【飲み会】挨拶の順番・乾杯挨拶の仕方・上手な締めの挨拶
更新日:2020年08月20日
【飲み会】挨拶の順番・乾杯の挨拶の仕方・上手な締めの挨拶について
飲み会の挨拶役は、これから始まる会を盛り上げる大切な存在です。飲み会の趣旨はさまざまですから、挨拶の内容も細かいアレンジが必要です。「あの人に頼んでよかった」と思われる挨拶ができるよう、まずは基本をおさえましょう!
飲み会の挨拶の順番や流れは?
飲み会が始まるときは、「乾杯!」という前に1分程度の軽い挨拶を述べるのが一般的です。会場の一体感を高めて、食事や歓談に移りやすい雰囲気を作りたいですね。
飲み会がスムーズに始まるよう、まずは挨拶の順番から押さえましょう。
挨拶は誰から?
基本的に立場が上の人からです。幹事など、司会役から「では、ここで○○さんにご挨拶を」と指名される流れが一般的です。
挨拶の基本的な流れ
司会者の紹介を受けた後の、挨拶の流れをご紹介いたします。
・まずは立ち上がって一礼
紹介を受けたら、まずは立ち上がって司会者と出席者全員に向けて一礼します。
・出席者の前に出る
出席者に前に出て、あればマイクを受け取ります。飲み会の会場の規模によってはその場で立ったまま挨拶に移ることもありますので、このあたりはケースバイケースです。
・自己紹介
一礼して、簡単に自己紹介しましょう。「ただいまご紹介にあずかりました~」と切り出すのが一般的です。
・挨拶
肝心な部分です。1分程度の短いスピーチになることが多いです。飲み会の趣旨によって内容は変わってきます。具体例は後述します。
・乾杯の発声
挨拶役が乾杯の音頭を取る流れになります。出席者全員にグラスがいきわたっているか確認し、「乾杯!」のひと言を。
ちなみに弔辞の場合、「献杯」という言い方になります。
・一礼
乾杯が済んだら、「ご唱和ありがとうございました」などと述べ、出席者と主催者に一礼して席に戻ります。
飲み会の挨拶の依頼をする・される
挨拶の流れをつかんだら、次は挨拶の依頼についてみていきましょう。飲み会で挨拶をするときは、事前に依頼しておくことが多いです。お願いする側、される側に分けてポイントをおさえておきましょう。
依頼する場合
挨拶をお願いしたい人がいるときは、飲み会のおよその内容が決まったところで依頼しておきましょう。挨拶を依頼する相手は上役に当たる場合が多いですので、相手の都合を優先して、丁寧に依頼しましょう。
依頼相手が挨拶の内容を考えやすいように、会の目的、人数と顔ぶれ、持ち時間など、具体的に伝えておくと良いでしょう。
依頼された場合
挨拶を依頼されるのは光栄なことです。主催者の期待に添えるよう、依頼を受けたらまずは以下のことを確認しておきましょう。
・どんな会なのか
プロジェクトの打ち上げや送別会など、会の種類によってふさわしい挨拶は変わってきます。なんのための飲み会なのか、主催者に確認しておきましょう。
・顔ぶれと人数
誰が出席するかも把握しておきたいですね。同じくらいの立場の人も挨拶するなら、挨拶の内容が被らないように何パターンか考えておきたいところです。参加者は少なければカジュアルに、多いほどフォーマルな雰囲気の会になります。人数もおおよそで聞いておけると、会の雰囲気がイメージしやすくなります。
・挨拶の持ち時間
挨拶はグラスを持ちながら聞くことが多いですから、あまり長くなると出席者が疲れてしまいます。1分程度に収められるように準備しましょう。
主賓として招待された披露宴などではさらに長いスピーチを期待される場合もあります。相手の期待を外さないよう、「○分くらいでいいですよね」と確認しておきましょう。
乾杯の挨拶の組み立て方は?
次は、乾杯の挨拶の中身についてみていきましょう。1分程度の挨拶といっても、慣れないと長く感じるかもしれません。飲み会の挨拶は基本的な構成に沿って作るとスムーズです。まずはどんな飲み会にも共通する、挨拶の基本的なつくりをおさえましょう。
挨拶は大きく分けて、導入部にあたるイントロ、中身のメイン、乾杯につながる締めからできています。
イントロ
「ただいまご紹介を賜りました、○○の○○でございます。この度はお招きいただき光栄に存じます」といった自己紹介と、招待へのお礼から始めます。お祝いの席なら祝福の言葉も添えましょう。
イントロが長くなると会場の雰囲気がしらけるので、この部分は手短にいきましょう。
初回公開日:2017年08月30日
記載されている内容は2017年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。