Search

検索したいワードを入力してください

文系/理系の就職におけるGPAの影響|病院/公務員への就職影響

初回公開日:2017年07月26日

更新日:2020年08月28日

記載されている内容は2017年07月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

GPAと就職の関係性を、正しく知っていますか?大学生などは「GPA」という言葉をよく耳にするのではないでしょうか。「GPAは就職に影響する」ということだけを考えていませんか?今回は、GPAがもたらす就職への影響について、お伝えしていきます。

GPAって何だろう?

GPAとは「Grade Point Average」の略称です。直訳すると「成績の平均点」で、大学での成績を数値化したものです。

多くの大学でGPAシステムが導入されており、就職までに提出を求められることもあります。
提出については、エントリーシートの段階や最終面接時、就職が決まってからなど、パターンはさまざまです。

GPAにまつわる成績の仕組み

大学の成績は、「テストの点数」「出席点」「レポートの点数」の3つを総合した0~100点で決まります。点数に応じて、【S・A・B・C・D】もしくは【秀・優・良・可・不可】といった評価をつけられます。

各評価には、【4、3、2、1、0】とポイントを割り当てられ、【履修単位数】と【ポイント】を掛けて、【履修講義の総単位数】で割ったものがGPA、という計算式になります。
講義の数ではなく単位数が重要になるので、よりGPAを上げるためには、単位数の多い講義に力を注ぐと良いでしょう。

GPAの平均値は知るべき?

ネットなどでは、よくGPAの平均値が検索されています。しかし、この平均値は大学生全員の成績を平等に表したものではありませんので、ほとんど意味がないものなのです。

GPAは大学によって取りやすさが違います。また、学部や学科でも差があるうえに、同じ履修科目でもクラスや教授によっても成績評価基準などは変わってきます。なので、ネットでGPAの平均値を調べたところであまり参考にはなりません。同じ大学内、もしくは学部・学科内においての、ひとつの成績評価物だと考えておくのが良いでしょう。

就職におけるGPAの存在とは?

GPAによって就職が大きく左右される場合と、そうでない場合があります。企業によって、GPAの重要さというものが全く違います。

多くの国内の企業であれば、就職の際にほとんどがGPAを重視しません。ひとつの判断材料となることはありますが、「GPAが低いから就職できない」ということは少ないのです。ですが、GPAが高くて損をすることはまずありませんし、重視されないから学業に励まなくて良いということではありません。

また、海外の企業であったり、外資系企業・大手企業などでは、GPAが就職に大きく響くこともあります。就職の際にGPAの高さを求める企業も存在するので、常に学業に打ち込んで良い成績を取っておくと安心でしょう。

成績証明書の提出が必須かも!

就職のほとんどにGPAは関係ないとは言っても、それを含めた成績証明書の提出を求められることもあります。
海外の企業や外資系企業・大手企業では、就職選考の際にGPAをひとつの判断材料とする場合もあります。選考以外でも、内定が出て就職が決まってから提出というパターンも多く見られます。

どうして成績証明書が必要なの?

成績証明書の提出は、学生の学力を知るためではないことがほとんどです。多くは、「きちんと卒業できるのかどうか」を把握するために提出を求められているのです。

「内定を出した学生が、単位が足りず留年」となってしまうと、学生はもちろん就職できませんし、企業としては他の人を見つけなければならないなど、さまざまな対策が必要になります。万一でもそういったことがないようにという意味合いで、就職活動の際にGPAを含む成績証明書を提出しなければいけないことがあるのです。

GPAは就職にどんな影響を与えるの?

GPAは、実は就職にそれほど影響がありません。というのも、GPAの評価基準は大学ごとに違っていますし、ひとつの大学内でも学部や学科によってまちまちです。講義のクラスや教授によっても評価基準が変わるため、GPAをはじめとした大学の成績を信頼して見ていない企業が多いのも現状です。

そういったこともあり、就職にGPAが影響を与えるということはほとんどないのです。
ただし、企業によってはGPAで就職を判断する場合や、優先的に成績を考えることもあります。

文系就職

文系就職においては、GPAはほとんど関係ありません。文系企業の就職では、GPAなどの成績などよりも、人柄やコミュニケーション能力などの面を見られることが多いのです。チームワークを築いていくことや、社内・社外ともに円滑にコミュニケーションを取れるような人材を求められることが多いですし、就職における面接でもそういった部分をよく見ています。

ですが、「文系だから、GPAが低くても就職は平気!」というわけではありません。就職の際にGPAなどの成績を重視していないだけであって、ひとつの要素として見ることはあります。例えば、全く同じ条件の学生がいて合否に迷ったなら、その際にGPAを基準に判断されて就職が決まるということもあり得るのです。

「どれだけ大学生活に打ち込んできたか」が見えるものでもあるので、GPAが高くて就職で損をすることはありません。

理系就職

理系就職において、GPAを重視するのは「研究職」です。研究職への就職では、学生に求めるひとつの要素として捉えられるほど、大切なものになってきます。

「GPAが低いと理系企業は無理なの?」と思うかもしれませんが、そうではありません。研究職への就職ではGPAを重視していますが、その他の職種への就職ではあまり優先して見られることはありません。

ただし、ひとつの判断材料にはなるので、常に学業に励んでおくと安心でしょう。また、GPAが低い場合には、「なぜ学業に打ち込めなかったのか」などの理由をきちんと説明することが出来るようにしておくと良いでしょう。

GPAは就職に関係ない?

結論を言うと、GPAは就職にほとんど関係ありません。やはり、大学や学部・学科、講義のクラスや授業をおこなう人によっても評価基準が違ってしまうことが大きな要因となっています。

GPAひとつでは、就職活動に励む学生を同じラインに立たせて見極めることができません。
先にも述べましたが、昨今ではGPAの評価をはじめとした大学での成績評価に関して、企業側があまり信頼していないところが多いのです。

「勉強をしなくても良い評価をもらえる」とか「この教授は評価が厳しい」など、GPAのみならず大学の成績というものは一貫性に欠けている部分も大きいのです。さらに、大学によっても評価基準に違いが生じています。
基準が定まっていない成績や評価では、就職において反映させることがなかなか難しいのです。

病院や公務員への就職は?

GPAは病院や公務員への就職の場合にも、あまり関わってきません。基本的にはGPAなどの評価を気にしていないか、一判断材料となっているだけなので、「病院や公務員で勤めたいけど、GPAが…」と考えすぎることはありません。

GPAが病院や公務員の就職にあまり影響がないとはいっても、やはりGPAが高いことは良いことです。推薦や奨学金などにおいてはGPAが高いと有利になることもありますので、役に立つ場面も出てきます。そして何より大学生活での努力を証明できるので、しっかり良い成績を取っておきたいところです。

就職のためのGPAではない

GPAと就職は、あまり深い関わりがないものであると分かっていただけたでしょう。

ですが、GPAは成績を表しているので、成績が良くていけないことは全くありません。「GPAを意識して」とまでは言いませんが、いつでも良い成績を収められるように励みたいものです。

さらに、もし万一企業への就職でGPAを判断材料とされていても、「自分はこれだけ学業に努めてきました!」と胸を張って伝えられる根拠にもなります。
GPAが低いからすべてがダメなわけでもなく、大学生活やその他の交流で、しっかりとした取り組みがあれば、不安になりすぎることもありません。

就職のためのGPAではありませんが、自分のために良い成績を残しておきたいものです。

Latests