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2018年06月01日

自動車業界の今後の動向・課題一覧・就職ランキングTOP3

自動車業界は、ITの台頭による自動運転技術や地球温暖化防止による電気自動車の参入などを受けて大きな変革を迎えています。自動車メーカー各社は、その変革に備えて独自の策を練っています。そんな自動車業界の特徴や魅力、今後の動向についてご紹介しましょう。

自動車業界の今後の動向は?

自動車業界の今後の動向・課題一覧・就職ランキングTOP3

自動車メーカーと言えば、トヨタ・日産・ホンダ・マツダ・スバルなどお馴染みのメーカーがあります。どの自動車メーカーも国内だけではなく、世界中で自動車を販売しており、日本の代名詞とも言える存在です。

リーマンショックやサブプライムローン問題によって、一時売上が冷え込むことがありましたが、現在のところ自動車業界は順調に売上を伸ばしています。近年では、ITの台頭によって自動車の衝突を防止する自動制御技術や自動運転技術が生み出されたり、環境に配慮したハイブリット車や電気自動車などが普及したりしています。

そんな自動車業界の今後の動向は一体どうなるでしょうか。

将来性

現在、先進国での売り上げが頭打ちになっているため、平成19年まで、自動車メーカーの多くは新興国において売り上げを伸ばそうとしていました。

しかし、リーマンショックの影響を受けて、アメリカでの売上が急落し、一時自動車販売が低迷期にありました。その頃の自動車業界は、赤字の企業が多くなりました。近年では、円安傾向が功を奏して、自動車業界は年々売り上げを伸ばしています。

国内販売の売上は低迷していますが、海外売上では好調です。新興国においては、公共交通機関のインフラ整備が整っていない地域も数多くあり、車の需要は依然増加傾向にあるでしょう。

また、自動車業界が生き残っていくためには、自動車の電動化・自動運転技術の開発が重要なカギを握っています。

市場規模

自動車業界の市場規模は、他業界と比べてもかなり市場規模が広いでしょう。日本国内だけではなく、アジア・ヨーロッパ・アメリカ・中東など世界各地で自動車を販売しているので、それだけ売上規模も大きくなります。

2016年の世界の自動車販売台数は、9300万台以上、生産台数は9400台以上と、前年と比べて伸び率が4%代となりました。現在は、アジアが最大市場となっており、中国がアメリカを抜いてトップの市場規模となりました。

近年では、インドやメキシコ、ブラジルなどに生産拠点を置き、中国やアメリカ、中南米での販売のための関税対策や人件費などの生産コストの削減に取り組んでいます。自動車業界の動きについて、販売市場だけではなく、生産拠点の動向にも注目していく必要があります。

自動車業界の就職ランキングTOP3

数ある会社の中でも、新卒の就職希望者が多い、特に人気がある自動車メーカーは一体どこなのでしょうか。ここでは、TOP3の企業をご紹介していきます。

第3位 日産自動車

フランスの大手自動車メーカーである、ルノーと提携しています。近年では、三菱自動車も買収し、更なる市場規模の拡大化を進めています。売上シェアでは、トヨタ自動車に次ぐ売り上げをあげています。

自動車開発では、自動運転技術を自動車事業に導入し、世界初の同一車線自動運転技術の開発に成功しました。次世代の技術開発においても、注目される企業です。

第2位 本田技研工業

四輪自動車だけではなく、二輪自動車の製造販売も強く、二輪自動車の売り上げは世界トップクラスとなっています。

また、独自の技術力を活かして、自動車以外にもロボットや航空産業にも力を入れているのが特徴です。

第1位 トヨタ自動車

自動車業界のトップはやはりお馴染みの「トヨタ自動車」でした。売上高や時価総額でも日本国内自動車メーカーのトップに立っています。自動車販売台数もグループ全体で約1000万台を超え、世界トップレベルの販売規模を誇っています。

自動車業界の課題とは?

自動車業界の課題は、自動運転やハイブリッド車に始まる次世代自動車の開発と言えるでしょう。

現在では、グーグルなどIT業界の企業が自動運転技術開発に力を入れており、自動車業界に参入し始めています。それを受けて、トヨタ自動車もシリコンバレーに開発拠点を置き、次世代技術の開発に巨額の投資をしています。自動車業界にとってITの必要性は益々増加するでしょう。

次に、電気自動車の普及があります。二酸化炭素の排出量が増えると、地球温暖化に拍車をかけることになります。CO2の削減は、世界規模で重要な課題となっており、自動車業界も重要な役割を担っているといっても過言ではありません。

イギリスやフランスでは、パリ協定のために、2040年までにガソリン車・ディーゼル車の販売を無くすと掲げており、各社も電気自動車の開発に力を入れています。

自動車業界の平均年収

自動車業界の平均年収はいくらになるのでしょうか。代表的な企業別に平均年収を見てみましょう。

・トヨタ自動車=851万円

・日産自動車=795万円

・本田技研工業=772万円

・いすゞ自動車=760万円

・三菱自動車=719万円

・マツダ=681万円

・富士重工業=657万円

・ダイハツ工業=651万円

・日野自動車=650万円

・スズキ=626万円

自動車業界の平均年収は、凡そ650万~800万です。比較的業績の良い自動車業界でも、平均年収が1000万を超える企業はありませんでした。

代表的な自動車メーカーを中心として、最先端技術の開発にも注力して、生き残りの策を立てています。自動車業界と世界の動向には密接な関係があり、業績次第で変わる可能性はありますが、比較的安定していると言えるでしょう。

