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2017年10月13日

就活の際に聞かれる自己PRと長所の違い|使い分け/書き方と例文

長所と自己PRは、尋ねる目的の違います。長所は自己分析によるあなたの強み、自己PRはあなたが会社にどんな貢献ができるのかを見極めることが目的です。就職活動で他候補者に差をつける長所と自己PRの効果的な使い分けを説明します。

自己PRと長所は何が違うの?違いを理解して他候補者に差をつけよう!

就職活動では、エントリーシートや面接で自分の長所や自己PRを尋ねられます。本記事では、長所と自己PRの違いを理解して、就職活動で有効的に活用することを目指します。長所と自己PRを効果的に活用できれば、出身大学や専攻がどうであったかよりもずっと他の候補者と差をつけることができます。では、学んでいきましょう。

就職活動の際に聞かれる自己PRと長所の違い

自己PRと長所の違いは目的です。自己PRは採用企業への自分の売り込み、長所は自己分析による自分の強みを伝えることが目的です。自己PRの場合は視点がポイントです。自己PRでは”採用企業にとって”あなたを採用するメリットを伝えます。二つの違いについてひとつずつ説明します。

自己PRとは

自己PRとは採用企業への自分の売り込みです。企業にとって採用活動は企業の未来を担うより良い人材を仕入れる購買活動です。テレビの通販番組をイメージしてみてください。ある商品を紹介する時、それがどんな商品なのか、他の商品との違い、その商品を買うとどんないいことがあるのか、などを分かりやすく説明しています。

自己PRで取り扱う商品は自分自身です。企業があなたを採用したくなるように自分をアピールするのが自己PRです。他の候補者との違いをアピールするチャンスです。

長所とは

長所とは自己分析による自分の強みです。採用者は、長所を尋ねることで、あなたが自己分析ができているかどうかを見ています。「自己分析ができている」とは、自分の強みや弱みなどの特徴を自分で理解し、自分を最大限に有効活用できるということです。人それぞれ性格があるように企業にもそれぞれ社風があり、その時々で求める人材があります。

テレビドラマや映画、などをイメージしてみてください。登場人物にはそれぞれ役割があり、それに合った俳優が配置されます。周りをグイグイ引っ張る積極的なリーダータイプ、冷静沈着で落ちつきがある、ムードメーカー、柔軟性がある、情報収集が得意など、自分が評価する自分の強みが長所です。

自己PRと長所との違いは理解頂けましたか。自己PRは採用企業にあなたを採用したくなるようにアピールすること、ポイントはどんな貢献ができるかです。一方長所は客観的に評価した自分の強みです。あなたはどんな特性を持った人なのかを採用者に伝えて、求める人材とのミスマッチがないか、仕事上の困難を乗り越えることができる人材か、などがみられています。

自己PR・長所・短所を答えるときの使い分け

次は自己PR、長所、短所の答え方について説明します。長所と短所はあなたの特徴です。その特徴を活かしてどんな貢献ができるのかを相手に伝えることが自己PRです。ここでは短所から長所を引き出す方法、長所と短所の効果的な伝え方、長所と短所を活かした自己PRについて説明します。

長所が思いつかない?短所の視点を変えてみよう!

短所なら思いつくけど長所が思いつかない、という声があります。実は、長所と短所は表裏一体。捉え方次第で短所は長所にもなります。具体的には次のような例があります。

(例1)短所:落ち着きがない、飽きっぽい → 長所:切り替えが早い
(例2)短所:心配性 →長所:注意深い
(例3)短所:意地っ張り →長所:意思が強い、妥協しない

短所は視点を変えると長所になることを理解して、自己分析に取り組むと、自分の意外な長所に気づくことがあります。ぜひ試してみてください。

短所の答え方

就職活動で短所を尋ねられたら、それはチャンスです。ポイントは答え方です。短所を尋ねられた時は、客観的に評価した自分の弱みとどう向き合い、どう対応するようにしているのかを答えましょう。

飽きっぽいという短所について回答してみましょう。

私の短所は飽きっぽいところです。一つのことをただ継続するとすぐに飽きてしまうところがあります。そこで、何かに取り組む時は、小さな目標をいくつも立てて、常に新鮮な気持ちで取り組むようにしています。また適宜小さな達成の積み重ねを確認し、自分の成長をモチベーションにするように心がけています。

自分の特徴を活かしてどのように仕事に取り組むことができるかを、相手にイメージさせるように表現するといいです。

長所の答え方

長所は強みです。長所を答える時のポイントは2点です。

(1)強みは自信を持って答えること
(2)短所にも触れて、さらにアピールすること

長所というあなたの強みを話す際に不安そうにしていると本当のことを話していないように見えてしまいます。矛盾した情報を受け取った人は、話した内容などの言語情報8%、口調や話のスピードなど聴覚情報38%、態度や見た目などの視覚情報55%の影響を受けて判断します。

さらに高評価を得るために、長所を語る際には関連する短所にも触れることで信頼性が増します。他の候補者に差をつける技術です。

(1)強みは自信を持って答える

自信は心の中と態度で表現します。私はここが強みです、ここに自信があります、と言いながら背中を曲げて、うつ向き加減で、小さな声で答えると、せっかくの強みの信ぴょう性がなくなってしまいます。また、心の中が不安でいっぱいだと態度に出てしまいます。他のところで不安があっても、長所を伝える時は気持ちをしっかり持って答えるように努めます。

(2)短所にも触れて、さらにアピール

前述しましたが、短所は視点を変えると長所になります。その逆も然りです。例えば積極的な性格という長所をアピールする場合、慎重さに欠けるという短所が隠れ潜んでいます。そこは自分で拾って、自分なりの対処法を伝えることで評価はグッとアップします。

