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2018年02月06日

失業保険の延長手続きと条件|必要書類/妊娠/出産/バイト

妊娠出産のため会社を辞めたものの、また働く気があるのなら、失業保険を延長できる制度があるのをご存知でしょうか。また、大ケガや病気などの理由で辞めたとしても、将来働く気さえあれば、失業保険を延長できます。ここでは、失業保険の延長を紹介します。

失業保険は延長できる

失業保険の延長手続きと条件|必要書類/妊娠/出産/バイト

会社都合でも自己都合でも、会社を辞めた直後にハローワークで手続きすることで、失業保険が受けられます。会社を辞めてしまうと、次の仕事の給料が入るまでは、収入がありません。しかし、失業保険があるおかげで就職活動中でもお金の心配をしなくても済みます。

ただし、失業保険が受け取れるのは、退職日から1年以内です。これは、失業保険は、働く意思のある就職活動をしている人を支援する仕組みだからです。

とはいえ、出産や病気などで会社を辞めてしまうとすぐには働けません。そのため、しばらくは就職活動もできません。それでももし、近い将来働く気があるのなら、失業保険の延長を申請してください。

失業保険の延長を申請しておけば、仕事ができるようになってから、失業保険をもらいながら仕事を探せます。ぜひ、この失業保険を延長する仕組みを利用しましょう。

失業保険の延長手続き

失業保険の手続き

失業保険の延長手続きを行うためには、まず、失業保険の手続きも必要です。会社を辞めたら、必ず手続きを行ってください。

会社を辞めると、その会社から離職票が発行されます。まずは、それを持って近くのハローワークに行って、求職申込みを行い、失業保険の窓口に離職票を見せてください。

そこで、失業保険の手続きについて、詳しく説明してもらえます。それに従って必要な書類を準備して、提出すると失業保険の手続きをしてもらえます。

なお、会社を辞めた日の翌日から1年間が失業保険の手続き可能な期間です。もし、1年を過ぎてから申請すると、受給者資格を失ってしまいます。出産や病気などですぐに働けない場合、延長手続きをやっていないと失業保険をもらえなくなるので、この手続きをやっておきましょう。

期間

失業保険の延長手続きは、退職した翌日から30日が経過したら、申請できるようになります。退職してすぐには失業保険の延長手続きができないので注意してください。

これは、出産や病気のために退職してから30日以上仕事ができないことを証明して、はじめて延長申請ができる仕組みになっているからです。

また、申請できる期間については、ハローワークで確認してください。なお、申請が遅れると受け取れる金額が減ることもあります。30日が過ぎたら早めに申請することをおすすめします。

郵送

失業保険の延長手続きは、退職してから30日経ってから申請する必要がありますが、出産直後や病気で入院していたりすると、ハローワークには行けません。

しかし、ハローワークでは、直接出向けない方の郵送により受付と、代理人による申請を受付しています。そのため、実家に戻っている場合は、郵送で申請できます。また、家族にお願いして代理で申請してもらっても構いません。

なお、本人がハローワークの窓口で申請できない場合の具体的な方法については、電話などでやり方を教えてもらい、そのとおりにやってみてください。

失業保険の延長手続きの必要書類と書き方

失業保険の延長手続きと条件|必要書類/妊娠/出産/バイト

延長手続きの必要書類

失業保険の延長手続きは、基本的にはハローワークの窓口で行います。ただし、ハローワークに行けない場合、郵送や代理人による申請も受け付けしてくれます。

申請には、離職票が必要です。通常、離職票-1と離職票-2の、2枚あるので両方とも持参してください。また、申請の書類に捺印が必要です。印鑑も持って行ってください。さらに、窓口で申請する際に、自分が働けない理由を証明する書類が必要です。

また、失業保険の受給手続きが済んでいる場合は、雇用保険受給資格者証もいっしょに持参してください。

ハローワークに行ったら窓口で受給期間延長申請書をもらって、それに必要事項を記入してください。そして記入したら捺印して、窓口に提出します。

書類の書き方

受給期間延長申請書には、氏名と住所、離職年月日、職業に就けない理由を記載します。もし、妊娠や出産で、延期する場合は、ここに母子手帳に書かれている出産予定日を記載してください。

また、病気やケガで働けない場合は、別の欄にその傷病名と医療機関名を記載します。なお、ここは診察書を見て記入してください。ここは妊娠や出産の場合は、空欄で構いません。

さらに、職業に就けない期間を記入してください。最後に、申請日と自分の氏名を書いて、捺印して提出します。なお、記載した内容は、ハローワークの窓口で職員の方にチェックしてもらってください。

失業保険の延長条件

妊娠

妊娠を理由に会社を辞めたものの、1年から2年後には新しい会社で働きたい場合、失業保険を延長できます。

この場合、ハローワークで、妊娠したので働けないことを認めてもらう必要があります。そのため、失業保険を延長する手続きには、妊娠していることを証明する書類が必要です。

