Search

検索したいワードを入力してください

ピアノのペダルの記号・踏み方と使い方・タイミング|左

更新日:2020年08月20日

ピアノには3本のペダルがあります。それぞれに役割は違います。また真ん中のペダルは、グランドピアノとアップライトピアノでは役割が違います。どんな役割があるのかを知り、どうやってペダルを踏むのかという方法を知ることで、美しい響きを出すことができます。

ピアノのペダルの記号について

ピアノとは、上の画像のような鍵盤楽器です。鍵盤は、白鍵と黒鍵が並んでおり、88鍵あります。(ベーゼンドルファーというメーカーの「インペリアル・モデル」は「97鍵)あります。)

そして、中央下部には足で踏む「ペダル」が3本付いています。(モデルによって、ペダルは2本のもの、4本あるものもあります。)まず楽譜に書かれている「ペダルに関する記号」についてお話しします。

右側のペダルのための記号とは

ピアノの「右側のペダルを踏む」という記号は、2種類あります。

1、「Ped.」を、筆記体で書いています。これは「Pedal(ペダル)」の略です。
2、「└──」このような記号も「右側のペダルを踏む」指示の記号です。

左側のペダルのための記号とは

ピアノの「左側のペダルを踏む」という記号は、「una corda(ウナ・コルダ)」もしくはこれを略して「u.c.」です。これに対して、「左側のペダルを上げる」記号は「tre corda(トレ・コルダ)」もしくは略して「t.c.」です。

ウナコルダの意味

「ウナ・コルダ」とは、「1本弦」という意味です。グランドピアノの場合は、左のペダルを踏むと、鍵盤が右横にずれます。ピアノの発音の仕組みは、鍵盤を打鍵するとピアノの内部にあるハンマーが弦に当たって音が鳴るようになっています。

ピアノの鍵盤と内部のハンマーは連動していますので、鍵盤が横にずれた状態で(左のペダルを踏んだ状態で)打鍵すると、ハンマーが当たる弦は「1本」になります。(ピアノの弦は、1つの鍵盤に対して高音域と中音域では3本、低音域では1〜2本張られています。)

ピアノの左側のペダル「ウナ・コルダ」を踏むことにより、当たる弦が少なくなるため音がソフトになります。

ピアノのペダルの踏み方

ピアノのペダルはどうやって踏んだらいいのでしょうか。ではピアノの「ペダルの踏み方」について、お話ししていきましょう。

右のペダルについて

ピアノの右のペダルは、右足で踏みます。右足の「かかと」は床につけたままで、足の先「足球(母子球)」の半分くらいをピアノの足元にあるペダルに乗せます。

「かかと」から「てこ」のようにペダルを踏みます。ピアノのペダルを踏む時、足がペダルに付いていないと、足がペダルに当たる音が鳴ってしまいます。ピアノのペダルを使うときは、ペダルから足が離れないようにしましょう。

真ん中のペダルについて

ピアノの真ん中のペダルは、グランドピアノとアップライトピアノでは役割が違います。グランドピアノで真ん中のペダルを踏む場合は、右足でも左足でも構いません。その時、使っていない方の足を使います。

グランドピアノの真ん中のペダルは、「1音だけ長く伸ばしたい時」に使います。アップライトピアノの真ん中のペダルは、弱音にするためのペダルです。このペダルは押さえておく必要はありません。アップライトピアノの真ん中のペダルを踏み込むと、「かっくん」と左下にはめ込んで止めておけます。

左のペダルについて

ピアノの左のペダルは、左足で踏みます。左のペダルの踏み方は、右のペダルの踏み方と同じで、かかとは床につけたまま、足の先をペダルに乗せて踏み込むとペダルが効きます。

ピアノのペダルの使い方

ピアノのペダルを使う意味は、より美しく音を響かせることにあります。しかし、ペダルを正しく使えないと、逆に濁った響きを出したりペダルを踏むときに雑音を出したりして、奏でる音楽を邪魔してしまいます。

そこで、ピアノのペダルを使うために気をつけたいポイントを3つお話しします。

1、ペダルに足を乗せておく

3本あるピアノのペダルのうち、使う頻度が多いのは右側のペダルです。ペダルを使う曲に向き合う場合は、右足は常にペダルに乗せておくようにしましょう。いざペダルが必要なところにきた時、とっさに足をペダルに持っていくのは簡単ではありません。緊張しやすい本番では特に難しくなります。

左のペダルもよく使う曲の場合は、左足もペダルに乗せておくと良いです。ペダルに足を乗せる時は、必ず「かかと」は床につけ、足の先がペダルに乗っている状態にしましょう。

2、踏みっぱなしにしない

ピアノのペダルは、耳が慣れるまでは、ペダルを綺麗に踏めているのか、踏み替えが良いタイミングでできているのか、その響きの具合を正しく判断することは簡単ではありません。ピアノの場合は、右手も左手も常に何かの打鍵をしていますから、頭の中は「次に弾く音」のことでいっぱいになっています。

「次に弾く音」のことで、頭の中がいっぱいになっていると、「ペダルの踏み替え」にまで意識がいきません。指を動かして打鍵することでいっぱいで、響きを聴くことにまで意識がいきません。だからこそ注意したいのが、「ペダルを踏みっぱなしにしない」ことです。音が濁っているかも?と思ったら、ペダルを踏みっぱなしにしていないか、チェックしてみましょう。

初回公開日:2018年02月13日

記載されている内容は2018年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Latests