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地蔵盆のお供え方法・地蔵盆をする地域・地蔵盆はいつなのか

更新日:2020年08月20日

地蔵盆という言葉は、全国的にはあまり耳にしません。しかし、古来から近畿地方では盛んに行なわれてきました。地蔵盆は子供にとって楽しい行事です。今回は、地蔵盆とはどのような行事なのか、由来も含め、地域ごとの地蔵盆について詳しくご紹介します。

地蔵盆とはどんな行事

地蔵盆と言っても、全国的には地蔵盆の名前すら知らない人は多くいます。地蔵盆の意味など、どのような由来があるのでしょうか。

地蔵盆は地蔵菩薩の縁日の事を言いますが、寺院で祀られている地蔵菩薩のお祭りではありません。道祖神信仰が基となっており、街角や道の端などに祀られているお地蔵様の縁日です。

子供達の、健やかな成長を願って行なわれています。地蔵盆は、子供達が主役で行なわれる、楽しい行事です。

数珠回し

地蔵盆では、当日の朝、僧侶の読経と共に数珠を回す数珠回しを行なう地域があり、地域の子供達が長さが2~3mもある数珠を回します。通常は子供が行ないますが、大人も昔を懐かしんで一緒に数珠を回す事もあります。

地蔵盆の由来

地蔵盆の由来はいくつかあり、どの説が本当の由来かはわかっていません。また、地域ごとにそれぞれ由来があります。

一般的には、先に亡くなった子供が親を慕い、賽の河原で石を積んでいる光景を地蔵菩薩が哀れと考え、救った事が由来と言われています。それが地蔵菩薩が、子供の守ってくれる仏さまと言われるようになった由縁です。

地蔵盆と閻魔大王

地蔵菩薩には別の名前があります。地蔵菩薩とはかけ離れたイメージですが、閻魔大王と言われています。地蔵菩薩の化身とされているのが閻魔大王です。

地蔵盆の由来の一つとされているのが、閻魔大王と小野篁(おののたかむら)との逸話です。閻魔大王の話は京都で今でも残っていますが、他の県ではまた違う逸話があったりします。

地蔵盆のお供え方法

地蔵盆でよく見かけるのがほうずきで、お盆の灯と同じ意味があると言われています。地蔵盆は子供達のためのお祭りです。お供え物もありますが、夜店なども出て賑やかに行なわれます。

地蔵盆のお供えは、現在ではくだものやお菓子ですが、昔はあんこが入っていないお饅頭をお供えしていました。お供えは毎日子供達へ、お下がりや御接待として配ります。夜にはまたイベントが行なわれ、夜店や線香花火などがあり、子供たちにとっては楽しい時間です。

昔は、家の二階からひもをたらし、その中から一本を引く、大がかりな福引きも行なわれていました。福引きを行なう家は毎年決められ、福引きの家と呼ばれていました。

お菓子

地蔵盆は子供が主役の行事です。お接待でお菓子を配るところは、どこかハロウィンにも似ています。それは、お地蔵さまの供養物をいただく事で、子供達がお地蔵さまに守られると言う意味もあります。

地蔵盆には欠かせないお供えものですが、お菓子は地蔵盆セットとして、スーパーで袋入りで売られているので、清潔で配りやすいです。地蔵盆が近づくと、小分けの袋に入れられたお菓子が箱で販売されています。

御接待として配られるお菓子は駄菓子が多く、うまか棒やラムネ、ベビースターラーメンなどがです。ちなみに、お饅頭セットも一緒に売られていて、駄菓子とともに子供達にお接待しています。

地蔵盆をする地域

地蔵盆は近畿地方で盛んですが、地域によっては、地蔵盆のやり方が違ったり、昔のやり方と違っているところもあります。また、近畿地方より東の地域でも、長野県の善光寺や、長崎県の対馬、子安地蔵をお祀りしている関東地方のお寺では地蔵盆が行われています。

関東では子安講という集まりが毎月行なわれていますが、お菓子を食べるのは親の方で子供は参加しません。しかし地蔵盆と同じで、子供の健やかな成長を願う集まりに変わりはありません。

京都

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初回公開日:2018年05月10日

記載されている内容は2018年05月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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