【業界別】出版社の就職偏差値・有利な大学・難易度
更新日:2020年08月20日
出版社に就職するのに有利な大学を知る
出版不況と言われながらも、常にの就職先にランクインする出版社。大手から中小まで日本にはさまざまな出版社があり、町の書店やamazonなどのネット書店では多くの書籍や雑誌が売られ、常に多くの人で賑わっています。
さて、そんな出版社に就職するのに、有利な大学はあるのでしょうか。最近では大学名を見ないで審査するところも出てきていますが、もちろん「この大学に入っておけば出版社に就職できる」というものはありません。
偏差値のいい悪いで人の良さを判断できないように、偏差値で出版社で活躍する人材になれるかどうかを判断することもまたできません。ただ、日本の出版社は東京都に多くが集中しています。そのため就職試験も都内で行われます。これから大学を選ぶ人は都内の大学を選部と就職の際に便利です。
出版社の就職偏差値3
出版社と聞くだけで花形職業なイメージですが、実際は就職する際どの出版社ががあるのでしょうか。ここでは形式で3を紹介します。
第3位 講談社
第3位は「講談社」です。講談社といえば音羽グループの大手中の大手ですが、さまざまな分野を手堅く行なっています。『少年マガジン』をはじめとした漫画部門、タレント・女優の写真集、小説では東野圭吾など、売れている書籍を出版しています。
文庫シリーズではあの黄色の背帯が講談社を象徴する色になっています。小説家の川上未映子さんが初めて講談社から小説を出すことになった際にそのエピソードを綴っています。
第2位 集英社
第2位は「集英社」です。集英社も大手の一つで、『少年ジャンプ』を発行しているところです。「ドランゴンボール」の時代から「ワンピース」へ、売れている漫画を次々と発掘していることが、出版社へと繋がっているのでしょう。
集英社は新書も一定の読者が付いているコンテンツの一つです。著名な著者を集め、「売れる」だけでない内容のしっかり入った新書を出すことがそのを支えています。集英社が主催している「開高健ノンフィクション賞」も、読み応え十分でです。
第1位 小学館
第1位は小学館です。「ドラえもん」といった今なお多くの人が愛着を持つキャラクターを生み出したところ。『小学一年生』などの児童書も読んでことのある人が多いのではないでしょうか。
そうした漫画や児童書のほか、小説、ライトノベル、タレントの写真集など、幅広く取り扱うことで多くの人読者を獲得しています。
出版社に就職するには何をしておくべきか
では、出版社に就職するためには何をすることが必要なのでしょうか。本作りにはさまざまな人が関わっています。著者となる著名人(ジャンルによってさまざまです)、デザイナー、イラストレーター、フォトグラファー、スタイリスト、ヘアメイク。挙げていったらきりがありません。
そういうささまざまな人を適材適所でスタッフィングするのも編集者の仕事です。どんな人がいるのか幅広く知っておく必要があります。また、時代に合わせた本を作るためにも、今の時代を感じ、読者がどんなものを求めているのかを考えることも大切です。
そのためにも、いろんな本や雑誌、新聞、ニュースを読んで、知見を広げることが何よりも大切です。これが、出版社の筆記試験で一番求められることでもあります。
高卒でも就職できるのか
基本的には大卒の人が多い業界ですが、高卒だからできない仕事ではありません。先ほど挙げたようにさまざまに考えられる人であれば、出版社でも即戦力になります。
出版社で働くには、新卒のほか、アルバイトとして働いてそのまま正社員になる方法、まずは編集プロダクションなど出版社よりも入りやすいところに行ってから編集経験を積んでから中途採用で出版社に入社する方法もあります。新卒で受けられない場合は入社できるルートを探しましょう。
必要な資格、あると便利な資格
出版業界は実力主義で、これといって必要な資格はありません。普通自動車免許は持っているといざというとき便利ですが、必須ではありません。
資格ではないのですが、
・ワードやエクセルなどのPCスキル
・ライティング・校正スキル
など基本的なスキルがあると役に立ちます。
また、写真の撮影などもできるとちょっとした記事のときに役立ちます。今は仕事はどんどん幅を広げる時代です。文章が書けない編集者より書ける編集者の方が仕事が広がりますし、同じように写真が撮れない編集者よりも撮れる編集者の方が何かと便利です。
ただ、今紹介したのはプラスαの要素のこと。まずは編集としてのスキルを身につけることが大切です。
業界別!就職したい出版社
初回公開日:2018年02月12日
記載されている内容は2018年02月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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