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2017年09月11日

中間管理職の役割・ストレスが多い?中間管理職の心得とストレス発散

ここでは、企業の管理職全体における中間管理職の位置づけや、社員全員の中における中間管理職の立場や役割や心得を説明します。中間管理職は辛いものだとも言われますが、会社や社会が求める中間管理者像を再度考えるきっかけになる内容を記述しています。

中間管理職とは?

中間管理職の役割・ストレスが多い?中間管理職の心得とストレス発散

企業における中間管理職とは何かを管理職全体をみながら説明していきます。

管理職と非管理職

そもそも管理職とはどのようなものなのでしょうか。企業人材の役割を大きく分類すると、「雇う側」と「雇われる側」に分けられます。管理職は雇う側に属し経営者に近い存在となります。雇われる側とは通常の従業員を示します。

雇う側と雇われる側は、経営者側と労働者側ともいわれます。管理職は「雇う側」であり「経営者側」といえます。今後本書では、管理者と非管理者を、経営者側と労働者側と称することにします。

中間管理職の位置づけ

中間管理職とは、経営者側の中で一番労働者側に近い存在です。なぜなら中間管理職の部下は、ほぼ労働者側にいる従業員だからです。

管理職にも会社独自の階層があります。経営者がトップです。そして役員や上級管理職がいます。簡単にいえば、上級管理者の部下が中間管理職です。

ちなみに上級管理職、中間管理職とくれば、下級管理職があるようにも思えます。しかし多くの企業には中間管理職の部下である下級管理職は存在しません。労働者側をまとめる係長などの職種名称もありますが、その人たちのほとんどは非管理職です。

中間管理職の役割

中間管理職の役割・ストレスが多い?中間管理職の心得とストレス発散

中間管理職の役割は、上級管理者を支えることと、労働者側社員のマネジメントを行うことです。中間管理職は経営者側に属するのですが、ほぼ100%の部下が労働者側なので、経営者側(経営者や上級管理職)の考えを労働者側の社員に周知徹底させる役割を担っています。経営者側と労働者側をつなぐ役割なのです。

中間管理職は、経営者や上級管理職が考えた戦略や戦術や企業目的(理念)を会社全体に周知徹底させる役割があります。例えばサービス第一の理念なら、中間管理職は部下全員がサービス第一の業務言動を行うようマネジメントします。また中間管理職は、ある期間内の会社方針やルールも部下に周知徹底させる必要があるのです。

中間管理職の板挟みとは

経営者側と労働者側では立場も考えも異なります。

例えば経営者側は人件費を抑えたいと思い、労働者側は人件費(給料やボーナスや福利厚生費)をアップして欲しいと願うでしょう。この異なる考えや願いを中間管理職は両側から受け止めて、労働者側を納得させたり、経営者側に報告・進言するのです。

また労働者側の社員はお客様との接点が密なので、自社の問題点に気づきやすい場所にいます。そのため中間管理職は、自社問題点やお客様からの情報を部下から得て、適切に経営者側に伝えることも重要となります。

そのため中間管理職は、経営者側と労働者側の板挟みになることも少なくありません。

中間管理職はそれを自分の役割であると前向きに認識する必要があります。そのうえで部下のパフォーマンスをマネジメントします。会社を現実的に動かしているのは、中間管理職の部下である多数の労働者側社員なのですから。

中間管理職の心得

中間管理職の役割・ストレスが多い?中間管理職の心得とストレス発散

中間管理職の心得として以下の2つがあります。

1)伝言ゲームの一員になってはいけない
2)経営者側の人間として、経営者側を支えなければならない

まず、伝言ゲームの一員になってはいけません。つまり経営者や上級管理職からの情報を、単に(そのまま)部下に伝えるだけではダメなのです。

まず上司からの情報や指示命令に自分が無理なく納得することが大切です。もし納得できないなら上司からの情報や指示命令に対して、何らかのアクションを起こす必要があります。それは質問かもしれませんし、進言や代替案提案などでしょう。

自分が納得できない情報や指示命令を、単に部下に伝えても部下は動きません。そして上司からの情報を、部下がわかりやすく納得しやすい言葉に修正する必要もあります。

次に、経営者を支える仕事が重要です。経営者や上級管理職社員も間違いを起こすかもしれません。また市場やお客様に近いところにいる部下の情報を上司に伝えることは経営者を支えることになります。

企業が機能不全になる場合、部下からの情報が中間管理職で止まってしまっている事例は多くあります。企業存続のためにも経営者側人間としての自覚と誇りを持つ必要があるのです。

中間管理職はストレスが多い?

