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身近なIoTの事例集|日本/海外/工場/製造業/家電/物流/医療

初回公開日:2017年08月29日

更新日:2020年08月28日

記載されている内容は2017年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ここ最近、新聞/テレビ等でよく目にする言葉「IoT」。何回聞いてもわからない、イメージしにくい方々の為にこのIoTに関してできる限りわかりやすく解説していきたいと思います。この記事が皆さまのIoT理解の一助になれば幸いです。

IoTとは

まず、IoTとは「Internet of Things」の略語で、「全ての物がインターネットで繋がる」事を意味しています。西暦2000年前後に騒がれていたユビキタス社会(全ての物がネットワークに繋がる社会)や現在ドイツで推奨されているIndustiral4.0の考え方とほぼ同意義です。
 
では、全てのものがインターネットに繋がるとはどういう事でしょうか?

身の回りにある家電(テレビ、冷蔵庫、エアコン、電気ポット等)や、工場で使用されている産業機器(工作機器、モーター、発電機等)全てに通信機器が取り付けられ、機器同士が有線や無線を通じて情報をやりとりできる状態になると言う事です。

これだけではイメージがつきにくいと思いますので、具体例を挙げながら説明していきます。

IoTの基本

現在身の回りにある家電にIoT技術が搭載されて(搭載される予定)います。

例をあげると、テレビ、エアコン、冷蔵庫です。これら家電にIoT技術が搭載される事で
電気代の削減、時間の有効活用ができると言われています。

では、どのように、なぜ電気代が削減できるのか、時間が有効に使えるようになるのか事例を持って解説していきます。

家電でのIoT活用

IoT事例(テレビ)

次にテレビのIoT事例を説明していきます。

テレビはIoT技術が他の家電と比較し、搭載が進んでいます。
事例① インターネット(Youtube, SNS, スマホの動画を見る)を使用する事ができる。
事例② 遠隔操作でオンオフ、録画が行える。
事例③ 遠隔医療、介護に使用できる。

では、一つ一つ解説して行きます。

事例①インターネット(Youtube, SNS, スマホの動画を見る)を使用する事ができる。
こちらについては言わずもがなですが、IoT技術を用いれば、インターネット上の画像、映像を観る事ができます。(現状でも新機種についてはこの機能が搭載されています。)

事例②遠隔操作でオンオフ、録画が行える。
こちらも新機種については、外出先で連携させているスマホを通じて、テレビのオンオフや録画等のコマンドを実施する事ができます。

事例③遠隔医療、介護に使用できる。
①②の技術の発展版となりますが、テレビと病院のシステムを連携すれば、テレビを通じて医者と会話する事ができます。テレビのオンオフの状態を確認する事ができるので、テレビが一日の中でオンオフされていれば、祖母、祖父が健在である事が確認できます。

IoT 事例(冷蔵庫)

次に冷蔵庫のIoT事例を説明していきます。

個人的にはこの冷蔵庫がIoT技術で一番有効的に使われるのではないかと感じています。
事例① 冷蔵庫の消費電力が把握できる。
事例② 冷蔵庫の中身を把握する事ができる。
事例③ 自動的にアマゾン等のインターネット通販に発注する事が可能になる。

事例①冷蔵庫の消費電力が把握できる。
こちらについては、エアコン同様ですので、割愛します。(冷蔵庫の使用電力を把握する事ができる。)

事例②冷蔵庫の中身を把握する事ができる。
現状では、冷蔵庫の中身を目視で確認し、不足分をスーパーや通販で購入しています。

これをIoT技術+センサー技術(物質認識技術)を活用すれば、遠隔からでも冷蔵庫に何があり何が不足しているか把握する事ができます。そして、会社帰り等にスマートフォンで冷蔵庫の中身を確認し、不足していればスーパー等に寄り買い物ができる事になります。

ただ、この技術はまだ発展途中です。センサー(認識技術)が向上すれば、近い将来、一般家庭に普及する事になるでしょう。

事例③自動的にアマゾン等のインターネット通販に発注する事が可能になる。
これは事例②の発展技術です。先ほど上述した通り、IoTで冷蔵庫の中身を可視化できるようになります。それに人工知能(簡単なプログラム)の技術を加えれば、冷蔵庫の中身の不足分を機械が理解し、アマゾン等に注文してくれます。

例えば、常に牛乳が二本ある状態が正常とプログラミングし、一本ないし、二本なくなった段階で注文するというシステムを構築すれば、利用者は買い物に行く手間を省く事ができます。

現時点では、アマゾン等の企業が実証実験を行っている段階ですが、必ず近い将来、一般家庭に普及する事になります。

IoTの事例(空調編)

IoTを空調で用いた場合(事例)、どのような事が可能になるかについて解説します。

事例① 温度、湿度制御を遠隔操作する事が可能になる。
事例② 使用電力量、冷却効率を可視化する事が可能になる。
事例③ 故障、不具合等を早期発見する事が可能になる。

