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葬儀の受付|手順とマナー/受け答え例/ふさわしい服装

更新日:2020年08月20日

葬儀の受付は弔問者を最初に出迎える場所であり、気を使うことも多い役割です。受付を頼まれても、困惑してしまう人も多いのではないでしょうか。今回は葬儀の受付の手順やマナー、受付にふさわしい服装等ご紹介します。急に受付を頼まれても対応できるよう、ぜひご覧ください。

葬儀の受付の手順とマナー

人にとって、慶弔事は避けられないものの1つです。けれども日常の中で頻繁にあるわけではないので、葬儀に参列した際にどのように受付を済ませればいいか、戸惑う人も多いでしょう。

またあなた自身が、葬儀で受付を任されることもあります。葬儀の受付は、喪主と同じ側として立ち振る舞うことが求められます。受付であるあなた自身の態度に失礼があると、喪主の世間的な評価に傷がつくことになります。

葬儀の受付を任された時に困らないよう、葬儀の受付手順を、ここで一緒に確認してみましょう。

香典を受け取る

葬儀の参列者が、受付に香典を渡します。この際参列者は、受付側から名前が読みやすくなるように香典を持ち、両手で香典を渡してきます。受付も頂戴した香典を、両手で受け取るようにしましょう。

参列者は香典を渡してくる際に、「この度はご愁傷様でした」など、言葉をかけてくることがあります。受付であるあなたは、「恐縮です」「お預かりします」など短い言葉で控えめに返すようにしましょう。

会社葬など葬儀の規模が大きいものになると、香典を渡す列だけで、もかなりの長さになることがあります。必要の無い話などは避けるようにし、香典を渡したら速やかに次の手順に移るようにしましょう。

会計

葬儀の受付係は参列者の香典を頂戴した後、会計用のトレーに香典を一時的に取り置いたり、決められた保管場所に移します。けれども大事なお金ですから、ある程度香典が集まったところで、鍵のついた金庫などに移した方が良いでしょう。金庫などに移すのは、葬儀の参列者の足並みが途絶えた瞬間を利用します。

また参列者によっては、会社の代表として葬儀に参列している場合があります。会社によっては取引先の葬儀の香典料を、会社経費から出しているところもあります。経費であることを証明するには領収証が必要で、葬儀の受付担当は参列者から、領収証の発行を求められることがあります。領収証発行の準備をしておきましょう。

芳名帳を書いて貰う

香典を受け取った後、通夜・葬儀の参列者に、名前や住所などを記載してもらいます。葬儀中はバタバタして、喪主は参列者皆に挨拶をして回るのは難しくなります。芳名帳は、誰が来てくれたのか把握するためにあります。

芳名帳は通夜と葬儀で別々に用意し、通夜・葬儀両方とも参列した場合には、両方とも名前を書いて貰います。通夜に香典を出し葬儀は参列だけの場合、一般的には参列者の側から、通夜の際に香典を出した旨申し出があります。受付担当は芳名帳を受け取った後、そのことも記載します。

最近は芳名カードとして、カード状の芳名帳が増えました。芳名カードには持参された名刺を挟めるタイプもあります。事前に把握しておきましょう。

記帳(香典帳)の記載

通夜・葬儀の参列者の中には、「葬儀には来られなかったけれども」と、他人から託された香典を、一緒に受付で出す人もいます。また、電報や花などが届けられることもあります。

受付担当は、参列者が預かってきた香典や電報、花を受け取る際に、芳名帳とは別の香典帳に住所や名前などを記載して貰います。これは喪主が、葬儀参列者以外でも香典を出してくれた人に、葬儀後に返礼品を送るために使う資料となります。

葬儀の中で司会者が、届いた電報を読み上げることが多々あります。届いた電報や花はリストアップし、葬儀中の司会者が読み上げられるよう、葬儀前に司会者に渡しておく必要があります。

返礼品の引換カードを渡す

規模が小さい葬儀では、芳名帳を記載した後にすぐに返礼品を受け取ることもありますが、規模が大きな葬儀で同じことをすると、受付が混雑してしまう事態になります。そのため規模が大きな葬式では、返礼品の引換カードを受付で芳名帳を書いてくれた人に、手渡すパターンが多く見られます。

返礼品は、葬儀や参列者自身のお焼香が終わった後に受付まで取りに来てもらうよう、合わせて伝えるようにします。参列者が、葬儀に出席できなかった人の香典を預かって来た場合には、その香典を出してくれた人の分も一緒に、返礼品のカードを渡すようにします。

葬儀の受付の受け答え例

葬儀の受付は、弔問に訪れた参列者をもてなす喪主側の一員です。そのため受け答えも、場に合った対応をすることが求められます。葬儀の受付として、どのように参列者に挨拶すれば良いのでしょうか。また言葉の使用として、どのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。

挨拶

葬儀に参列者が訪れた際、受付はまず参列者をねぎらう言葉かけをするのが、望ましいでしょう。具体的には「本日はお忙しい中お出で頂きまして、ありがとうございます」であったり、「雨で足元がお悪い中お出でくださいまして、ありがとうございます。」といった言葉かけになります。

受付は控えめな声のトーンで話すようにし、笑顔で話すことはNGです。香典を受け取る際には「恐縮です」であったり、黙礼に留めるようにします。

また故人や喪主の意志として、香典を辞退する場合もあります。その場合受付は、「大変申し訳ありませんが故人のたっての希望で、香典は辞退させて頂いています。お納め頂けないでしょうか」と、丁重に対応します。

言葉

葬儀では「たびたび」「また」「重ね重ね」「四」「九」という言葉は、控えるのが一般的です。受付も、これらの言葉は口にしないよう気をつける必要があります。

また、芳名帳に記載して貰う場合や会場を案内する場合にも、「恐れ入りますが、名前と住所をご記載頂けないでしょうか」「どうぞ突き当りまで右手にお進みくださいませ」など、丁寧な言葉遣いで話すように気をつけます。普段言い慣れない人は、受付に入る前に自分で何度か練習すると良いでしょう。

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初回公開日:2017年10月21日

記載されている内容は2017年10月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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