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2017年09月11日

企業/公務員での主な役職の一覧(順位/序列/役割)

色々な役職が世の中に多く有ります。社会に出るとそんな肩書に振り回されることも多く有ります。役職とは人間性の良しあしではなく、人間の上下を決めるものではなく責任の所在を明らかにするものです。本質的な役職の意味を掴んで上手に利用しましょう。

役職とは?

企業/公務員での主な役職の一覧(順位/序列/役割)

役職とは企業等組織においてどのような役目を負っているかを示す肩書です。大抵の企業では役職名での上下関係が共通していて、よその企業の肩書を聞けばどのような立場の人間か分かるようになっています。多くの企業でに企業独自の役職を作っていますので、興味を持って調べてみると面白いものです。以下によく聞く役職の一覧を紹介しますが、この一覧にない役職も多く有ります。

分かりにくいアルファベットの役職一覧

分かりにくいアルファベットで表される役職の一覧です。

CEO テレビのニュース等でよく聞く役職です。アメリカ英語のchief executive officerの略で最高経営責任者と訳されます。アメリカ合衆国の法人において理事会の指揮のもと責任者に任命された執行役員です。要するに株主等の会社の持ち主が任命する経営責任者です。

COO 最高執行責任者と訳されます。アメリカ英語chief operating officerの略です。アメリカの法人において理事会の指揮の下で企業の運営に関する営業活動の執行役員です。要するに営業部長が発言権を持って経営にかかわっていく感じです。

CFO 最高財務責任者と訳されます。アメリカ英語 chief financial officerの略です。アメリカの法人における理事会に任命された財務の業務を執行する役員です。会計監査役が社長を飛び越えて理事会から任命されています。

日本語でもわかりにくい役職

業界独自の役職と分かりにくい役職の一覧です。このほかにも業界によって一覧にない役職も多く有るかと思います。

頭取 とうどりと読みます。主に銀行系の最高役員の肩書です。例外としてりそなホールディングス傘下の銀行とネット銀行、信託銀行では社長の肩書を使用しています。他にも地銀ではスルガ銀行が社長の肩書を用いています。

会頭 主に商工会議所の代表者の役職です。もともとは複数の団体の代表者という意味です。慣例として東京商工会議所の会頭が日本商工会議所の会頭を兼務しています。

相談役 経営にかかわるアドバイスをする役職です。先代の社長や会長である場合、発言権が大きい場合があります。取締役ではないので経営責任はありません。

顧問 経営にかかわるアドバイスをする役職です。相談役との違いはこちらはコンサルタントなどのより実務的な内容のアドバイス役のようです。

企業

企業/公務員での主な役職の一覧(順位/序列/役割)

企業における役職ですが、商法、会社法にによって株式会社に定められた役職は3つのみです。以下はその一覧です。

取締役及び代表取締役 原則として会社の代表権を持ちます。取締役会を複数の取締役で構成する場合、多数決による決定で意思決定します。代表取締役を選任した場合はそのほかの取締役は代表権を返上する事になります。

会計参与 株主総会において選任される会計の監督役です。責任は重く、株主代表訴訟の対象になり、第三者責任も負います。

監査役 取締役と会計参与を監査する役職です。株主総会の通常決議で選任されます。社内の者が兼任することはできません。

一般的に言う役職

役職の一覧です。一般的に言う課長や部長などの役職は法的に定められた役職ではありません。その為各会社の裁量に任せた自由な名づけが行われています。ですが、ある程度は共通の役職を作ることで、社会的にスムーズにどのような立場か分かるようになっています。この一覧は一般的なものです。

1.会長 複数の会社にまたがる企業のトップ
2.社長 主に単独の企業のトップ
3.副社長 社長に次ぐ役職。複数人が務めることもある。
4.専務 社長の補佐を務める
5.常務 社長の補佐を務める

ここまでが役員と言われます。経営側の役職です。

6.執行役員 意思決定された事を執行し、監督する役職。ただの敬称である場合もあります。
7.本部長又は事業部長 部長の上の役職です。会社によって定義が異なります。
8.部長 部門のまとめ役です。軍隊で言えば士官です。
9.次長 部長の下で業務にあたります。軍隊で言えば准士官です。
10.課長 課のまとめ役です。軍隊で言えば下士官です。中間管理職と呼ばれます。
11.係長 現場指揮の責任者です。軍隊で言えば小隊長です。
12.主任 現場で頑張るチームのまとめ役です。軍隊で言えば隊長です。

