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国際収支の項目番号・項目・経常収支との違い・日本の国際収支

初回公開日:2018年05月01日

更新日:2020年08月28日

記載されている内容は2018年05月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ニュースなどで国際収支という言葉が取りざたされることがあります。国内経済だけでなく海外との関わりを知ることもできる国際収支ですが、詳しい内容というと難しいです。国際収支の項目の詳細などは知らないことも多いです。そんな国際収支について紹介いたします。

国際収支の項目番号

国際収支の項目番号・項目・経常収支との違い・日本の国際収支
※画像はイメージです

国際収支とは、ある国がある一定期間に外国との間で受け払いをした全ての受取額と支払額をまとめた物のことをいいます。この中には実物経済だけでなくサービスに類する物も含まれており、種類は色々です。そのため種類ごとに項目化されています。この項目化されたものには、それぞれ番号が割り当てられています。これを国際収支の項目番号といいます。

該当する番号

国際収支の項目番号は「011」から「1100」まで割り当てられています。このような該当する番号と内容について、次から代表的なものをいくつか紹介いたします。

物品の取引

国際収支の内、原材料や製品の売買、あるいは仲介貿易のことです。そしてファイナンシャルリースの元本を含みます。ファイナンシャルリースとは、貸し手であるリース会社が借り手であるユーザーの希望する物件を購入し、該当する物件を貸し手に貸し出すことです。これら物品の取引項目に割り当てられた番号は「011」から「077」に当たります。

サービスの取引

国際収支の内、サービスに関わるものが含まれます。物品の加工や修理に、物品や人の輸送、海外渡航先の現地での消費、これら以外に保険も入ります。その他のサービスとして通信やソフトウェア、あるいは法務や会計など以外に映画や音楽などといった物も項目化されて分けられています。対応する項目番号は、「081」から「481」です。

相殺決済

国際収支の内、勘定における貸借記や債権債務の相殺に伴う決済尻のことです。決済尻とは、銀行を仲介して行われた取引において銀行間の貸し借りを集計し、その差額を決済することです。これは貸し手が100、借り手が80の貸し借りが銀行間であった場合に、それぞれ100と80を取引きするのではなく、差額である20を取引きすることです。

この相殺決済の項目番号は「491」が割り当てられています。

賃金・収益

国際収支の内、居住者が受払いする賃金や、海外支店の収益、それら以外に海外企業の配当金や利子や利息のみならず、不動産賃貸借料やファイナンシャルリースの利子、あるいは貿易信用利子などの収益も含まれます。割り当てられている番号は「511」から「579」です。

贈与・納税・損害賠償・生活費の送金など

国際収支の内、贈与や税金あるいは損害賠償のことです。これらの中には政府間の贈与や、国際機関分担あるいは拠出金なども含まれます。他にも納税や罰金、あるいは出向者の給与なども含まれます。また個人間の送金の贈与、海外勤務者による留守宅の家族への生活費の送金も含まれています。割り当てられている番号は「611」から「615」に当たります。

これら紹介したもの以外にも細かくあり、それぞれに項目番号が割り当てられています。

国際収支の項目

国際収支の項目番号・項目・経常収支との違い・日本の国際収支
※画像はイメージです

ここまでで国際収支の項目に関して、いくつか細かく紹介してきました。ですがこれらの項目は、大きく分けると次の4つに分けられます。それが経常収支と金融収支、そして資本移転等収支と誤差脱漏になります。これらについて、次から個別にご紹介しましょう。

経常収支

経常収支は国際収支の内、次の3つから成り立っています。それが「貿易・サービス収支」と「第一次所得収支」そして「第二次所得収支」です。これらについて次から個別に紹介いたします。

貿易・サービス収支

国際収支における貿易とサービスの収支のことです。貿易収支は、海外と国内の物品による輸出量と輸入量の差額のことを意味します。輸出が輸入を上回る状況になれば貿易収支は黒字となり、逆に輸入が輸出を上回れば貿易収支は赤字になります。

これに対してサービス収支とは、国際収支における物品の取引以外のサービスによる取引における収支のことです。主な項目は輸送と旅行、そして金融と知的財産権などの使用料に当たります。

輸送は国際貨物や旅客運賃の受取、あるいは支払に当たります。旅行は訪日外国人旅行者や、日本人海外旅行者の宿泊費や飲食費などの受取、あるいは支払に当たります。そして金融は証券売買などに係る手数料などの受取や支払に当たります。残る知的財産権などの使用料は、特許権や著作権などの使用料の受取や支払に当たります。

第一次所得収支

国際収支における、海外から得られた利子や投資収益である配当、あるいは雇用者報酬である賃金などによる収支のことです。これらは海外証券の売買で得られた利益や外国人労働者に対して支払われた賃金などが該当します。

第二次所得収支

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