とはいえ、妊娠しているのであれば、既に母子手帳を受け取っているはずです。妊娠していることの証明には、母子手帳があれば十分です。

そのため、妊娠を理由に失業保険を延長する場合は、会社を退職した際にもらった離職票と、母子手帳、さらに印鑑を持って、ハローワークで手続きしてください。

出産

出産のため里帰りしていると、退職して30日経ったとしても、最寄のハローワークには書類を提出できません。さらに、その時期に出産のため入院していても、ハローワークで手続きできません。

失業保険を延長は、郵送でも代理の方でも受付してもらえます。もし、郵送される場合、手続きに必要な書類は、2枚の離職票と母子手帳のコピーです。母子手帳の出産予定日が書かれたページをコピーしておいてください。

なお、郵送する場合は、ハローワークに電話して送る場合の注意点などを説明してもらい、指示どおりに行ってください。

育児

失業保険では、出産してその子が満3歳になるまでの期間を、育児のため働けない期間として認めています。そのため、育児のためなら最長3年間、失業保険の期限を延長ができます。手続きは、妊娠や出産で説明したのと同じです。

ただし、3年間働けない、ということではありません。自分が働けると思った時点で、ハローワークで申請すれば、失業保険がもらえます。ただし、失業保険がもらえるのは、就職活動を行っている1年間に限られます。

毎月、失業保険の資格検査があるので、注意してください。また、就職が決まったら、すぐにハローワークで手続きしてください。

扶養

もし、会社に勤めていた人が会社を辞めた場合、会社で入っていた健康保険から国民健康保険に移ります。しかし出産などで会社を辞めた場合は、配偶者の扶養になるのが一般的です。

さらに将来働く気があるとしても、失業保険の延長手続きを行うのであれば、働けない期間は、配偶者の扶養に入ってください。

ただし、退職して30日が経たないと延長手続きができません。会社で入っていた健康保険から一旦国民健康保険に移り、30日後に延長手続きが認められたら配偶者の扶養に入る手続きが必要です。

さらに、働こうと思った場合、配偶者の扶養に入った状態では失業保険はもらえません。ここでも一旦国民健康保険に入る必要があります。

このように失業保険を延長する場合、手続きが面倒なので注意してください。

その他の延長理由

自分が病気やケガで会社を辞めた場合でも、失業保険の延長ができます。この場合、申請の際に受給期間延長申請書に病院で病気名や病院名を記入してもらうか、診察書が必要です。あらかじめ準備してください。なお、申請は、代理人や郵送でも可能です。

また、家族の看病や介護でも失業保険の延長が可能です。この場合も、看病が必要な家族がいることを証明する書類や、介護が必要な家族がいることを証明する書類が必要です。そのため、診断書や介護認定通知などを準備してください。

さらに、配偶者が海外に赴任する際に同行するため、ハローワークで就職活動ができない場合も失業保険の延長ができます。詳しくは、ハローワークの窓口で相談してみてください。

失業保険延長期間中の職業訓練の内容

失業保険の支給起源を延長する方法は他にもあります。それは、公共職業訓練(ハロートレーニング)を受けることです。公共職業訓練を受けている間は、たとえ失業保険の支給期限を過ぎたとしても、失業保険が支給されます。

また、公共職業訓練を受けている間は、失業保険の資格検査が免除されます。それは、公共職業訓練校が、まだ訓練を受けていることを証明してくれるからです。そのため、失業保険の支給期限を過ぎても、心配する必要はありません。安心して技能習得に打ち込めます。

なお、公共職業訓練校に通うと、1日500円の日当と交通費が支給されます。もし、技術を習得して新しい仕事に挑戦してみたいものの、就職するまでの生活費が気なる方は、ぜひ、ハローワークで相談してください。

失業保険延長期間中のバイトはできるのか

出産して子育てが大変と言っても、全く自分の時間が取れない訳ではありません。親と同居しているのなら、ある程度は子供を見てもらえます。また、病気で働けないと言っても、自宅でできる簡単な作業ならできそうです。

そのため、失業保険延長期間中といっても、手伝ってほしいと声がかかることもあります。しかし、安易にバイトをやってはいけません。

失業保険延長期間中というのは、「働けない」という理由で失業保険を延長しています。もし、働けるのなら、延長する理由はありません。

このように、失業保険延長期間中は、どのようなバイトもできません。もし、働けるのなら、ハローワークで手続きをして働いてください。

働く気があるなら失業保険の延長を

会社に勤めて給料をもらっている人は、全員、失業保険を払っています。この失業保険は、突然解雇されても次の就職先が決まるまで生活できるように、保険から毎月お金を支払う仕組みです。

もし、出産や育児などで働けなくなって会社を辞めたとしても、また働く気があるのなら、もらわないのはもったいないことです。ぜひ、ハローワークで期限内に手続きして、失業保険の支払いの時期を延長しましょう。

なお、ハローワークは働く人を支援する施設です。失業保険や就職先の案内以外にも、いろいろな相談にのってもらえます。ぜひ、ハローワークを利用して豊かな生活を実現しましょう。

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