中間管理職の役割・ストレスが多い?中間管理職の心得とストレス発散

結論からいえば、中間管理職だからストレスが多いとはいえません。どの職位の人もいろいろなストレス原因があり、人によってストレスに苦しむことはあるのです。

中間管理職だからストレスが多いという考えは、今すぐに捨て去ったほうが良いと思います。自分が一番不幸なのだという被害者意識は、あまり褒められたものではありません。

もしネガティブに思っているのであれば、経営者側からも労働者側からも見透かされているでしょう。その結果、上司や部下からの信頼関係はなくなり、余計にストレスがかかる状況になってしまうのです。

中間管理職のストレス原因

もちろん中間管理職には、その役割ゆえのストレス原因があるでしょう。中間管理職は、板挟みになる可能性の多い立場にいます。会社で一番立場の異なる人々の意見や情報を聴いて行動しなければいけません。つまり経営者側と労働者側という、最も立場が異なる人に挟まれているのが中間管理職ですから、板挟みというストレス原因は大きいでしょう。

しかしどの職位にも、その階層独特のストレス原因があるのです。板挟みというストレスも、立場が異なる複数の人間との関係を持つ人であれば、当然起こることです。経営者や上級管理者が無責任で無能なので困るとか、部下が無責任で無能で困るとか、お互いに自分の立場を誇示するのでやってられないとか、そういう中間管理職のストレスの原因もあるかもしれません。

ただ、このストレス原因は自分の上司や自分の部下に立場を変えて考えてみてください。同じことを考えてしまうことは、どの立場でもありえます。そしてストレス原因は、どの職位でもさほど変わらないと気が付くのではないでしょうか。結局のところ、それぞれの立場で、ストレス原因となる「守るものや誇りや立場」があるものです。

ストレス発散方法

中間管理職の役割・ストレスが多い?中間管理職の心得とストレス発散

中間管理職のストレス発散方法にはどのようなものがあるでしょうか。ストレスは誰にでもあるものですし、その発散方法も様々です。

中間管理職向けの特別なストレス発散方法はありませんが、中間管理職が絶対にやってはいけないストレス発散方法はあります。

中間管理職がしてはいけないストレス発散方法

お酒を飲んで話をしたり、お酒を飲まなくとも他人に話を聴いてもらってストレス発散する方法はあります。しかし中間管理職の人が絶対に行ってはいけないことがあるのです。それは部下に対して、会社の悪口を言うこと、上司の悪口を言うことです。

中間管理職の部下は、ほぼ全員が労働者側立場なのです。その人たちに会社や上司の悪口を言うことは、会社を信用したい、経営者や上司を尊敬したいと願う部下には大問題です。結果的に、部下が会社や経営者側に疑念を抱くことになり、尊敬の念が薄くなって部下のパフォーマンスが低下してしまいます。会社や仕事を好きになることが、良い仕事をすることになるのです。

これから中間管理職である事に誇りを持とう!

中間管理職の役割・ストレスが多い?中間管理職の心得とストレス発散

中間管理職は、経営者側と労働者側を結びつける重要な位置に存在しているという自負と誇りを持ってください。中間管理職の悲哀をたくさん挙げても何も変わりません。

経営者側と労働者側からの情報を適切に仕切って会社の情報管理をすることは、お客様の満足や社会貢献に繋がります。また会社の経営存続や事業発展に大きな影響を与えるでしょう。

経営者側からも労働者側からも信頼され尊敬される管理職として、自信に満ち溢れた状態で中間管理職の責務を全うしていただきたいと思います。

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