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2018年02月28日

離職票の離職理由の書き方・訂正方法・異議申し立ての方法

会社を退職したときに必要となる書類の中に、離職票があります。離職票には離職理由を書く欄が設けられており、離職理由をどのように書くべきか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは、離職票の離職理由について詳しく紹介いたします。

離職票とは

離職票の離職理由の書き方・訂正方法・異議申し立ての方法

退社を退職し、失業保険をもらう手続きをする際に必要となる離職票ですが、離職票の離職理由についてどのように書けばよいのかと悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。離職票のさまざまなことについて説明する前に、まずは離職票そのものについて説明していきます。

離職票とは、雇用保険被保険者離職票のことで、失業手当を受けるために必要な重要な書類のひとつです。離職票には、「離職票1」と「離職票2」の2種類があります。また、似た書類で離職証明書という書類がありますが、これは雇用保険被保険者離職証明書という名称で、別の書類となります。

失業手当をもらうための書類

離職票は、会社を退職した後に、失業手当を受けるために必要な書類のひとつです。退職した会社から離職票を受け取ることになります。退職した会社から離職票を受け取り、ハローワークに提出しなければなりません。

離職票を受け取る期間は、退職日から10日前後です。退職した会社から、退職後に郵送で送られてくる場合が多いでしょう。退職後2週間が経過しても手元に届かない場合には、退職した会社に直接問い合わせることが必要です。会社から離職票1、2が届きますので、その2種類の離職票をハローワークに提出します。

離職票は退職日に受け取ることは不可能です。離職票がいつ発行されるのか、離職票を自宅に郵送してもらえるのか、などは退職前に確認しておく必要があります。また、次の転職先がすでに決まっている場合には、失業手当の受給の必要がありませんので、離職票は不要となります。

離職票1・2

離職票には、「離職票1」と「離職票2」の2種類あります。離職票1の書類は、どの銀行に失業保険を振り込むのか、など振込先になる指定の金融機関を記載する用紙となります。このとき、原則として振込先となる金融機関の確認印が必要となりますので、事前に確認しておきましょう。

離職票2の書類には、会社側が事前にハローワークに提出している、離職理由と退職直前6ヶ月間の給与が記載されています。こちらに記載されている給与とは、残業代や交通費は含まれますが、賞与を含まない、税金や社会保険料などを差し引く前の金額となっています。記載されている金額で間違いがないか、事前に確認しておきましょう。

離職票に書かれた給与額や離職理由の内容と、ハローワークに提出されている内容とに相違がある場合には、失業手当の支給額や開始時期、期間などが変動してしまう恐れがあるため、注意することが必要です。

離職票の離職理由の書き方

離職票の離職理由の書き方・訂正方法・異議申し立ての方法

離職票には、離職理由を記載する欄が設けられています。離職票に記載されている離職理由と、退職した会社がハローワークに提出している離職理由に相違があると、失業手当の金額に大きな影響を与えてしまいます。離職理由のみで失業手当の金額を決定するわけではありませんが、「会社都合」であるのか、「自己都合」であるのかによっても、失業手当の金額や期間は変動します。

本来であれば会社都合となる離職理由であっても、離職票に記載されている離職理由が自己都合となっていれば、一度確認してみる方がよいでしょう。このように、離職票に記載されている離職理由は、非常に重要なものとなります。ここでは、離職票の離職理由の書き方について説明いたします。

契約期間満了

正社員以外では、有期雇用契約で働かれている方がほどんどではないでしょうか。パートタイマーやアルバイト、契約社員、嘱託社員、派遣労働者の方は、有期雇用契約で働いていることになります。すべての雇用契約期間に定めがある場合には、期間満了による退職があります。このような場合には、失業手当の手続きの際の離職理由はどのようになるのでしょうか。

期間満了で更新がきかないので、一見会社都合と考えてしまいがちですが、会社都合とならないケースもあります。期間の定めのある労働契約の更新により、3年以上雇用されていて、当該労働契約が更新されないことで離職する方、当該労働契約が更新されることが明示された場合に、更新されないことで離職した方は、離職理由に会社都合と記載することができます。

しかし、上記の2つに該当しない場合には、契約期間満了となっていても、離職理由は会社都合とはならないでしょう。

病気

離職票の離職理由の書き方・訂正方法・異議申し立ての方法

病気が理由で会社を退職することになった場合には、離職理由はどのように記載するべきなのでしょうか。病気で自主的に会社を退職した場合には、離職理由は自己都合となります。ただし、特定理由離職者として、特別な扱いが認められる可能性が高いです。

特定理由離職者は、会社都合で退職した方と同じように扱われます。失業手当を受け取るまでにかかる期間が、会社都合で退職した特定資格受給者と同じ扱いになります。特定理由離職者には、給付期限がありません。しかし、病気の場合は今すぐ働くことができません。病気が治って就職活動を始めるまでは、失業手当が受けられないということですので、確認しておくことが必要です。

