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49日の法要の香典袋の書き方・金額・種類|表書き/薄墨

初回公開日:2017年12月23日

更新日:2017年12月23日

記載されている内容は2017年12月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

通夜と葬儀の後、初七日法要があり、次に49日法要と慌ただしく用意しなくてはいけない大切なものの一つに香典袋があります。49日法要にはまた葬儀とは異なった香典袋の決まりがあります。ここでは49日の香典袋の書き方や、金額、種類についてのマナーのご紹介をします。

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49日法要の香典袋の書き方とは?

49日とは?

仏式では亡くなってから49日間を「中陰」と言います。亡くなって7日ごとに閻魔大王の裁きが行われ、極楽浄土への判決が下されるとされています。遺族はこの7日ごとの裁きに合わせて法要を行い、故人が成仏できるように祈ります。

そして、七七日(49日目)は「満中陰」と言い、この日が忌明けとなります。そのため、49日では特に手厚く法要をするとされています。49日法要では僧侶による読経、焼香の後、会食が行われることが多いです。この食事を御斎(おとき)と呼び、僧侶や参列者へのお礼としてふるまわれ、故人を偲ぶ会として行われます。

地方によっては、五七日(35日)が忌明けのところもあります。また、49日法要に合わせて納骨や法要の前に開眼供養(仏壇開き)などもされることが多いとされています。49日法要は、参列者の都合に配慮して土曜か日曜日にされることが一般的です。

法要に行けないときの香典

49日法要の案内状を受け取ると、故人の冥福のためにもなるべく都合をつけて参列するようにしましょう。どうしても都合がつかない時は、お詫びの挨拶文を添え香典袋を現金書留で送るか、お供え物を贈るようにします。

この場合、普通の封筒に現金を入れたり挨拶状を省くは非常識ですので、きちんと香典袋に入れるなどしましょう。現金書留は郵便局の窓口から送ることができます。加えて、時期を外さないように送ることも大切です。丁寧な包みの体裁を心掛けるようにしましょう。

香典袋の表書き

表書きとは、香典袋に贈る趣旨と贈り主の名前を書くことです。毛筆を使うのが正式(筆や筆ペンなど)で、文字の大きさや字配りを考えて丁寧に書きましょう。水引を挟んで上段中央に表書きを、下段中央に表書きよりやや小さく会葬者の氏名を書きます。

仏式では、49日以降からは「御仏前」「御佛前」「御供物料」となります。御霊前は、通夜や葬儀、初七日に使用されます。香典袋の下段には会葬者の氏名を書きます。また、夫婦の場合は夫の氏名だけでよいですが、故人との関係が深かったのであれば、連名で書きましょう。下段中央に夫の氏名を書き、その左に妻の名前だけを書きます。

神式では、49日ではなく亡くなって50日目に五十日祭があります(忌明け)。表書きは「御玉串料」や「御神前料」などと書きます。キリスト教では49日はありません。亡くなってから一か月目に追悼ミサや昇天記念日があります。表書きは「お花料」などです。

中袋の書き方

香典袋の中袋や中包みには、金額や住所、氏名を書くようにします。金額を表中央に、住所や氏名を裏に書くことがありますが、香典袋の時は裏面に金額も書くことが望ましいという説もあります。

金額は漢数字で、一は壱、二は弐、三は参、五は伍、万は萬などを用います。縦書きで「金壱萬圓也」などと書きます。アラビア数字(横書き)でもよいとされ、「金10,000円也」などと書きます。また、香典袋では四や九は死や苦しみを連想させるので使用しないようにします。

49日の香典袋の金額相場は?

金額相場

49日に持参する香典袋の金額は、故人との関係(お付き合い)や年齢によって違います。また地域によっても多少差があります。一般的に、49日法要は、通夜や葬儀の時より高くなることはないとされています。

49日や一周忌などは特に手厚く法要を行うため、引き出物や御斎などがあり、参列者はその分を負担する気持ちを香典袋に出すようにするとされています。その際、1,2,3,5,10などの数字が好まれ、4や9は避けるようにします。金額の相場はこちらです。

血縁関係がある場合
・一人10,000~50,000円
・夫婦20,000または30,000円~

血縁関係なしの場合 
・一人5,000~30,000円

49日法要が自宅であるのかホテルなどであるのか、会食や引出物があるかなどを考慮してこの間で用意するとよいでしょう。また、家族で行く場合は会食代をプラスして決めるとよいでしょう。

新札は使えるか?

香典袋の書き方に気を使っても、なかなか紙幣のほうにまで注意が行き届かないこともあります。結婚式などのお祝い事には、銀行などに両替してもらい新札を入れるのが常識です。ところが、香典袋の場合は、新札を入れてはいけないとされています。それは、まるで死を予期して準備していたようであるからという説があります。

しかし、皺の寄った古いものや、汚れていたり破れているものは非常識にあたりますので、香典袋であってもできるだけ新しい紙幣を用意し、これを一度折ってから再び整え中袋に納めるようにしましょう。

お金の入れ方と向き

香典袋のお金の入れ方には地域によって違ったり諸説があり、どれが正しいかとは言えません。これは、香典袋を用意する自分たちの心遣いであるので、失礼にない範囲で用意されるとよいでしょう。例として、お札の肖像の部分が、中袋の裏面の下部分に来るのがよいという説などがあります。気を付けなければいけないのは、お金を数枚入れるときは、必ず揃えてから入れるということです。

49日の香典袋の色は?