一覧にない役職も業界、企業により多くあります。これは個々の企業で上下関係をリサーチして確かめるしかありません。

国家公務員での主な役職の一覧

国家公務員の役職の一覧です。
1.事務次官 事務方の長です。一般職のトップになります。
2.省名審議官 次官級、局長級、局次長級があり、スタッフを取りまとめる役です。
3.官房長 行政組織内部の管理と調整をする官房の長です。
4.局長 省庁の局と呼ばれる部門の長です。
5.部長 部の長です。
6.次長 部長に準じるポストです。
7.課長 課の長です。
8.室長 室と呼ばれる部門の長です。
9.課長補佐 課長の補佐をするポストです
10.係長 係りの長です。
11.主査 平の少し上くらいの地位です。
12.主任 平からスタートしてまず昇任する役職です。
13.係員 最初はここからスタートです。

省庁の数もなかなか多く有りますので、一覧にない役職も多く有ります。それぞれの省庁で上下関係を確かめる必要があるでしょう。

地方公務員の主な役職の一覧

地方公務員の役職の一覧です。この一覧にない役職も多く有ります。
1.次長、本部長、技監、理事 この辺がトップです。
2.部長、担当部長 部門の長です。
3.統括課長 課長の取りまとめが役目です。
4.課長、担当課長、専門課長 課の長です。
5.課長補佐 課長の補佐が役目です。
6.係長、主査、担当係長 係の長です。
7.主任 平の少し上です。
8.主事 公務員における平社員の事です。

地方により事情も様々で設置団体も様々なので役職も様々です。一覧にない役職の上下関係は確認が必要でしょう。

順位

役職の順位ですが、部長と次長の順位が逆であったり、課長であっても組織の中の重要度が高く発言権が高かったりで共通した順位というのはなかなかありません。上の一覧に書いてある順番がそのまま順位の順番になっているのですが、この他にも審議官や統括官など省庁によっては名前が同じであっても順位が違う役職もあります。

序列

序列とは組織の中の上下関係の事です。特に省庁等の公務員は上意下達の組織構造になっています。ややこしいのがすべての組織が役職の一覧にあった順位どうりに出来ていない事です。
会社によっては社長が複数人いる会社もありますし、次長と部長の序列が逆になっている組織も多くあります。

また、一覧には載っていない組織独自の役職もあるでしょう。個々の組織で上下関係をしっかり確認して把握しておきましょう。

ポストのピラミッド

企業/公務員での主な役職の一覧(順位/序列/役割)

普通、組織は上の役職になればなるほど数が減っていきます。そうすると出世が頭打ちになり、とくに年功序列の風習が残っている公務員は不具合が起こりやすくなります。一般企業ならば支社を新しく起こしたり、部署を新設したり、ポストを増やすことも比較的容易ですが公務員はなかなかポストが増えません。そこで起こるのが天下りと呼ばれる外郭団体や民間企業への転職や出向です。

これはよくマスコミで言われるような害悪ではありません。馬の目を射抜くような一般企業がそうそう簡単に受け入れるわけもないのです。受け入れているからには何かしらメリットもあります。

外郭団体への出向は税金により運営されている場合は人件費がかかりすぎるというのが難点ですが、構造上現段階ではやむおえないと言わざるおえません。このような天下りの構造によって公務員の生涯収入は担保されているのです。しかし、必要もないような仕事を無理やり作ってポストをつくっているのなら問題ありなので、大いに問題提起するべきでしょう。

役割

役職には誰もが持つ承認欲求を満たすという役割があります。これを得るために人間はまじめに仕事に打ち込み、上昇志向を持ちます。
これと重要な役割に責任の所在をはっきりさせるという役割もあります。一覧にあるように大体の役職には「長」が付きます。

これは代表者、責任者、権限者を表すものです。人は誰しも責任からは逃れたいものなので、役職で縛るわけですね。
一覧にないような役職が多くあるのは基本企業は勝手に肩書を作れてしまうからです。
役職をつけてしまえば満足感を与えられるので賃金に多少変動はあろうと賞与に使いやすいのです。

役職の価値は?

企業/公務員での主な役職の一覧(順位/序列/役割)

一般のサラリーマンや公務員にとって出世は働き甲斐を得るために非常に価値が高い物です。ですが、役職を得るためだけに働くのはなかなか危険な事です。否応なしに他の人との競争になってしまい、足の引っ張り合いになってしまいがちです。すると組織そのもののパフォーマンスが落ちてしまいます。

出世したいと思うのは人間の承認欲求と上昇志向に根差した自然な志向ですが、そんな出世欲に振り回されて他の大事な物をおざなりにしないようにしたいものです。一覧の上位にあるような役職になることをとりあえず目標にして働く意欲にしてしまうという利用法が一番賢いのかもしれません。

いつか役職につく時が来たら大いに誇って責任を果たしてください。それはあなたが頑張ってきたことを組織が認めたということなのですから。

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