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自動車業界の市場規模や動向・今後の将来性

更新日:2020年08月20日

自動車業界は今、電気自動車や自動運転技術の搭載などで大きな転機を迎えているところです。現状の市場規模や販売台数のなどを通して、今後の自動車業界の動向、将来性などをご紹介します。また、自動車業界の年収や業界用語など関連事項もあわせて説明します。

■10位はダイムラー、299.8万台:ベンツを主力車種とするダイムラーは、2015年から販売台数を5%伸ばして11位からスズキを抜いて10位になりました。世界的なベンツのブランド力は安定しています。

■9位はプジョー・シトロエン、314.6万台:プジョー・シトロエンはGMやBMWとも業務提携し、チェコではトヨタと合弁会社を設立しています。SUV車やコンパクトカーを前面に、中国市場を中心に販売が伸びています。

■8位はフィアット・クライスラー、472.0万台:アルファロメオ、マセラティ、ランチア等、高級モデルを傘下に揃えるフィアット・クライスラーは安定したがあって、欧州中心に販売台数を伸ばしています。

■7位はホンダ、497.2万台:販売台数を8.5%伸ばして前年8位からランクアップ、シビックやフィットなどのコンパクトカーが欧州をはじめ支持を広げています。

世界の自動車販売 4位~6位

■6位はフォード、665.1万台:2016年、日本市場から撤退することで話題になりましたが、中国ではが高く、SUVのエコスポーツ、エクスプローラーやセダンモデルのフォーカスなどが販売台数に大きく寄与しています。

■5位は現代自動車、786.8万台:ヒュンダイブランドの韓国の現代自動車は、日本ではあまり馴染みがありませんが、アメリカを中心に高い評価を得ています。高級セダンのアバンテは世界販売台数90万台を超えています。

■4位はルノー・日産、996.1万台:三菱をグループ傘下にしたルノー・日産、1000万台に迫る台数になりました。内訳は日産が556万台、ルノーが318万台で、日産のリーフの累計販売台数も35万台を突破し電気自動車のシェアも拡大しています。

世界の自動車販売 有数3

■3位はGM、996.5万台:ルノー・日産とは僅差で3位に入っています。アメリカを代表するモデルを展開していますが、車種別では、シボレーが418万台、ビュイックが143万台となっています。アメリカと中国市場での2015年販売台数は1位になっています。

■2位はトヨタ、1017.5万台:前年1位から僅差で2位になっています。ダイハツ、日野を傘下にしていますが、前年からは微増の販売台数です。プリウスを始め、アメリカではカムリ、カローラなどが販売台数を伸ばしています。

■1位はフォルクスワーゲン、1,031.2万台:前年2位から堂々の1位です。アウディやポルシェ、ランボルギーニなどの強力ブランドを傘下においています。車種別ではフォルクスワーゲンが599万台、アウディが187万台となっています。中国や欧州でのは衰えることがありません。

世界の自動車販売 有数10圏外

有数10圏外の日本メーカーでは、11位にスズキが286.3万台にランクされています。インド市場でのシェア1位が貢献しています。13位にマツダが155.1万台、15位にスバルが103.2万台で入っています。3社とも前年と同順位、定位置となっています。

日本でものあるBMWは236.8万台で12位ですが、BMWは世界の信頼度が高いメーカーとして世界有数の地位を獲得しています。販売地域で必ず現地に新たな雇用を提供して地域に根ざした関係を築いていることや、高い技術力を背景に安全性の高いブランドを確立、信頼性の高い企業として評価されています。

自動車部品業界の動向

自動車業界と自動車部品業界は切っても切れない関係なのですが、自動車部品業界は自動車業界のサプライヤーなので、どうしても自動車業過の動向に左右されかねません。自動車部品業界の現状などをみてみましょう。

自動車部品業界の現状

日本の自動車部品業界はトヨタ、日産、ホンダなどの自動車業界主要メーカーの系列で構成されています。

トヨタであれば、デンソー、アイシン精機、豊田自動織機、トヨタ紡織、ジェイテクト、豊田合成など、日産系はカルソニックカンセイ、ユニプレス、河西工業、ヨロズなど、ホンダ系はテイ・エスティック、ケーヒン、ショーワなど、業界全体では86社があり、全体の売上は30兆円弱の大きな市場です。

自動車部品の種類は多く、エンジン、変速機、サスペンション、シート、ブレーキ、ハンドル、熱交換器、電子制御システム、エアバッグ、電動パワーステアリングなど様々な分野で多岐にわたっています。

自動車部品業界の再編など

自動車部品業界は系列の自動車メーカーの動向に左右されるのですが、近年は電気自動車や自動運転技術などへシフトする影響から、海外の部品メーカーやソフトウエア業界など異業種からのアプローチが顕在化しています。

トヨタ系列の部品メーカーの事業別の集約や、二次三次部品メーカーの再編、日産の最大手部品メーカー、カルソニックカンセイの売却など、海外部品メーカーの再編に比べるとスピードは穏やかですが、自動車業界の構造変化と同様に間違いなく自動車部品業界もこれから再編の波が押し寄せることでしょう。

自動車部品業界にとってはこのような転機をきっかけに、より一層に海外市場を取り込むなどなどのチャンスも生かすよう展開をはかっています。

自動車業界の課題

自動車業界の課題といえば、電気自動車や自動運転技術などがありますが、それに関連して解決がもとめられている課題がいくつかあります。

高齢化と過疎化・過密化への対応

これから高齢化はさらに進み、昨今のニュースでもよくある視認能力低下による信号見落とし、高速道路逆走、ペダル踏み間違えによる暴走事故などを減少させるために、業界として行政とも協力して対策を推進していかなければなりません。自動運転技術が核となるものですが、道路周辺のセンサなどによるモニター技術は行政とのタイアップが欠かせません。

人口過密の都市部では交通インフラが整備されていて自動車所有の必要性が薄れています。そんななかで、タクシーやカーシェアリング、一人・二人用などの用途に適した車の開発も業界の課題でしょう。逆に人口流出の激しい過疎地では、用途にみあったコストの車の開発が必要でしょう。

インフラなどの整備

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初回公開日:2017年09月20日

記載されている内容は2017年09月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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