自動車業界に関するおすすめの本

自動車業界について深く知るために、今後の動向や課題を分析した本をいくつかご紹介していきます。

2020年の「勝ち組」自動車メーカー

トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車、富士重工業、マツダ、三菱自動車、スズキ、ダイハツ工業の8社の自動車メーカーを6つの視点から採点し、2020年勝ち組となり得るメーカーを発表します。

国内販売シェアは低迷しており、最先端技術の開発は外資系企業がリードする形となっている現在の状況で、日本の自動車メーカーが生き残っていけるのかどうかを分析しています。また、各社の生き残り策も知ることが可能です。

詳細な事実に裏付けされた刺激的な着眼点が数多くあり、大変参考になった。アナリストの渾身の一冊であると感じる。

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モビリティー革命2030 自動車産業の破壊と創造

本書では、2030年に自動車業界は大きな変化を受けると言います。パワートレーン化・車の知能化・シェアリングサービスの台頭の要因が、現在の自動車産業をどのように変化させるのか分析しています。

また、上記3つの要因から乗用車メーカーの利益が半減・部品メーカーの危機・ディーラー数の激減といった予測も展開しています。

自動車業界の今後の動向について知りたい人におすすめの一冊です。

データに裏付けられた未来予測は、確度のほどは未知数だが、考えるべきテーマの在り処を的確に示してくれて非常に有益だ。

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自動運転で伸びる業界 消える業界

自動運転の普及により、自動車業界も変化を強いられています。自動運転による既存産業への影響と新規ビジネスの誕生について述べています。自動車業界の今後だけではなく、自動運転による影響を受ける他企業や「自動運転」のビジネス・マーケットについて概要を理解することができます。

自動運転の各社開発方針と進捗がよく纏められていました。
序盤の配車やサービスの話は最初は関係ない内容と思っていましたが、終盤は繋がりました。

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自動車業界の特徴

自動車業界の今後の動向・課題一覧・就職ランキングTOP3

他のものづくり業界と比較した場合、自動車業界の特徴は部品メーカーや販売、サービス、金融などと幅広い分野に関連し、グローバルに展開する業界と言えるでしょう。この章では、「トヨタ」「ホンダ」「日産」の3社に絞って、それぞれの特徴を見ていきましょう。

トヨタ自動車

販売台数が世界ナンバーワンの自動車メーカーです。自動車事業が82%、金融事業が18%と自動車事業一本に注力しています。世界初のハイブリッド車である「プリウス」を生み出し、現在のトヨタの代表車種となっています。

世界30か国に50以上の拠点と、自動車メーカーの中でも一番の海外拠点数を持っているため、グローバルに活躍したい人には海外事業に携わる可能性や海外出張・駐在の可能性が高い企業と言えるでしょう。

本田技研工業

二輪自動車事業が世界トップシェアを占めています。特にアジアやアフリカ、中南米で名の知れた企業です。

元々はバイクメーカーだったホンダは、そのエンジン技術を応用して四輪自動車の生産を開始し、ロボットや航空機の生産開発にも着手しています。自動車だけではなく、多様な技術を持った企業と言えるでしょう。技術に対するこだわりが強く、夢追う社風から、作りたい車を純粋に追い求める技術屋集団と言える企業です。

日産自動車

フランスのルノーと提携した日産は、外資系企業の素質も含んだ企業です。ルノー出身社員も多く、社内共通語が英語となっている部署もあります。入社コースによっては、入社する社員にも高い英語力が求められます。

自動車事業では、世界初の「自動運転」をミニバンタイプの車に導入し、同一車線自動運転技術の開発に成功しました。その技術によって、高速道路の走行を自動で行う車の販売を行っています。自動運転技術は将来の自動車業界の動向と密接な関係があり、自動運転を自動車に導入した、他社よりも一歩先をリードした企業と言えるでしょう。

自動車業界の魅力は?

自動車業界の今後の動向・課題一覧・就職ランキングTOP3

自動車業界の魅力をご紹介します。

最先端の技術と関われる

自動車業界の魅力の一つは、その最先端技術です。近年では、ハイブリッド車や電気自動車、自動運転システムなどが導入され、自動車のあり方が大きく変化を受けています。特に、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)は次世代の開発が期待されている分野です。

日本の自動車メーカーは、世界でもトップクラスの売り上げを誇っており、最先端技術の研究にも力を入れているメーカーも多いため、最先端技術の開発と関われる可能性が高いです。

グローバルな仕事環境

自動車業界においても「グローバル化」が重要となっています。海外での販売だけではなく、海外との技術者との合同開発や工場生産の海外委託など、日本国外と仕事で関わる機会が多くあるでしょう。営業や開発・調達・経理など、部署によっては海外駐在や海外出張に行く可能性もあります。

プロジェクト規模の大きさ

自動車業界は、ものづくりの中でも、特にプロジェクトの規模が大きく、最先端の技術に携わることができます。多くの異なる部署との連携によって、長期間をかけて考えられ、世の中に販売されるまでのプロジェクトの大きさは、プロジェクトが達成した際に大きなやりがいがあります。

ITによって自動車業界は大改革を迎える

自動車業界の今後の動向・課題一覧・就職ランキングTOP3

いかがでしたでしょうか。自動車業界の今後は、変化しつつある社会にどう対応するかによって行き先が決まっていくでしょう。これからも注目していきたい業界の一つです。今後の課題も、ITの導入による自動運転技術というキーワードが重要になるでしょう。

他にも、ダウンサイジング技術によるエンジンの燃費向上や電気自動車、燃料電池自動車などのエコカーの普及など最先端技術を駆使した次世代自動車の開発によって自動車業界は大改革を迎えることになるでしょう。

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