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2017年09月14日

失業保険の延長手続き・延長の仕方・必要な書類

失業保険とは、労働者が退職した際に支払われる保険金の事です。この失業保険は、ある一定の条件を満たせば、受給期間が延長出来る事はご存知ですか。今回は、失業保険の延長の仕方や、必要となる書類、出産を理由とした失業保険延長の方法をご紹介します。

失業保険の延長手続きの仕方は?

失業保険の延長手続き・延長の仕方・必要な書類

失業保険とは、労働者が退職した際に支払われる保険金の事です。失業中に当たる労働者の生活維持と、労働者の再就職活動を行いやすくする為に支給されます。この失業保険の受給期間は延長する事が出来ます。今回は、失業保険の延長の仕方や、必要となる書類、出産を理由とした失業保険延長の方法をご紹介します。

失業保険が貰える条件は?

失業保険はどんな労働者でも受給出来るわけではありません。受給出来る条件を満たした労働者のみに支給されます。自己都合で退職した場合、退職理由によって条件が異なります。人間関係の悪化や転職のために、自発的な意志によって退職した場合は、「正当な理由なし」の自己都合による退職とされます。

【正当な理由なしの場合の受給条件】
・離職日以前の2年間に、被保険者期間が1年以上あること
・待期期間7日間満了後、さらに3カ月の給付制限期間がある

出典: https://doda.jp/careercompass/compassnews/20150623-13046.... |

家族の介護や、怪我や病気によってその職場で働いていく事が困難となった場合は、「正当な理由あり」の自己都合による退職となります。

【正当な理由ありの場合の受給条件】
・離職日以前の1年間に、被保険者期間が6カ月以上あれば受給条件を満たす
・7日間の待期期間が完成すれば、直ちに基本手当の支給を開始

出典: https://doda.jp/careercompass/compassnews/20150623-13046.... |

「正当な理由あり」の場合は、被保険者期間が短くても受給出来、3ヶ月の給付制限もありません。会社都合の退職とは、解雇されたり、会社が倒産してしまったり、契約社員であれば契約が切れた場合に該当します。受給条件は、自己都合退職の「正当な理由あり」と同様で、3ヶ月の給付制限はありません。

失業保険の給付額はいくら?

給付額は、離職日前の6ヶ月間の給料と労働者の年齢によって異なります。6ヶ月間の給料といっても、決まって支払われた金額の合計であるので、ボーナスは除かれます。離職日前の6ヶ月間の給料を180で割った金額の5割~8割が支給されます。

これが、失業保険で給付される1日当たりの金額で、基本手当日額といいます。基本手当日額の割合に差があるのは、賃金の低い労働者程高い割合になるためです。また、基本手当日額は、年齢ごとに上限額が定められています。例えば、30歳未満であれば6,710円、30歳~45歳未満7,455円、45歳~60歳未満8,205円、60歳~65歳未満であれば7,402円が上限額です。

失業保険の延長期間はどれくらい?

失業保険期間の延長とはいっても、失業保険手当の受給日数が増えるのではありません。失業保険受給の開始日が延長出来るという意味です。失業保険受給の開始日は、原則として退職日の次の日から1年間までとされていますが、ある一定の条件を満たせば、その開始日を延長する事が出来ます。延長出来る期間は、元々の1年間に加えて更に3年間ですので、最大4年間延長出来ます。

失業保険が延長出来る条件は?

失業保険受給開始日の延長は、働きたいけれども今すぐに働く事が出来ない労働者にのみ適用されます。傷病手当金を受給している労働者や、退職時65歳以上の労働者は延長出来ませんので注意しましょう。具体的な条件は以下の通りです。

・病気の人、けがをしてしまった人
・妊娠や出産、育児ですぐには働けない人
・親族の介護の為に働けない人
・配偶者が転勤の為、海外に行かないといけない人

出典: http://shitsugyou.jakou.com/situgyouhoken/encyou.html |

失業期間延長の申請方法はどうするの?

前述した条件に当てはまり、尚且つ30日以上就労が出来なくなった日の翌日以降に期間の申請が可能です。早めに申請する事が原則なのですが、受給期間の最後の日までであれば、ハローワークで申請出来ますので、忘れていた方や知らなかった方も申請しておくと良いでしょう。

申請は、住所地を管轄しているハローワークで行います。病気や怪我のためにハローワークまで行くことが出来ない人もいらっしゃいます。その場合は、代理人や郵送でも申請出来ます。

ハローワークとは?

