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香典の郵送の仕方とマナー|郵送につける手紙の書き方と文例

更新日:2020年08月20日

この記事は、何らかの事情があって葬儀に参列でず、香典のお供えも遺族の方にお悔やみの言葉も掛けることができなかった人に、その思いを香典とお悔やみの手紙に託して郵送という形で伝える際の郵送の仕方と守るべきマナーに関する記事です。

香典の郵送の仕方とマナー

香典とは?

香典は元々「香奠」と書かれ霊前に捧げられる香の意味でしたが、香や花を供える代わりに金銭を包むようになったもので、香を使わない神式やキリスト教式の場合にも広く香典という言葉が使われています。

また、香典には喪家の葬式費用を少しでも軽くしてあげたいという相互扶助の意味合いや、故人に対する惜別や感謝の気持ち、遺族と悲しみを分かち合うという一つの意思表示でもあります。

香典の郵送はどうすればいいの?

香典は通常、通夜または告別式に持っていきますが、何らかの事情があって参列できない場合には、とりあえず弔電を打ってから郵送という形で送ります。香典を郵送することは失礼になるのではないかとお思いの方もいると思いますが、失礼にはなりません。むしろ、遺族の方は気遣ってもらえたことに感謝して下さることでしょう。

郵送する場合は、持参するときと同様に表書きした現金を入れた香典袋(不祝儀袋ともいいます)にお悔やみの手紙を添えて現金書留で送ります。現金書留に直接現金を入れないように注意しましょう。

現金書留は郵便局の窓口で郵送の手続きを行います。郵送する金額と重量によって郵送料が変わるからです。ポストに投函しないように気を付けましょう。

香典の金額はどの位?

香典の金額は、故人との関係の深さ、故人との親しさの度合い、故人や供える側の社会的地位などを考え合わせて決めます。また、故人が一家の主人とか主婦の場合には少し多めにしますが、老人や子供の場合にはそれよりも少なめで良いとされています。一般的には、5,000円~50,000円の範囲で、偶数金額を避けた額とされています。

香典袋に入れるお札は、新札ではなく折り目のあるお札を入れます。新札を入れたり、シワだらけのお札を入れるのは失礼にあたりますので気を付けましょう。

香典袋の表書きはどのように書けばいいの?

香典袋の表書きの上書きは、故人が信仰する宗教によって異なります。

【仏式の場合】
・御霊前
・御香料
・御香典
・御香奠
・御香華料
などがあります。「御仏前」は成仏した仏に供える意味で、一周忌から後で使うのが適当です。

【神式の場合】
・御霊前
・御玉串料
・御榊料
・御神饌料
・御神前
・御供物料
などがあります。

【キリスト教式の場合】
・御霊前
・御花料
・御花輪料
・弥撒料
などがあります。

「御霊前」と書けばどの宗教の相手にも通用します。上書きの下にお供えする人の姓名を書きますが、整理するときのことも配慮して姓だけでなく名前も書きます。姓名は、水引の下の中央または中央より少し左寄りに書きます。名刺を貼り付けたりする人もいますが、これは略式ですので好ましくありません。

香典は、遺族の方の整理やお返しの煩わしさを考慮してなるべく共同では包まないようにしますが、職場のグループで少しずつ出し合って出す場合には、「営業課一同」、「サッカー部一同」というように表書きします。

二、三人程度の連名であれば、一番目上の人の姓名を中央に書き、以下はその左に書いていきます。表書きの文字は、毛筆で薄墨で書くのが正式とされていますが、筆ペンやサインペンでも差し支えありません。

香典袋の住所等は書かなくてもいいの?

市販されている香典袋には、上包みの裏側と中袋にそれぞれ住所・氏名・金額を書くようになっています。くどいように感じますが、それぞれに書いた方が整理する人にとっては好都合です。住所は会社や団体名義で包む場合には会社等の住所を書きます。仕事の付き合いでも個人として包むのであれば自宅の住所を書きます。

郵送につける手紙の書き方と文例

手紙の用紙は何を使てもいいの?

郵送につけるお悔やみの手紙の用紙は、白い便箋が無難です。重ね重ねという意味にならないように便箋は一枚だけを使用します。

手紙の書き方に決まりはあるの?

郵送につけるお悔やみの手紙の内容は、「お悔やみの言葉」から始め、「遺族を慰める言葉」「参列できないこと」「結び」と続けて書くのが一般的ですが、故人とは親しくしていたが遺族とは面識がない場合には、自分が誰で、故人とどのような関係なのかを書いておけば受け取った遺族の方が「誰だろう」と悩むことがないので必ず書いておきましょう。

また、死や繰り返しを連想させる「続く」などの忌み言葉は使わないようにしましょう。「続く」以外の忌み言葉を紹介します。
・迷う
・死
・死亡
・生存
・浮かばれない
・重なる
・重ね重ね
・たびたび
・しばしば
・再三
・再度
・返す返す

手紙の文例

郵送につけるお悔やみの手紙の文例を紹介します。紹介する文例は、妻を亡くした知人の男性に宛てた男性からの手紙です。
 
このたび奥様がご急逝されたとの悲報に接し、言葉を失いました。お会いしたときのにこやかで快活な姿しか記憶になく、信じられない思いです。

貴兄のご落胆は察するに余りありますが、小さなお子さんを残して亡くなられた奥様のご無念を思えば、どうか気力を振り絞って、体をこわすことのないようご自愛ください。もし、我々で力になれるようなことがあれば何なりと言いつけてください。

不本意ながら葬儀には参列できませんでしたが、後日あらためてご焼香に伺います。奥様のご冥福をお祈りする気持ちを同封いたしました。ご霊前にお供えくださるようお願いいたします。

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初回公開日:2017年07月24日

記載されている内容は2017年07月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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