Search

検索したいワードを入力してください

入国審査官になるには|採用情報/倍率/年収/仕事内容/英語力

更新日:2020年10月02日

入国審査官という職業に興味のある人たちに向けて、採用方法、給与、手当ての額、仕事の内容、昇進、昇給、求められるスキルなどを詳細に、且つ、わかりやすく説明、解説してみました。特殊な職業とも言えるのですが、時代の流れで重要性が増していることも説明しました。

入国審査官になるには

採用

入国審査官になるためには、まず国家公務員一般職、または総合職の採用試験を受験してその試験に合格しなければいけません。学歴によって受験できる試験が異なってきますので事前に確認しておくことが大事になってきます。試験に合格したら地方入国管理局の面接に臨み、採用されて法務事務官となれます。その後は数年間の業務経験を経て、ようやく入国審査官として働くことができるのです。なお、法務省所属の国家公務員ですので、全国転勤の可能性があります。

採用倍率

平成26年度、国家公務員一般職採用試験行政区分(大卒程度)・・・合格率14%
一般職(高卒程度)・・・合格率13%、一般職(社会人試験)・・・合格率0.3%

上記のようになっています。また、入国管理局、地方入国管理官署への採用人数は下記の通りです。

平成24年度
《本省 入国管理局 総合(大卒、院卒)》
・法律:法律4(2)
《地方入国管理官署》
・一般(大卒程度):146(44)
・一般(高卒者) :29(18)

平成25年度
《本省 入国管理局 総合(大卒、院卒)》
・行政:1(0)
・法律:法律3(2)
《地方入国管理官署》
・一般(大卒程度):97(24)
・一般(高卒者) :37(21)

平成26年度
《本省 入国管理局 総合(大卒、院卒)》
・行政:3(2)
・法律:法律3(1)
《地方入国管理官署》
・一般(大卒程度):70(27)
・一般(高卒者) :16(11)
※カッコの中の数字は合格者に占める女性の人数です。

増加する入国審査官の採用人数

国家公務員の人数を削減していこうというのが大きな流れですが、入国審査官に限ってみれば大幅な増員が計画されています。

入国審査官の人数は2014年4月時点で約2200人とです。2020年に開催が予定されている東京オリンピックなど、外国人観光客の出入国数は今後増加の一途をたどることが予想されています。そのような事を見据えて、法務省では入国審査官の数を2015年から5年間で約1000人の大幅増員することが計画されているのです。

入国審査官の増員は出入国の数が多い七つの空港(新千歳・成田・羽田・中部・関西)を重点的に予定されているのです。水際で国の治安を守って観光立国として国の体制を向上させるために入国審査官に求められる職責は増大の一途をたどっています。

入国審査官の年収・給料

入国審査官の給与

入国審査官とは法務省入国管理局に所属する国家公務員です。給与には行政職棒給表が適用されて支払われます。また、昇進や勤続年数に応じて給与の額は定められています。

入国審査官の初任給は

入国審査官になるためには、国家公務員採用試験を受験して合格することが必要です。試験に合格して採用されてからの3~8年(高卒か大卒かによって異なる)の間は「法務事務官」として勤務することとなります。このような事から、初任給は法務事務官としての定められている額を適用します。給与額に追加して地域手当なども支払われるため、勤務地域によって給与額が違ってきます。

例を挙げると、東京都特別区で勤務する場合の初任給の額は書きのようになっています。(平成24年度7月1日時点)

・一般職(大卒程度) 203196円
・一般職(高卒程度) 165318円

入国審査官の各種手当て

入国審査官は給与とは別に、各種手当て(扶養・住居・通勤・超過勤務手当てなど)、年に約3.9か月分のボーナス(期末・勤務手当て)の支給があります。

支給例
・扶養手当 配偶者月額 13000円等
・住居手当 月額最高  27000円
・通勤手当 月額最高  55000円

入国審査官の昇給

入国審査官になれば、勤務成績など本人の努力次第で、上級入国審査官、統括審査官、係長などの幹部職へと出世、昇進することが可能になります。年齢や昇進に伴い昇給もあります。一般職(大学卒業程度)の試験区で入国審査官に採用された場合、月額給与の目安とされている金額は下記の通りです。

・28~31歳  257830円
・36~39歳  334607円
・44~47歳  440622円
・52~55歳  498047円

入国審査官の仕事内容

入国審査官の業務は主に3つに分類できます。

1 出入国審査

外国人が日本へ入国する時には他国への入国と同様、ビザやパスポートが必要です。海外旅行の経験がある人なら出入国の時、審査ブースを通ってチェックを受けた経験を思い出す方も多いことでしょう。入国審査官がそれらの出入国審査を行います。

出入国審査においてはビザやパスポートをチェックして目的は何か、滞在はいつまでか、などを確認して問題が無ければ入国を許可、何か問題がある場合は拒否します。入国審査官は海外旅行に出かける日本人の出国、帰国も確認、審査を行います。

2 違反審査

外国人が日本に入国した後に、その入国が不法だった場合や、許可された滞在期間を超過して不法滞在していることなどが発覚すれば、入国警備官などがその身柄を拘束します。

入国審査官は外国人の引渡しを入国警備官より受けて、それら違反の事実を確認します。違反が認められた場合、日本からの強制退去などの処置などを審査します。

3 在留資格審査

日本に滞在している外国人の中で、入国時に定められた在留期間の延長を希望する場合や活動の目的を変更しての在留を希望するケースなどがあります。在留資格審査では入国審査官は、それら在留期間延長や在留目的変更の申請に対して、日本の社会に利益があるのか、また、安全性が確保されるかどうか、入国管理法と照らし合わせながら審査を行います。

※在留審査業務許可件数の割合
平成24年度における在留審査業務での許可件数の割合を調べると、「再入国」で27%、「在留期間更新」で40.8%、「在留資格変更」12.4%、「資格外活動」14.7%となっております。

初回公開日:2017年08月08日

記載されている内容は2017年08月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Latests