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コンサルタント業界の今後の動向・コンサルタント業界への転職は?

更新日:2020年08月20日

企業や各種団体が経営している中で起きた問題点や課題点を中立な立場から、問題が起きた原因と解決策を提示して解決に向けた取り組みを支援する業務コンサルタント業界の市場の現状とコンサルタント業界の今後の動向などについてご紹介します。

コンサルティングの歴史

まずコンサルタント業界の歩みを見ていきます。

1800年代にアメリカの技術者が「作業単位の分割」と「単位ごとの時間」に基づく「科学的管理」の手法で工場を再生して、他の工場に同様の考え方を導入して支援したことがコンサルティングの始まりだと言われています。 1886年アメリカに「経営戦略」という視点で経営有数にアドバイスする戦略コンサルティングファームが誕生します。

1975年に大前氏が出版した「企業参謀」、1980年にマイケル・ポーター氏が出版した「競争の戦略」などの本が、経営有数に読まれたことから、コンサルティング業界が認知され始めました。 1990年代にITシステムが導入されたことによりコンサルタント業界の市場は大きく拡大していきました。

コンサルティングの分類

コンサルタント業界の分類についてお話します。今は当たり前になってきた、企業や会社の発展には欠かすことができないコンサルタント業界はどのように分類されるのか見ていきます。一般的には「企業」「事業」「業務」「システム」「組織」「人材」に分類することができます。では次項からその詳細を見ていきます。

企業を対象とするコンサルティングとは

まずは、「企業」を対象とするコンサルティングですが、顧客企業が新規事業を立ち上げる時などに部門を独立させて、集中的な取り組みができる環境を整えます。現状や将来を考えた、目標達成のために最適な組織体制を構築、どのように人材を育てようとしているのか、どのような能力、業績、姿勢が評価されるのかなどの社員のモチベーションアップになる人事制度を改革をします。

また、組織改革や事業開発など自社で抱えている、経営課題を克服し、それによって高収益が得られる事業に変身させる目的のM&A戦略といった企業経営に関する問題解決をします。

業務とシステムを対象とするコンサルティングとは

「業務」と「システム」を対象とするコンサルティングは、ITシステムの導入によって、財務会計作成、生産・販売管理といった業務プロセスの改革と効率アップを進めます。

事業を対象とするコンサルティングとは

「事業」を対象とするコンサルティングは、企業が行っている業務が市場において戦えるか、などを判断します。事業の戦略、事業特性の把握、業績の推移と収支構造の把握、事業収支改善の可能性の検討をします。

また、製品市場戦略、経常利益減少の要因、営業利益減少の要因、売上高減少など要因を分析して売上高を増加させる対策などを打ち出します。

組織と人材を対象とするコンサルティングとは

コンサルタント業界の組織と人材を対象とするコンサルティングは、社員のモチベーション低下の原因の分析、社員に対する役割や要望の明確化、社員の処遇などについての体系を整備しルール化するなどの人事制度を変えます。また、総額人件費の予測やどのような行動をすれば賃金が上がるのかなどの賃金制度の改定、組織が実力以上の成果を上げることができたり、古い体質を新しい体質に入れ替えるなど組織風土の変革をします。

また、お客様対応の基本方針、フィードバック方法、現状スキルの把握などの教育研修プログラムを導入するなど組織と人に関する課題を解決します。

コンサルティング業界を知る

企業の抱える課題に対して意見を求められ、解決まで導く企業がコンサルティングファームです。ひと言でコンサルティングファームといっても、その種類は大きく分けて「総合系ファーム」、「戦略系ファーム」、「組織人事系ファーム」、「シンクタンク系ファーム」、「IT系ファーム」などに分類できます。それらを簡単に紹介します。

総合系コンサルティングファーム

企業、事業戦略立案やIT戦略立案、システム構築など、上流フェーズをはじめ、あらゆるコンサルティングサービスを提供しています。。総合系コンサルティングファームは対象となる経営課題が多くあるため、各領域別に専門組織を分けています。金融、製造業、通信、エネルギー、公共機関といった業界別チームと戦略、会計、人事組織、受発注や在庫、販売、物流を管理するSCMなどいくつかの分野にまたがる機能別チームに大きく区別されます。

業界別チームに所属する方は、独特の業務プロセスや商取引の過程において形成された慣習などコンサルタント業界に対する幅広い知識を持ったうえで、クライアント企業とコミュニケーションをとっていきます。

戦略系コンサルティングファームとは

戦略系コンサルティングファームは、ターゲットとすべき企業数がどのくらい存在するかなどの市場社数分析、事業内容、戦略面の相性分析などのM&A戦略に提案をします。また、親会社との連結決算対応でなくグループ総合力強化を目指すグループ経営戦略、新市場参入戦略、新規事業戦略、新製品開発戦略、新製品開発戦略、人事戦略、企業戦略の現状分析と市場志向の評価のマーケティング戦略、IT戦略などといった一部の事業や機能別の課題を扱うプロジェクトまで幅広く対応します。

戦略策定に必要な現状分析を行うためのツールなどは戦略系コンサルティングファームが独自開発してものが多くあります。

シンクタンク系 コンサルティングファームとは

シンクタンク系コンサルティングファームは、経済調査、官公庁向けのリサーチ、ITコンサル、マネジメントコンサルなど4つの部門を持っています。その中で民間企業を対象としたITコンサル、マネジメントコンサル部門に力を入れています。大手金融機関や証券会社、事業会社グループ、大手企業をバックに持つファームですので、グループ全体での高度なノウハウ、見識により質の高いコンサルティングを提供しています。

企業・事業再生系コンサルティングファームとは

初回公開日:2017年08月09日

記載されている内容は2017年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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