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トリリンガルは就職で有利になるのか・育て方|仕事/転職

更新日:2020年08月20日

トリリンガルと聞いて、自分には縁のないものだと思いますか?特別な能力のある人、帰国子女の人なんでしょと諦めますか?頑張り次第で身につくものだとしたら、トリリンガルになってみたくありませんか?仕事の幅も広がり、視野も広がる多言語の世界を覗いてみましょう。

トリリンガルってどんな人?

日本人の中には、なぜか英語を習得したいと考える人が多くいます。話せたらカッコイイ、海外旅行の時は便利だななど、その動機はさまざまです。しかし、日本語以外にも複数の言語を操る人が存在します。トリリンガルなどと呼ばれる人たちです。

トリリンガル、トライリンガルなどと呼ばれる「3カ国語」を、何不自由なく話せる人は、海外では行くと特別ではなく、割と一般的な存在と言えます。「トリ」は「3つ・トリオ」という意味で、トリプルやトライアングルなどを連想させます。

マルチリンガルとポリグロット

トリリンガル以外にも類似の言葉があります。2カ国語、3カ国語以上を自由自在に話せる人のことを、マルチリンガルーMulti(多くの)言語を操れる人と言います。4カ国語を話す人をマルチリンガルと呼ぶわけではありません。

ポリグロット(Polyglot)は多言語話者と呼ばれ、意味は「多くの舌」です。これは、ラテン語から来ている言葉で、フォーマルな言い方です。公用語が英語とフランス語の2つあるカナダなどは、マルチリンガル国家などと呼ばれます。

さらに「ハイパーグロットーhyperglot」という10カ国語以上を操る「強者」も存在します

トリリンガルとバイリンガルはなにが違う?

バイリンガルとは、母国語以外のもうひとつの言語を母国語並に話せる人のことです。なんとなく「日常会話ならできます」というレベルではなく、ネイティブと同等、あるいはビジネスレベルであることが条件です。

たとえば、日本人なら子どもの頃に海外に移り住んだ、あるいは両親のどちらかが外国人などの条件が揃わないと、完璧なバイリンガルになることは困難です。意識的に家庭では母国語で話し、家から一歩でるとそれ以外の言語で話すなど、気をつけないとバイリンガルになれない人もいます。

母国語がしっかりしていない幼児期に、外国語を習得しようとするとどちらも中途半端になり、弊害が生まれます。「セミリンガル」と呼ばれる問題です。そう考えるとトリリンガルは、本人の努力が必要なことが分かります。置かれた環境などでバイリンガルに育つことはあるでしょうが、不可抗力でトリリンガルになるのは難しいと言えます。

トリリンガルだと就職に有利になる?

就職活動する際には、語学に堪能な方が当然有利です。しかし、現在では英語を習得している学生も珍しくなく、帰国子女の数も少なくありません。社内の公用語が英語の企業もあり、バイリンガルであることは、珍しくない時代になっています。

では、トリリンガルではどうでしょうか。3カ国語話せるのだから、その分チャンスもあるのでしょうか。

日本語と英語、その他の言語が「何語か」によって、状況は変化します。たとえば、少数民族の言葉を習得していても、なかなか出番はありません。仕事をする上で役立つ言語でなければ、意味がありません。就職したい会社がグローバルに展開し、特定の国と関わりがあるなら、その国の言語を習得していないと有利とは言えません。

特に新卒で就職する際、経験はなく武器となるものは「トリリンガル」だけです。トリリンガルという武器を有利にしたいなら、どんな言語が話せるかは重要です。

転職の際は有利になる?

トリリンガルと聞いてまず思うのは「日本語と英語の他には何語」が喋れるのか、ということです。3カ国語が喋れるトリリンガルなら「英語は喋れて当たり前」と、相手は思い込んでいます。では、何語だったら転職の際に有利なのでしょうか。

転職するということは、経験があるということです。日本語・英語・他言語を使って、仕事が可能ならそれはとても強みになります。さらに、専門分野があれば、さほど苦労をすることなく転職は可能なはずです。

経験と実績とトリリンガルという武器は、転職に有利に働きます。しかし、ある程度の規模の会社でないと専門の部署がなかったり、英語以外の言語を使っての日常的な業務がない場合もあります。

実は有利にはならない?

たとえトリリンガルであっても、転職や就職に有利にならないという説もあります。日本語・英語・中国語のトリリンガルだったとします。中国語を使っての業務は日本人よりも、日本語ができる中国人の方が有利です。それは、その他の言語に対しても同じことが言えます。

トリリンガルのレベルにもよります。日常生活を送るには支障はないが、ビジネスで使うには心許ないレベルなら、スキルアップが必要です。ネイティブ並に多言語を話せるなら、ビジネスチャンスはあるはずです。

トリリンガルに仕事とは

外国語を使う仕事はたくさんあります。多言語が必要とされる職業もあり、今後需要が増えてくるとされます。特に接客業などは、日本人のホスピタリティーの高さを買われ、日本語ができる外国人よりも求人があります。では、具体的にはどんな職業があるのでしょうか。

観光業

観光業では、多言語を話せるトリリンガルは重宝される存在です。必ずしも、英語圏の人ばかりがお客様ではありません。東南アジアの人たちは、比較的英語が堪能です。しかし、近年増加している中国からの観光客は、そこまで英語が堪能ではありません。言葉の問題が生じ、トラブルの原因となります。

日本語と英語、中国語のトリリンガルは、観光業にとっては、必要な人材と言えます。

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初回公開日:2018年04月06日

記載されている内容は2018年04月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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