ハローワークは公共職業安定所とも言われます。職業の紹介が主な事業です。無料で職業の案内や就労支援を行っています。職業案内では、求職者と事業主のそれぞれから仕事の申し込みをうけ、労働契約が結べるように間を取り持っています。求職者のスキル向上の為に、職業訓練を受けることも可能です。

また、雇用保険の変更や、失業保険を含む保険金受給についての、窓口としての業務も行っています。また、事業主に対しての助成金の支給も行っています。ハローワークによっては、子育てしているママに対しての支援を特化した「マザーズハローワーク」

パートタイムを希望している人に対して支援している「パートバンク」等の様々な求職者に合わせた施設が設置されている場合があります。地域によって、設置施設は異なりますのでネットで確認して見ましょう。

失業保険延長に必要な書類

失業保険の延長手続き・延長の仕方・必要な書類

失業保険の受給期間を延長する場合は、規定の申請書を住所地を管轄しているハローワークに提出します。その際には、離職票、印鑑、診断書や母子手帳が必要となります。不安であれば、住所地を管轄しているハローワークに直接連絡して確認してみましょう。

失業保険延長の解除の仕方

失業保険の延長手続き・延長の仕方・必要な書類

失業保険の受給を延長していたけれども、働けるようになったので失業保険を受け取りたい場合には、住所地を管轄しているハローワークに行き、手続きをする必要があります。

その時には、受給延長通知書、離職票、雇用保険被保険者証、本人であると確認出来る書類、証明写真2枚、印鑑、通帳、母子手帳や診断書等延長していた理由を証明出来るものが必要なので持参していきましょう。人によっては、用意するものが追加となる場合があるので、住所地を管轄しているハローワークに確認しておくと良いでしょう。

出産を理由に失業保険延長をする方法

失業保険の延長手続き・延長の仕方・必要な書類

出産を理由に退職した場合は、すぐに就労する事が出来ない人とみなされるので、すぐに失業保険は給付されません。ここで、失業保険は貰えないと諦める人もいますが、失業保険の延長をすれば、給付金を受け取る事が出来ますので、失業保険延長の手続きを行っておきましょう。

出産や育児が一段落して、就労出来るような状態になれば、失業保険を受給する事が出来るようになります。延長出来る期間は4年なので、子どもが3歳になるまで延長する事が出来ます。

待機時間

自己都合の退職であれば、1週間の待機期間の後、給付制限が3ヶ月付きますので、実質失業保険が受け取れるのは3ヶ月後になります。出産で退職した場合は、特定理由離職者に該当するので、給付制限の3ヶ月はなく、1週間の待機期間のみとなります。

しかし、申請の手続きが終わってから1週間しかないので、早めに申請しておきましょう。また、子どもがいる場合は、子どもの預け先がしっかり決まっていることが給付条件となっています。ハローワークに子どもを連れて行くと、働ける状態とみなされない場合がありますので、注意しましょう。

妊娠

失業保険の延長手続き・延長の仕方・必要な書類

妊娠の場合も出産の場合と同様に、失業保険を延長する事が出来ます。妊娠の場合でも、特定理由離職者に該当するので、給付制限の3ヶ月はなく、1週間の待機期間のみとなります。妊娠を隠して失業保険を受給する事も出来なくはないですが、リスクが大きいですし、就労出来る状態ではないのに隠していたと判断されます。

この場合「不正受給」に該当しますので、受給資格がなくなり罰金もあります。妊娠している場合は、素直に延長手続きをしましょう。

失業保険の延長の場合家族の扶養に入れるの?

失業保険の延長手続き・延長の仕方・必要な書類

失業保険を延長している場合、延長している期間中は収入が無いわけですので、家族の扶養に入ることが出来ます。しかし、失業保険が給付されるようになれば、失業保険で得られる給付金が収入見込み額とみなされるので、受給額が年130万円を超える場合には扶養に入れません。この金額は、1日に換算すると3,612円です。

つまり、失業保険の基本手当日額が3,612円以上であれば扶養に入ることは出来ません。失業給付金が少ない場合は、そのまま扶養に入ることが可能です。扶養から外れた場合は、国民健康保険や国民年金への切り替えを行いましょう。扶養の条件は加入している健康保険組合によっても異なるので、確認しておきましょう。

今後のためにも失業保険の延長の手続きを行おう

失業保険の延長手続き・延長の仕方・必要な書類

病気や妊娠・出産で離職した人は、失業保険の延長手続きを行っておきましょう。妊娠・出産で離職し、ずっと専業主婦の予定であったとしても、3年後4年後には自分の今の生活がどうなっているかもわからないでしょう。お金があることに越したことはないので、少し面倒ですが失業保険の延長を申請しておきましょう。

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