長所は自信を持って答えましょう。余裕があれば長所に関連した短所にも触れてさらにアピールしましょう。

短所と長所の答え方の違いは理解頂けましたか。短所を長所に変換できる能力は、仕事の上で大切な能力です。ただの発想の転換ではなく、自分や他人が納得のいく説明を添えて転換することに注意して下さい。この転換技術があれば、短所はあなたの自信になります。

自己PRの答え方

自分を売り込む自己PRでは、自分の特徴(長所や短所)を答え、それにまつわる経験やエピソードを語ると説得力が増します。具体例は事実をただ述べるだけでなく、状況をイメージできるようなエピソードで補足説明するようにするとより効果的です。

自己PRは、伝え方にも工夫ができるとさらに効果が増します。ポイントは話す順番です。次のような3部構成にしましょう。

「上げて、落として、また上げる」

神話や多くのドラマや映画、小説や漫画もこのような構成になっています。長所(強みで上げる)→短所(強みにはこんな弱みという裏がある、と下げる)→自分なりの短所対策(短所に対して自分なりの対策を用意しており、弱みをさらなる強みにできる、と上げる)

自己PRは自分を採用するメリットを相手に伝えて、会社にどのような貢献ができるか、と採用後のイメージを持ってもらうように売り込むことがポイントです。

長所を自己PRする場合の書き方と例文

長所を自己PRする

自己PRは採用企業への自分の売り込み、長所は自己分析による自分の強みを伝えるものだと繰り返してきました。では、長所を自己PRするとはどういうことでしょうか。

実はこれまで説明してきたことが理解できていれば、当たり前のことを言っているだけに見えるでしょうが、大切なことなので繰り返します。

長所を自己PRするとは、自己分析により客観的に評価した自分の強みを活かして、企業にどんな貢献ができるかを説明することです。

そこでポイントとなるのが3点です。

(1)長所は短所と組み合わせて信頼度アップ
(2)長所→短所→短所対策を含んだ自己PRの三部構成で説得力アップ
(3)自信を持って書く

(1)長所は短所と組み合わせて信頼度アップ

長所を説明する時は、長所の裏にある短所にも触れて説明するようにします。人はいいことばかりを言われると逆に不安になってしまいます。短所という弱みにも触れて長所を語ることで、本当に伝えたい長所の信頼度がグッと上がります。長所を効果的に相手に売り込むために、信頼度を上げる効果的な表現方法を活用しましょう。

(2)長所→短所→短所対策を含んだ自己PRの三部構成で説得力アップ

説得力をさらに上げるテクニックは話す順番、書く順番です。自己PRは営業のプレゼンテーションのようなものです。与えられた貴重な時間またはスペースを効果的に活用するために準備に注力をします。その時心がけて頂きたいことが構成です。

効果的な話の構成は、「上げて、落として、また上げる」の3部構成です。まず最初に、自信を持って長所を伝えて話を盛り上げます。次に、長所の裏返した短所を伝えるて話のトーンを落とします。そして最後に、用意しておいた短所への対策をもって短所を長所に変換して最高に盛り上げます。この「上げて、落として、また上げる」話し方、または書き方は効果的です。

(3)自信を持って書く

文字には心が現れます。たくさんのエントリーシートを目にする採用者であれば、丁寧に書かれた文字かそうでないか、文字から自信が感じられるかどうかを読み取ることができます。それは字がきれい、汚いの話ではありません。試しに気分のいい時や自信に満ちている時、不安を抱えてる時に同じ字を書いて比べてみてください。自分の字なのにその違いに驚くと思います。そのくらい字には心があらわれます。

長所を自己PRする時は、自信を持って書いてください。不安にならないように書く内容をしっかり決めて、練習をして、清書をする、そのくらい余裕を持って取り組むようにしましょう。

長所を自己PRする例文

ではこれらのテクニックを使った長所を自己PRする例文を見てみましょう。

私の長所は、冷静沈着で聞き上手なところです。人と接する時には相手の話をよく聞き、冷静に物事を見極めるようにしています。私のこの特徴を認められて、大学では軽音楽部の部長を勤めました。いつも積極的なメンバーをまとめるために話し合いの時は常に落ち着いて状況を見極め、部にとって一番良い判断をするように心がけました。普通のリーダーと違い、明るさや積極性、周りを引っ張るリーダーシップに欠ける点では悩んだこともありましたが、周りにそんなメンバーがいる場合は私のようにコミュニケーションでは傾聴を心がけ、落ち着いて状況を把握した上で判断することができる人間が必要だと考えて、自信を身につけました。

例文の構成はこうです。最初に長所を簡潔に述べて盛り上げ、短所に触れて一度落としますが、最後に自分のなりの対策で良い結果「自信を身につけた」と最大の盛り上げを最後に持ってきています。また長所、短所、対策にそれぞれエピソードを交えて説明することで採用者に具体的なイメージを提供し、記憶により残るような効果を出しています。

長所と自己PRの違いを理解し、効果的に使い分け、あなたも会社を見極めよう!

これまで長所と短所の目的の違い、効果的な使い分け、長所を自己PRする方法を説明してきました。就職活動は、選ばれるための活動だけでなく、あなたも会社を選ぶ立場にあります。あなたの特性、強みを活かせる職場かどうか、あなたにも判断する権利があります。あなたも本当にあなたに合った会社や仕事であるかを見極めてください。あなたの就職活動がより良いものになりますように、応援しています。

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