水引

香典袋の水引は、二色の場合、向かって右側に濃色、左側に薄色がくるようにします。水引の本数は、慶事には奇数、弔事には偶数とするのが本来の形でありますが、現在は慶事弔事に関係なく五本を一本とします。

49日の香典袋では、水引は結び切りか鮑結び(あわびむすび)を用います。一度結んだら解けないことから、繰り返すことを嫌って、これきりにしたいという願いが込められています。鮑結びには、末永いおつきあいという意味もあるとされています。

49日法要の仏式では、香典袋は黒白、双銀の水引のものを用いるようにします。黒白は三万円くらいまでで、双銀はさらに金額が多くなる時に使用します。しかし、京都では、葬儀からずっと黄白の水引のものを使います。

他関西や北陸地域では、葬儀が黒白で初七日法要以降は黄白になります。現代はお骨上げの時に初七日法要をするので、お骨上げが終わるとそこから黄白を使います。地域によっても多少差があるので、49日の香典袋をその地域の親戚の方などに聞いて確認することをお勧めします。

神式では、双銀の水引を用います。キリスト教式では、白い封筒、十字架や白い花の柄が付いた袋を用います。蓮の絵が付いた袋は、仏式専用ですので間違えのないようにしましょう。

薄墨か濃墨か?

49日の法要では、香典袋の表書きを薄墨にするか濃墨にするかで迷っていらっしゃる方も多いことでしょう。一般的に49日法要では、「御仏前」となっているので黒墨を使用するとされています。

薄墨は、突然の悲報に涙で墨が薄まるという意味が込められているとされています。49日法要はもう予定されていることなので、香典袋に使用しないとされています。しかし、地域によっては薄墨の場合もあるので、確認を取ることができる場合はしておいたほうが安心です。

中袋の包み方

香典袋の中袋を外包みで包みます。中袋にお金を入れたら開いた外包みの中央に中袋の裏面が見えるように置きます。包みを左、右の順に閉じて、最後に上側が覆い被さるようにして水引を通して整えたら完了です。49日法要の当日は香典袋は必ず袱紗(ふくさ)に包んで持参するようにしましょう。袱紗が無い時は、大きめのハンカチで包むとよいでしょう。

また、ポケットタイプの袱紗は便利です。色は黒や白、暗めの色を使用しましょう。明るい色は避けるようにしてください。供え物や香典は、勝手に仏壇などにお供えせず、必ず施主に渡すようにしましょう。渡す際には、「心ばかりですが、お供えください。」と一言添えるようにしましょう。

袱紗の包み方

香典袋を袱紗に包むときには、慶事の時と反対になるので注意が必要です。まず、袱紗の真ん中より少し右側に香典袋を置き、右側を先に折ります。続いて、下、上の順に折り左側を重ねてはみ出した部分を裏に折り込みます。最後に爪をとめて完成です。

台付き袱紗は、香典袋が安定するので使いやすいです。また、藍や紫色の袱紗は慶事弔事兼用でき、大変便利です。ポケットタイプの袱紗は出し入れがスムーズなので最近では好まれています。やはり、これも慶事と弔事で違いがあり、慶事は右開き、弔事は左開きです。

49日の香典袋の種類

曹洞宗の場合

宗教宗派によって法要のマナーは異なります。相手に不快な思いをさせたり、自分も恥をかいたりすることがないように、きちんと確認しておくことが大切です。

曹洞宗は仏教の宗派の一つであります。曹洞宗といった禅宗では、「浄土」という考えがありません。49日が経過したことにより、霊が仏になるとは説かず、仏道修行に励むと説かれています。したがって、香典袋の表書きは、亡くなってからずっと「御仏前」となります。

また、浄土真宗は亡くなった方は49日を待たないで極楽浄土へ往生すると説かれているので霊という考えはなく、香典袋で「御霊前」を用いずにずっと「御仏前」とします。

真言宗の場合

49日法要において、真言宗は一般的な仏教のマナーに従ってよいとされています。真言宗だからと言って特に意識しなければいけないことはありません。香典袋の表書きは、亡くなって49日前までは「御霊前」で、49日法要からは「御仏前」となります。

日本の美しい伝統の香典袋に気持ちを込めて!

日本には、香典袋の文化があります。お金を入れる袋や表書きなどがあり、お金をあからさまに見せない慣習があります。また、香典袋にかける白黒などの水引も、日本独特の美学にもとづいた伝統文化とされています。受け取る側にとって、贈る側の細やかな心遣いが感じられる香典袋は、金額以上に何とも有難いものではないでしょうか。

今回は49日の法要の香典袋の書き方や金額、種類についてご紹介しました。いかがでしたか。わかっているようで意外と決まりごともあり、戸惑うこともあるでしょう。しかし、事前に確認しておけば、安心して法要に向かうことができるのではないでしょうか。香典袋は贈る人の気持ちそのものであるとすれば、一人の大人として恥をかかないように、しっかりとマナーを守って故人を偲びましょう。

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