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内田クレペリン検査で見ているもの6つ|受ける際のポイントと注意点

更新日:2022年04月15日

内田クレペリン検査は、古くからある心理検査です。ただ、どのような検査なのかわからない人が多いのではないでしょうか。ここでは、内田クレペリン検査の概要や受検するうえでのポイント・注意点について解説しますので、入社試験で検査が気になる人はぜひ一読ください。

内田クレペリン検査とは

内田クレペリン検査は、ドイツの精神医学者であるエミール・クレペリンの研究をベースとして内田勇三郎により開発された心理検査です。株式会社日本・精神技術研究所が専門機関として、検査とそれに伴うサービスを提供しています。

内田クレペリン検査は、簡単な1ケタの足し算を1分ごとに行を変えながら実施します。実際の検査は前半15分行った後、5分間の休憩をはさんで、後半15分行うというものです。

国内外で年間70万人が受験し、入社試験などさまざまなところで使用されています。単純に足し算を行うだけで能力や性格がわかり、言語に依存しないことから、日本国内のみならず海外でも行われています。

出典:内田クレペリン検査 〜検査について|株式会社 日本・精神技術研究所(日精研)
参照:https://www.nsgk.co.jp/uk/whatis

内田クレペリン検査で見ているもの6つ

日本で開発された内田クレペリン検査は、長年に渡って使用されている心理検査です。長年に渡って使用されている理由は、人の能力や性格の普遍的な部分を判定できているためでしょう。

ここでは、内田クレペリン検査によって判定できるものを6つ解説します。

1:正確性

正確性とは、間違いがなくどれだけ正確に回答しているのかを示すものです。間違いの数や間違った場所などから、受検者がどういう作業や仕事の癖があるのかがわかります。

解答用紙にはたくさんの数字が並んでいることから、間違いが起こりやすいでしょう。集中力が落ちてくると間違いが多くなる可能性があるため、十分注意してください。

2:作業量

作業量とは、1行当たりで完了した回答数のことです。1行当たり116個の数字が並んでいるため、回答できる数は115個です。ただ実際に1行すべてを完了できる人はいないため、少なくとも半分以上を回答できるように努力しましょう。

作業量を増やすためには、1行当たり半分以上を回答できるように練習を行ってください。1行だけ作業量が多いのは、ムラが大きいという評価になるため、継続して半分以上を回答するように心掛けましょう。

出典:内田クレペリン検査と「作業量」|内田クレペリン検査
参照:https://adc-japan.com/uk/tips/6087.html

3:作業曲線

作業曲線は、1行での最終回答の部分をつなぎ合わせてグラフ化したものです。作業曲線により1行当たりの作業量の変化がわかるため、応募者の性格や行動の特徴が明らかになります。

作業曲線で望ましい曲線のことを定型曲線と言います。作業量が多く定型曲線に近い場合は、高い評価になるでしょう。定型曲線の特徴は、前半の作業曲線がU字型を描き、後半の作業曲線が前半よりも作業量が増えることです。

4:可変性

可変性とは、物事を進めていくうえで気分や行動における変化の大小を示します。

可変性が高い人は機転が利いて柔軟性が高いが、感情的になりやすいところがあります。その一方で、可変性が低い人は地道で粘り強いが、融通が利かないところがあるということになります。

5:発動性

発動性とは、物事の取り組みやすさや滑り出しの良し悪しを示します。

発動性が高い場合は新しい環境への適応能力が高く、新しいことに対してのチャレンジ精神がある一方で、先走りしやすかったり、気疲れしやすかったりする傾向にあります。

それに対して発動性が低い場合は、自分の軸を持っていて手堅い印象がある一方で、自我が強く内にこもりがちなところがあるということになります。

6:亢進性

亢進性(こうしんせい)とは、物事を進めていく時の強弱や勢いの強弱を表します。

亢進性が高い場合は、行動力があって強気で頑張れるメリットがある一方で、強引さが際立って無理をしがちなところがデメリットです。

亢進性が低い場合は、温和で行動が控えめなメリットがある一方で、妥協しやすい、持久力がないなどのデメリットがあります。

次のページ:内田クレペリン検査でわかること

初回公開日:2021年12月22日

記載されている内容は2021年12月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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