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フロー図の書き方・ループの表し方|エクセルを使ったフロー図

更新日:2020年08月28日

フロー図を描くようにと言われたことはありませんか。フロー図とは、何をあらわすものなのでしょう。どのようなことに注意して描けばいいのでしょう。フォーマットなどのルールはあるのでしょうか。本記事では、フロー図の種類や用途、描き方について紹介します。

では、実際に決めた図形のルールに則って、例で書き出した流れをフロー図にしてみます。例で提示した手順を図形化し、場所と時間の軸を持つ表の中に描きこんでいきます。丸い図形を描くところは(丸)、四角い図形を描くところは(四角)と簡略して説明します。

①自分の部署・当日欄に、領収書(丸)と描く。
②①の横に旅費精算書(丸)と描く。領収書から旅費精算書に矢印を描く。
③旅費精算書の下に提出(四角)と描く。旅費精算書から提出に向けて矢印を描く。
④自分の部署・1日後の欄に承認(四角)と描く。この承認に③の提出から矢印を描く。

⑤承認から経理の欄に向けて矢印を引く。経理での作業は2日後になるので、矢印は、経理の欄の中まで横に引き、そのまま2日後の欄まで下に引く。
⑥経理・2日後の欄に、チェック(四角)と描く。⑤の承認からの矢印がつながるように描く。

エクセルを使ったフロー図の描き方

手書きによるフロー図の描き方を説明しましたが、エクセルを使ってフロー図を表現することができます。エクセルは、本来は計算をする目的で使われるソフトですが、図形の機能が豊富で、フロー図を描くのに必要な図形が揃っています。

図形の選択

エクセルのメニューで[挿入]ー[図形]を選択すると、色々な図形が表示されます。「線」と「フローチャート」の図形を使って、フロー図を表現できます。

例えば、手書きでフロー図を描いたときに、領収書と旅費精算書にものを表す図形として丸を使いましたが、エクセルには書類を表す図形が用意されています。「フローチャート」に表示されている図形にマウスポインタを合わせてみましょう。「フローチャート:書類」と表示される図形が、フローチャートで書類を表す図形です。

手書きしたフロー図の中で描いたものや行為を表現するのに、わかりやすいと思う図形を探してみましょう。探した図形をエクセルに描いて、手書きで作ったフロー図と同じように配置します。

流れの表現

手書きでは、領収から旅費精算書への流れを矢印で表しました。エクセルでフロー図を作成するときも、同じように、エクセルの図形に用意されている矢印を使います。

矢印は[図形]の「線」のなかに用意されています。図形の「矢印」や「カギ線矢印コネクタ」を使います。「矢印」は直線の矢印を描けます。「カギ線矢印コネクタ」はカギ状の矢印を描くことができます。流れが他の部署に移って、時間経過もあるような場合に用いると便利でしょう。

フロー図描画ツール

エクセルを使う際に便利な機能

エクセルでフロー図を描くのに、簡単でなじみのあるツールは、ここまで説明してきた「図形」を使う方法ですが、エクセルには手順や組織図を作成する専用のツールも用意されています。

SmartArtグラフィックという機能です。[挿入]-[SmartArtグラフィック]で機能の呼び出しが行えます。

無料のフロー図描画ツール

無料のフロー図描画ツールも公開されています。「draw.io」というツールです。インストールも必要なく、機能・枚数制限もなく、完全に無料で使うことができます。ログインの必要もないので、サイトにアクセスして、すぐに使い始めることができます。

フロー図の中でのループの表し方

ここまでフロー図の考え方や描き方を説明してくるなかで、例示した流れはすべての過程を1回で流していくものでした。現実の世界では、同じことを何度か繰り返してから次の流れに移れるような作業もあります。こういった繰り返し行うことをフロー図では「ループ」といいます。

ループの表し方

ループを手順として表すなら、次のようになります。手芸や工作の手順書などでよく見かける書き方です。

例:
①編み目を60目作ります。
②立ち上がりに3目を編みます。
③長編みで60目作ります。
④②~③を6回繰り返します。
⑤最後に毛糸を抜いて完成です。

この例の場合は、②~③を6回繰り返すループが必要です。フロー図で表す場合は、①~③までの図を描き、④の図形で「6回目か」という判断をさせます。④の図形から②に向けて矢印を描き、注釈として「6回未満の場合」と書きます。

④の図形から、次の処理(⑤)に向けての矢印も描きます。こちらの注釈には「6回の場合」と書きます。④からは流れの矢印が、条件によって2本引かれることになります。これが、フロー図におけるループの表し方です。

次のページ:フロー図を描いてみましょう

初回公開日:2017年09月19日

記載されている内容は2017年09月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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