会社都合

離職票の離職理由に、会社都合と記載することができる場合というのは、会社側から解雇を言い渡されたり、契約を満了させて更新せずに解雇されたりしたときです。会社都合での退職は、リストラや倒産、経営悪化に伴い、会社側から労働契約の解約の申し出がある場合、と考えるとわかりやすいでしょう。退職の主な原因が会社側にあるものは、会社都合での離職理由と定義されます。

自己都合と会社都合では、失業手当の給付までの期間に、日数の差が生じます。そのため、離職理由が自己都合であるのか、会社都合であるのかは、会社側と明確に確認しておく必要があります。自己都合を会社都合にしてほしいと会社に掛け合っても、変更することはできませんので、注意しておきましょう。

解雇

離職票の離職理由の書き方・訂正方法・異議申し立ての方法

解雇の場合は、離職票の離職理由にはそのまま「解雇」と記入するとよいでしょう。解雇の場合は基本的に会社都合となるのですが、会社によっては、解雇という表記を嫌がり、離職理由の欄を空白で提出したり、自己都合としてハローワークに提出する会社もあるそうです。離職理由が自己都合であれば、失業手当の給付額も期間も変動しますので、注意するようにしましょう。

離職票の離職理由の訂正方法

離職票の離職理由の書き方・訂正方法・異議申し立ての方法

会社を退職した際には、失業給付を受給する場合には、退職者が離職票をハローワークに提出することが必要です。その際に、会社の記載している離職票の記載内容が、本人が感じている離職理由と異なっているケースが多々あります。

離職票に記載内容に関する訂正で最も多いことは、離職票の離職理由の相違です。事業主が理解している離職理由と、従業員が考えている離職理由が必ずしも同じであるとは限らない場合に起こります。失業給付の基本手当は、離職理由によって本人に給付制限がかかります。給付基礎日数も変動しますので、離職票の内容の相違はとても重要な問題となります。

確認のしかた

離職票の記載内容の相違のトラブル防止のために、自己都合退職の際には、会社側は退職届を保管しておく必要があります。また、離職票の2枚目には、本人の判断欄が設けられていますので、授業主が丸をつけた離職理由に異議有、無のいずれかに丸をつけ、記名押印または、自署をする必要があります。

離職票作成時に、退職後ですでに会社にいない場合には、本人の判断欄に記名押印できない理由を書き、事業主の印のみでもよいことになっています。基本的には、退職届を出している場合は、自己都合と考えてよいでしょう。

間違っていたとき

離職票の離職理由の書き方・訂正方法・異議申し立ての方法

事業主が記載した離職理由と、従業員が記載した離職理由に相違がある際には、事業主が管轄するハローワークによって、事業主に離職票の記載内容の確認が行われます。不備や誤りがあれば、訂正届と離職証明書、被保険者資格喪失確認通知書の事業主控えに補正する内容の証明となる書類が必要となります。それらの書類を添付すると、訂正することができます。

離職票の離職理由への異議の申立て方法

離職票の離職理由の書き方・訂正方法・異議申し立ての方法

離職票に記載されている離職理由に納得ができない場合には、離職理由への異議申し立てをすることができます。ただ、その訴えがとおるのかどうか、というのは別の問題です。ハローワークの担当者の判断や、状況次第となる場合があります。離職票の離職理由に納得ができないからといって、異議申し立てをすれば、必ず変更できるとは限りませんので、注意しましょう。

必要なもの

離職票に記載されている離職理由に対して、異議申し立てをする場合には、一度記載された離職理由を変更できるだけの証拠が必要となります。異議申し立ての多くは、本来であれば会社都合となるはずが、離職票には自己都合と記載されているケースです。

自己都合を会社都合に変えたいという場合で異議申し立てをするのであれば、会社都合と判断できる資料や証拠などの判断材料が必要です。離職理由に納得がいかないからという理由のみで、異議申し立てをただ訴えるだけでは、簡単に理由を変更することができませんので注意しましょう。

離職票の離職理由はコードで書くのか

離職票の離職理由の書き方・訂正方法・異議申し立ての方法

離職票2には、離職理由コードというコードが記載されています。自分の離職理由は、離職票2に記載されている職域区分を見て確認するようにしてください。やむを得ない離職理由の場合であるのに、コード4Dの記載があった、という場合があります。4Dというのは、自己都合での退職です。離職理由に納得のいかない場合には、まずハローワークに相談してみるとよいでしょう。

主な離職コード

離職票に記載されている、離職コードのうち主なものを紹介いたします。まず離職コード1Aは解雇です。次に、倒産や退職推奨、法令違反などの正当な理由のある自己都合退職の場合は2Bを使用します。正当な理由のある自己都合退職の場合は3C、契約期間満了による退職は2Dを使用します。

ご紹介したコードは主な退職理由についてのみになりますので、必要な方は離職票に記載されている職域区分から、離職コードを確認するようにしてください。

退職する前には離職理由を確認しましょう!

離職票の離職理由の書き方・訂正方法・異議申し立ての方法

いかがでしたでしょうか。離職票には離職理由を記載する欄があり、会社側が提出する離職理由と合致しなければ、失業手当の給付額や給付期間が変動することになります。自己都合での退職か、会社都合での退職か、など退職する際には、会社側に離職理由を確認しておくことが必要となります。

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