | 16 |
災害や福祉 | 免除 | 99 | - |
初回公開日:2018年10月23日
記載されている内容は2018年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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