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適性検査の種類一覧・見分け方・種類別に分かる性格

更新日:2020年08月20日

適性検査は就活でのファーストステップで多くの企業で採用されています。能力や性格、興味などを分析する検査ですが、その種類は多く現在ではその対策本も多く出版されています。適性検査の種類や、企業の採用状況、適性検査に対する対策など関連する事項を紹介します。

適性検査の目的

適性検査の採用はいつごろから?

適性検査は就職の選考試験の一つのステップとして、企業で一般的に使用されるようになっています。選抜の手法として科学的に人物を測定する手段として、適性検査が欧米で開発されたのは20世紀初頭のことです。

日本で実際に企業で適性検査の利用が始まったのは1970年以降で、ドイツの精神学者クレペリンの研究を基にしたクレペリンテストが先駆けとなって多く用いられました。その後、適性能力、潜在能力を測定するために多くの種類の適性検査が開発され、近年ではネットの発達を利用したWEBテスト方式なども採用されています。

適性検査の目的と適性検査でわかること

企業が就職採用試験の一環として適性検査を使用する目的は、単に学力や知能といった側面だけでなく、能力や性格、興味などの人間性を含む評価が入社後の適性に大きな影響を与えているからです。適性検査では、そのような人間の特性を主に、人物の全体像を調べることができます。

適性検査を利用する企業側には、適性を判断するうえで次のようなメリットがあります。
■感情や性格、知能、意欲、興味などの全体像を調べることができる。
■人物像を数値によって測定することができる。
■個人ごとの差が明確になる基準で測定することができる。

この適性検査で測定できる人間性の能力などには次の3つがあります。
■能力やスキル:職務を遂行するために必要な知識や技術を習得するための能力があるか。
■性格や気質:職務や職場に順応することができる性格や気質をもっているか。
■態度や興味:物事に対する興味や関心、成しとげる情熱などがあるか。

適性検査にはいろいろな種類が各社から販売などされていて、各企業はそれぞれの特徴のなかから自社に適したものを選択、採用して使用しています。

適性検査の種類一覧

適性検査には検査の実施方法や、適性のどこに重点を置くかなどによって多くの種類が
あります。実施方法で言えば、企業などで個別に実施されるものや、テストセンターで実施されるもの、あるいはWEB上でのテストなどで使用されるものなどによって種類が異なります。代表的な適性検査の商品などをみてみましょう。

SPI(リクルートマネージメントソリューションズ社)

リクルートマネージメントソリューションズ社が1974年に開発した適性検査で、現在のバージョンはSPI3になっています。年間に1万社を超える企業が利用し、180万人が受験する高い実績と信頼性があります。

検査の種類としては、知的能力と性格の把握が中心で、言語能力(同義語、反意語、四字熟語などの国語)と非言語能力(仕事算、鶴亀算、塩分濃度計算、旅人算などの算数)、性格検査の3つの種類で構成されています。性格の特徴や組織への適応力など、面接のポイントや入社後の可能性を判断するのに有用です。

言語能力と非言語能力に約35分、性格検査に約30分の時間配分で検査は行なわれます。

玉手箱(日本SHL社)

玉手箱は人事支援のコンサルティング会社、日本SHL社が提供している適性検査で、SPIと同様の言語能力と非言語能力、性格検査に英語能力が加わった4種類の検査で構成されています。年間利用料金は必要ですが1人当たりの受験料が安いので、受験者数が多い大手企業では最も多く採用されている適性検査です。

言語能力では、文章の趣旨把握・論理的読解力などが問われ、非言語能力では四則演算や図表の読み取り、表の空欄推測などの能力が問われます。知的能力だけでなく、性格面での評価が総合的に診断でき、職務に必要なバイタリティやチームワークなどの特性も解析し詳細にわたった職務適性が判断できます。

言語能力に35分、非言語能力に45分、英語能力に20分と性格や意欲を測る性格テストで検査は構成されます。

TG-Web(ヒューマネージ社)

TG-Webはヒューマネージ社が提供する適性検査で、SPI、玉手箱に次ぐシェアを持ち、有名企業が続々と採用しています。検査の種類は玉手箱と同じで言語、非言語、英語、性格診断の構成になっています。

難解な問題や今までにないような問題もあって、その場での判断力や推理力が問われる構成になっているため、潜在的な能力を検査することができると言われています。ヒューマネージ社はTG-Webの他、コミュニケーション適性やストレス耐性、リーダーシップ資質などを検査するA8・G9・W8・C3などの適性検査を開発していて、これらを組み合わせてオリジナルの検査を実施することが可能になっています。

言語能力に12分、非言語能力に18分、英語能力に15分と性格テストで検査が構成されています。

GAB(日本SHL社)

玉手箱を提供する日本SHL社が開発した適性検査で、よりパーソナリティ特性の把握に重点を置いた適性検査です。SPIなどと同様、言語、非言語(計数)、性格検査の3つの種類から構成される適性検査です。

パーソナリティを判断する9つの特性に加えて、マネジメント適性や営業、研究・開発などの職務適性も把握できる内容で、入社後にも長期にわたって活用できる適性検査になっています。また、英語版も用意されていて、外国人の採用選考にも活用できるのも特徴です。

言語能力に25分、非言語能力に35分、性格テストに30分の時間配分で検査が行なわれます。

DPI(ダイヤモンド社)

DPIはダイヤモンド社が1965年に、早稲田大学の本明教授と共同開発し、製品化したもので、新卒・中途・アルバイト採用など幅広く使える適性検査になっています。知的能力や技術スキルのほかに職務上で必要となる、人間関係に必要な人柄やパーソナリティ、仕事に対する活動性や持久性、意欲などを評価することに特化しているのが特徴です。

ダイヤモンド社が多くの企業とのネットワークから、企業に必要な人材のさまざまなスキルを集約して適性検査に適用したもので、面接などでは見抜けない職場適合性や実績を上げるために必要な人材を見極めることができる適性検査として定評があります。

V-CAT(日本能率協会マネジメントセンター)

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初回公開日:2017年10月08日

記載されている内容は2017年10月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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