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キンモクセイの剪定方法と時期・育て方・料金

初回公開日:2018年03月11日

更新日:2020年08月20日

記載されている内容は2018年03月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

秋にいい香りをさせるキンモクセイを綺麗に育てるためには、剪定は切っても切り離せないくらい大切なことになります。ですが、この剪定には決まりごとがあり、それを守らないキンモクセイの開花にも、影響があります。そんな重要事項を紹介しているので見てみてください。

キンモクセイとは

キンモクセイは、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹になり、原産地は中国になります。そんなキンモクセイは、秋ごろにオレンジ色の小さな花を咲かせます。そんなキンモクセイの花の香りは強く、そのいい匂いはキンモクセイの特徴になります。

そんなキンモクセイの葉は、楕円形で先端が少し尖っており、厚みがあります。また樹皮は、白っぽい灰褐色で黒っぽい斑点や、筋が入ているなどの特徴があるのでわかりやすいです。そんなキンモクセイの果実を、日本で見ることは難しいです。理由は、雄株のみが植えられていたり、雄株が雌しべを持っていても不完全で機能していないからです。

キンモクセイの開花期間は、1週間ほどと短いです。キンモクセイは、地植えもできますが、鉢植えで育てることもできます。鉢植えだと移動できるので、好きな場所で香りを楽しむことができます。またキンモクセイは、観賞用だけではなく食用としても育てられています。

キンモクセイの名前の由来

キンモクセイの名前の由来は、樹皮が動物のサイ(犀)の皮膚に似ており、キンモクセイの花が金色に近いので「金木犀(きんもくせい)」の名前になったと言われています。

そんなキンモクセイの学名は、「オスマンツス・フラグランス・オウランティアクス」になります。この属名であるオスマンツスは、ギリシア語でオスメ香りの意味であるオスメと花のアンサスからきており、この2語を合せて「香りのする花」のという意味になります。

キンモクセイの原産国である中国での呼び名前は、「丹桂」になります。まず、花の色である「丹=オレンジ色」と、中国では、キンモクセイは月の世界から伝わってきた仙木だと言われており、「月=桂」になり「桂」は中国ではモクセイ類のことになるので、合わさって「丹桂」の名前になります。

キンモクセイの育て方

キンモクセイの剪定方法と時期・育て方・料金
※画像はイメージです

キンモクセイの育て方に必要な、「栽培環境」・「水やり」・「肥料」・「植え替え」・「増やし方」を詳しく紹介していきます。

キンモクセイの栽培環境

キンモクセイを育てるポイントで、最も大切な「栽培環境」を紹介します。植物を育てるのに日光・水・養分は大切な要素になりますが、キンモクセイを育てるには、3つの種類とも必要です。そんなキンモクセイは暖地を好み、その反面寒さには少し弱いので、地植えをする場合は霜が降りてしまう場所に植えると、生育不良の原因になるので避けましょう。

またキンモクセイは、やや湿り気がある肥えた土を好みます。キンモクセイは耐陰性が少しはありますが、日当たりのよい場所で育つほどに花のつきがよくなります。また、廃棄ガスなどで大気汚染がすすむ場所では、花のつきが悪くなります。そんなときは、流水で葉を洗うのも有効です。

キンモクセイは、酸性の土を好みます。そのため赤玉土・腐葉土を堆肥に加えた土にするか、花の培養土で代用できます。もし土がアルカリ性場合は、若干のピートモスを混ぜ込んで酸性の土になるように促しましょう。

水やり

キンモクセイは、水はけのよい土を好みます。特に夏場は、水切れをおこしやすくなるので、注意が必要です。また土が乾燥してしまうと、キンモクセイの生育や花つきに悪影響がでてしまいます。

キンモクセイの水の与え方は、キンモクセイが地植えか、鉢植えで育ててるかによって変わってきます。地植えをしている場合には、キンモクセイの根が土に根づくまでは、乾燥させないように水を与える必要がありますが、根付いてしまえば水やりをする必要はほとんどありません。

反対に、キンモクセイを鉢植えしている場合には、土の表面が乾いたときに、たっぷりの水を与える必要があります。特に夏は乾燥しやすくなるので、水切れをおこさないように気をつける必要があります。ですが、夏に比べると冬は水のあげすぎに注意する必要があります。そのため、水やりを控えましょう。

肥料のあげ方

キンモクセイの肥料は、2月下旬~3月にかけて「寒肥」として肥料を与えましょう。そのとき与える肥料は、有機質肥料を中心に与えましょう。

与える肥料は、骨粉・鶏糞・草木灰などの「リン酸」と「カリウム」の多く含まれた肥料のものを与えます。窒素が多い肥料を与えすぎてしまうと、枝葉の成育はよくなりますが、その分花のつきが悪くなってしまいます。また、栄養が豊富になりすぎると、枝などの伸びが早くなってしまうので、キンモクセイの成長状況を見ながら与えましょう。

肥料の量は、キンモクセイの生育環境によって違い、鉢植えと地植えでは、鉢植えの方が肥料の量が多く必要になり、2月の寒肥とは別に、5月と開花前である8月~9月上旬に、「リン酸」の多い化成肥料を与える必要があります。このときの与える肥料の量が足りないと、花の付きが悪くなってしまいます。そのため、量の調節が難しい液体肥料は避けましょう。

害虫と病気

キンモクセイには、キンモクセイが罹りやすい病気や、付きやすい害虫がいます。そんなキンモクセイの病害虫について詳しく紹介します。

キンモクセイがなりやすい病気は、「褐斑病・炭そ病・先葉枯病」になります。

・褐斑病:葉の周囲に褐色の病斑ができます。病斑ができたあとに、白く変色し枯れます。
・先葉枯病:葉の先端が黄色っぽくなり、そのあとに、灰白色に変色します。
・炭そ病:葉の縁に、褐色の円い病斑ができて枯れてしまいます。

キンモクセイには、「カイガラムシ類(ヒイラギハマキワタムシ、ウメシロカイガラムシ、トビイロマルカイガラムシ)・ミカンハダニ」などの害虫が好んでついてしまいます。

強い花木であるキンモクセイに、害虫が付くのは稀ですが、風通しが悪いと「カイガラムシ類・ミカンハダニ」の両方の害虫が発生しやすくなります。害虫を見つけた場合は、すぐに薬剤を散布して駆虫する必要があります。

植え替え

キンモクセイは、植え替えは必要なのでしょうか。キンモクセイの根は、植え替えをすることによって傷つきやすいため、地植えの場合は必要ありません。ですが、鉢植えで育てている場合は、植え替えする必要があります。

鉢植えのキンモクセイを植え替えする理由は、キンモクセイの根が成長し、鉢の中で詰まることで、枯れてしまう可能性があります。水はけの状態などを考慮しながら2~3年に1度は、植え替えをおこないましょう。キンモクセイを植え替えする時期は、3~4月ごろになります。植え替えのときは、現在使っている鉢よりも一回り大きい鉢に植え替えをしましょう。

植え替えの方法は、まず鉢からキンモクセイを取り出します。キンモクセイの根の周りに付いている土を軽く落としながら、根をチェックします。そのとき、根が黒くなっていたら切り取りましょう。現在使っている鉢よりも1回り大きな鉢に、鉢底石と土を入れて植え直しましょう。

ふやし方

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