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花王の不買の理由・効果と株価への影響・商品一覧・現在

初回公開日:2017年12月21日

更新日:2020年08月20日

記載されている内容は2017年12月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

2011年(平成23年)に社会現象となったフジテレビの偏向報道騒動と、花王不買運動。その原因や直接の引き金となった出来事とは、一体なんだったのでしょうか。今回は、2011年に起きた一連の花王不買運動を改めて深掘りし、騒動の顛末をご紹介します。

花王の不買の理由・なぜか

2011年(平成23年)に起きた社会現象のひとつとして、今も私たちの記憶に残っている花王不買運動。そもそも、花王不買運動の発端は何だったのでしょうか。そして、その結果として残ったものは何だったのでしょうか。

当時の報道によれば、フジテレビによる偏向報道に不満を持った一般視聴者が、フジテレビの主要な番組スポンサーである花王が番組製作に何らかの影響力を持っていると考え、花王の製品を「不買(買わない)」するようにとネット上で呼びかけたことが花王不買運動の始まりです。

花王の広告費は年間800億で、そのうちの600億がフジテレビに流れているとの噂もあります。

まず俳優の高岡奏輔が声を上げた

番組が韓国製ばかりになった

韓流ブーム

フィギュアスケート

原爆Tシャツ

フジテレビ側の弁明

フジテレビはこの他にも、2010年10月に開催されたサッカーの試合を「韓日戦」と表記するなどして批判されていますが、これに対しては国名の順番はホームとアウェイで使い分けている」とコメント。

サッカーの試合に関しては、以前から韓国チームのマナーの悪さに対してサポーターを中心に不満が募っていたために、これも花王不買の要因となりました。

度を越した「韓国押し」の理由については、コンテンツ版権の安さのほか、過去の日本製ドラマを再放送するという方法では視聴者に飽きられてしまうとの懸念があった、韓国ネタは視聴率に繋がりやすいなど諸説ありますが、何らかの広告費が出ていたことも十分に考えられます。

視聴者からの不満に対してフジテレビは、「視聴者の希望に沿った番組内容だった」「他意はなかった」などのコメントを出していますが、いずれも視聴者の怒りを収めることはできなかったということでしょう。

視聴者が主張したかったこと

以上の要因が花王の不買運動に繋がったことは確かですが、フジテレビに対する不満の根本は違うところにあります。花王の不買運動に賛同した人たちは、なぜそんなに「韓国押し」が嫌だったのでしょうか。

世界的に見ても、国境を接する国同士や近隣する国同士が仲良く共存したという歴史は多くありません。どちらか強い方が弱い方から搾取したり、互いの利益を守るために競合するのは仕方のないことだと言えるでしょう。

しかし、花王不買運動の動機について調べてみると、単に韓国という国が気に入らないからという理由だけではないことがわかります。次に、デモや花王製品の不買運動に加わった視聴者の主張のうち、主なものをまとめます。

反日教育の実態

韓国の歴史は「反日独立運動」の歴史です。歴代大統領は「反日」のスローガンで朝鮮民族の誇りを刺激し、民意を統一してきました。

韓国には「建国年(国が生まれた日)」がふたつあります。旧日本帝国が朝鮮半島を統治下に置いていた1919年(大正8年)と、日本が第二次世界大戦で敗れ、連合軍によって統治から解放された1948年(昭和23年)で、いずれも「日本の支配」と切り離して考えることはできません。

現韓国政府はこれまで、大韓民国の政府が樹立した日(1948年)と、大韓民国建国(1919年)を区別してきましたが、2016年の国定教科書では1948年を「大韓民国樹立の年」と既述し、国民から批判されています。

1919年は上海で独立運動を起こした一部の朝鮮人が「大韓民国臨時政府」を起こし、初代大統領に李承晩(りしょうばん)を選出した年で、「日本から自力で独立した」という民族の誇りを担保しています。

竹島問題

「竹島(たけしま)」は、島根県にあるふたつの岩石島で、国際法上では日本固有の領土として認識されています。歴史的な経緯は端折りますが、韓国は現在までに竹島を実効支配しており、北朝鮮も領有を主張しています。

また韓国では、竹島を日本人にとっての富士山にも匹敵する「国の象徴」として位置づけ、国民を教育しています。人間のそうした感情が、交際法や歴史的観点よりもある意味で強いものであることは簡単に想像できるでしょう。竹島が日本の領土であるという事実は、韓国人にとって受け入れがたいものになっています。

韓国の文化を素晴らしいものとして紹介するのであれば、そうした政治的・歴史的な事実も併せて報道するべきというのが、花王不買運動を先導した視聴者の主張です。韓国から地理的に近い対馬では、国家間の諸問題と国民レベルの友好は無関係として交流を続けていましたが、寺の仏像が窃盗に遭うなどの被害が多発しています。

運動の経過

フジテレビの偏向報道に対する抗議デモや花王不買運動の経過を時系列で辿ってみると、
「一連の韓国報道に対する抗議活動」として、フジテレビ本社のある東京・お台場を中心に事実上のデモが行われたのが2011年(平成23年)8月7日です。

ネットの呼びかけに応えて集まった人の数は主催者発表で約2,500人とも言われ、「ニコニコ動画」などで配信されました。続く8月21日には、デモを主催した「8・21フジテレビ抗議デモ実行委員会」がフジテレビに対して抗議文を提出しましたが、テレビ局はこれを拒否しました。この日、複数の主催者によるデモ後進が決行されています。

アメリカのウェブサイトによれば、この日の動員数は1万人で、韓国のテレビ局は1,500人から2,000人と伝えました。日本のテレビ局はいずれも報道していません。

花王の不買の効果・影響

花王本社が最初にデモの対象となったのは9月16日です。「偏向報道のスポンサーは止めるべき」との趣旨で集まったデモ隊は1,000人で、ネット視聴者は10万人とも言われました。同月には大阪市内でも同様のデモが行われています。

花王では、当時の尾崎社長が日本経済新聞の取材を受けていることから、この頃にはすでに不買運動が始まっていたものと考えられますが、花王はコメントの中で一般消費者による製品の不買運動が業績に影響を及ぼしたという事実はないと語り、「基本的に業績に影響を及ぼす問題ではない」として不買運動に対する認識を明らかにしました。

ライオン

花王製品の不買運動が注目を集めるようになった2011年は、大手日用品メーカーの「ライオン」がフジテレビの長寿番組「ごきげんよう」のスポンサーを降りるというデマがネットのSNSや大手匿名掲示板で流れました。

スポンサー降板の理由は「花王の不買運動が飛び火するのを防ぐため」とも噂されましたが、実際には番組が2016に終了した後もライオンによる提供番組は別枠で継続されています。

「ライオン(LION)」は1891年(明治24年)に設立された会社で、花王に次ぐ国内第2位のシェアを持ち、創業以来の歯磨き粉は今も有数シェアを誇ります。

花王の不買での株価の影響

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