では、一つ一つ事例を持って説明していきます。

事例①温度、湿度制御を遠隔操作する事が可能になる。
まず、現状の空調(エアコン)には通信機器が搭載されていません。そのため、手元にあるリモコン(赤外線)を用いて、約10m範囲内で温度、湿度を操作しなければなりません。

そこで、エアコンに通信機器(IoT)を搭載すると、外出先から遠隔操作が可能になります。

例えば、最寄り駅に到着し、帰宅した時に部屋を涼しい状態にしておきたい場合、エアコンと連携されたスマホを使って、エアコンをオンにし温度、湿度を制御できます。

事例②使用電力量、冷却効率を可視化する事が可能になる。
現在のシステム(IoTを用いない)では、各家電(テレビ、エアコン、冷蔵庫)がそれぞれどれくらい電気使用したか把握する事はできません。

こちらにIoTを搭載すれば、エアコンがどれだけ電気(kW)を使用しているか、冷却効率(COP)がどらくらいあるのか、スマホ又管理機器上で把握する事ができ、光熱費削減の一助になります。

事例③故障、不具合等を早期発見する事が可能になる。
上記で述べたように、冷却効率(冷却能力/kW)が把握できるので、冷却効率(使用時間、設定温度が変わらず)電気代が高い場合、空調内の冷媒、モーター、コンプレッサー等の機器の不具合や故障をIoTにより早期に気づく事ができます。

現状は、故障しない限り、空調の不具合に気づく事が非常に難しいです。

IoT事例(産業機器)

これまで身近な家電でのIoT事例を説明してきましたが、産業分野(工場)でも多く活用されています。(また将来的に活用されて行きます。)

例えば、鉱山等で使用されているブルドーザー、工場等で使用されている工作機械(モーター、インバーター)、電力計などなどです。

こちらでは、代表的なものだけ紹介していきます。(事例をあげて解説していきます。)

建設機械等でのIoT活用例

ここで建設機械(工作機械)にIoTがどのように活用されているか事例を持って解説します。

事例① 建設機械(ブルドーザー)位置情報がわかる。
事例② 遠隔操作が可能になる。
事例③ 稼働状況等の現状把握が可能になる。

では、一つ一つ解説していきます。

事例①建設機械(ブルドーザー)位置情報がわかる。
現在のブルドーザーの主流は無人運転です。

人が運転していた数十年前では信じらない事ですが、現在では普通に行われています。どのようなシステムか言うと、ブルドーザーにセンサーと通信機器(IoT)が搭載されており、GPSと通信を行い、場所を確認しながら稼働しています。

事例②遠隔操作が可能になる。
上述した通りですが、通信機器が搭載されていますので、遠隔からでも機械のオンオフが可能になります。

事例③稼働状況等の現状把握が可能になる。
現地に出向かなくても遠隔で、ブルドーザーがどこでどのように稼働しているのか確認する事ができ、採掘(工事)の進捗状況を把握する事が可能になります。

また、機械のモーター、油圧シャベル等に各種センサーを取り付ける事により、早期に不具合を発見する事が可能になります。メンテナンスを必要な時に実施する事ができ、製品の寿命を長く保つ事ができます。

IoTのデメリット(サイバー攻撃)

ここまでIoTのメリットについて解説してきましたが、当然物事には必ずデメリット(副作用)が付き纏います。ここで、IoTが抱える課題について解説していきます。

サイバー攻撃

IoTの一番の脅威と言えば、サイバー攻撃です。全ての物がネットワークに繋がっていますので、ウイルス等を駆使されそのネットワークに入られてしまうと、様々なトラブルが生じます。

それでは、事例をあげて説明していきます。

事例①インフラ(発電所、鉄道)が攻撃にあうリスク
事例②企業の機密情報、個人情報が流出するリスク

こちらの事例はたくさんあるため、この二つに絞って説明をしていきます。

事例①インフラが攻撃にあうリスク

私たちの生活は、インフラ(電気、水、ガス、鉄道、道路等)に支えられ成り立っています。それらがウイルスに感染すれば、たちまち使えなくなり、我々の生活に支障をきたす事になります。
 
例えば、我々に電気を供給してくれている発電所です。ここにもIoTの技術が使われています。タービンや発電機の稼働状況の確認と、効率の把握の為に各箇所にセンサーと通信機器が搭載されています。

通信機器が搭載されているという事は、裏を返して考えるともしプロトコル(通信方法)が判明すれば、他国に入る余地があるという事です。

一度ネットワークに侵入されてしまうと、発電機やタービンをオフにされ、発電(電気を作る)事ができなくなる可能性があります。そして、日本国内が混乱してしまいます。

事例②企業の機密情報、個人情報が流出するリスク

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