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2017年09月11日

確定申告で無職/無収入の場合の書き方と例文|必要書類はなに?

確定申告というと年の所得を確定し、国に申告するということで、これによって収める税金がきまります。無職で無収入だと原則必要ないことになりますが、中には確定申告が必要になる場合があり、今回はそのことについてか書いていこうと思います

確定申告で無職の場合の書き方と例

確定申告で無職/無収入の場合の書き方と例文|必要書類はなに?

勤め人ならば、勤め先の会社が毎年、年末調整を行います。年末調整を行うことによって、税金を調整してもらうのです。それを個人で行うのが確定申告です。

年末調整は一つの事業所でしか行われないので、確定申告の対象になるのは、複数箇所から給与を受け取っている人、個人事業主や自営業といった方や会社員でも年収が2000万円を超えた方が対象となります。確定申告とは確定した一年間の所得を国に申告するということで、無職の場合原則必要のないことです。しかし、無職になった時期によっては確定申告をする必要があります。

なぜなら、確定申告をすることは義務でもありますし、税金が還ってくる場合があるからです。

確定申告対象期間は1年間

所得のない無職は原則として確定申告の義務は発生しませんが、無職になった時期によっては確定申告が必要となります。

確定申告は1月1日から12月31日の一年間が確定申告対象期間となっており、3月末に退職し、4月1日から無職となっても1月から3月の給与をもらっているため、その分を確定申告する義務が発生します。

また、12月末で会社を辞め、1月1日に無職となっても、12月分の給与は1月に振り込まれることがほとんどです。12か月間が確定申告対象期間だったとしても、受け取った月が申告の対象となるため、翌年に振り込まれた給与は確定申告をすることによって、税金が還付される場合があります。

完全無職2年目で確定申告の必要なし

確定申告の対象期間が12か月ということは、完全に無職状態となった2年目から確定申告の必要はなくなります。確定申告というのは「昨年度」の所得が対象となるということです。また、年間20万円以下の所得の場合も確定申告をする義務はありません。

無職でも確定申告をした方がいい

無職で所得がない場合は確定申告の必要はありません。しかし、所得がなく0円でも確定申告はしておいた方がいいと思います。なぜなら、住民税や国民健康保険の減額につながるからです。これらは、所得によって決まるので、所得がなければぐっと下がります。そして、近年では住民税非課税所得の臨時給付金があるので、その対象から漏れてしまうことがあります。要するに、行政サービスを受ける際にも確定申告が必要となるのです。

無職でも住民税の申告が必要となり、そうすれば先に書いた行政サービスを受けられることにはなります。しかし、確定申告は住民税の申告ができます。

退職金や年金をもらう場合は確定申告

無職でも勤め先から退職金が出る場合や年金を受給する場合は、確定申告が必要になります。退職金には税金がかけられるので、申告すれば税金の還付が期待できます。

無職のための確定申告の書き方

確定申告で無職/無収入の場合の書き方と例文|必要書類はなに?

無職でも確定申告すれば、税金が還付されたり、行政サービス上必要となるので、無職で無収入だと思っていても、確定申告した方がよいと書きました。しかし、今まで勤め人として年末調整を会社に任せきりだった人にとっては、確定申告はよくわからないと逃げ腰の方も多いと思います。

確定申告の流れとしては必要書類を揃えて申告書を作成するというものになります。必要書類も人によって異なりますが、必ず必要になるものはあります。

源泉徴収票は必ず必要

無職となったら、元勤め先から源泉徴収票が送られてきます。これは確定申告の際最も必要となる書類で、絶対に紛失しないようにしましょう。紛失しても会社に再発行してもらえばいいのですが、確定申告時は会社も年末調整と重なる時期でもあり、年度末ということもあるので、源泉徴収の再発行は煩わしいと思います。

人によって必要となるものは
・医療費の領収書や明細書
・昨年度中に支払った健康保険料がわかるもの
・国民年金控除証明書
・生命保険料控除証明書
・地震保険料控除証明書
・どこかに寄付した場合の証明書

上の医療費の領収書と健康保険料以外は家に届きます。以上のものが手元にあれば確定申告に必要となる書類が揃っているということになります。

これ以外にも家を購入したり、建てた場合にも借入金などの控除とか、自然災害で被災した場合の控除もあります。色々書いてしまうとややこしくなるのですが、絶対に必要となるのは源泉徴収票と覚えておいてください。

源泉徴収とは?

源泉徴収とは給与支払い側(企業)が給与を支払う際に、所得税を引いて国に納めることです。一年間の支払う予定の給与分の税金を事前に天引きされるわけなので、差額が出てしまいます。無職になったわけですから、所得がありませんが、会社に勤めていた時に納めていた税金が払いすぎとなり、確定申告をして還付してもらうのです。

確定申告書の作成

確定申告で無職/無収入の場合の書き方と例文|必要書類はなに?

税務署に行って確定申告書をもらってくることもできますが、今はインターネットで申告書が作成できます。

まずは国税庁のホームページに行って、「確定申告書等作成コーナー」にアクセスします。「申告書・決算書収支内訳書等作成開始」が出てくるので、クリックし「書面提出」を選択。そのあと印刷をする際の確認事項をチェックし、利用規約に同意し、「所得税確定申告書作成コーナー」をクリックします。

そうすると、初めて確定申告する人向けの「左のボタン選択がお分かりにならない方」という、一番右端のボタンをクリックしてください。そうすると、質問にはい、いいえで答えるだけで確定申告書が作成できます。

 申告書は税務署へ提出

事前確認として、生年月日と申告書の提出方法を聞かれますが、必ず「確定申告書を印刷して税務署へ提出」を選択してください。「e-tax」という電子申告サービスも税務署はおこなっていますが、事前準備としてマイナンバーカードやICカードリーダーが必要となるためお勧めしません。

また、税務署で直接提出すれば、わからないところの説明があったり、必要個所が抜けていたりするのを防止できるので、直接税務署に申告書を提出しましょう。

各質問に答えていく

質問として、
「収入は給与以外にある場合」
「予定納税があるか」
「青色申告があるのか」
「繰り越し喪失などあるか」
「年末調整したのか」
などがあります。

これは源泉徴収票を見ればわかります。年末調整が済んでいないものは「給与所得控除後の金額」と「所得控除額の合計額」の金額が記載されていない場合が多いのです。

その後も質問に答えていきます。源泉徴収票が2枚以上ある。医療費を支払ったなどの項目を、はい、いいえで答えていきます。

収入金額と所得控除

これが確定申告書を作成するうえで最も重要な入力となります。

入力ボタンをクリックしたら、入力に必要なところは源泉徴収票を見ながら入力していきます。ホームページでは源泉徴収票のどこを見ればいいのか説明があるので、それに沿って入力していきましょう。全くの収入がない無職の場合は、「0」と入力すればいいです。

社会保険料等の金額等を入力します。源泉徴収票に記載がないものは「記載なし」にチェックを入れていき進んでください。

「支払者」は元勤め先を入力。そのまま源泉徴収票に書かれてある勤め先と、その住所を入力していけばよいです。

還付される税金の受け取り方を決める

そのあとは住民税などで、必要がある場合は入力してください。

必要事項の入力が済むと、自身の住所や氏名といった基本情報と提出先税務署、還付される税金の受け取り方法を選択します。口座振り込みを希望なら口座を入力。郵便局の窓口でも受け取れます。しかし、完全無職の2年目となると税金が還付されない可能性もあります。

そのあとは印刷して、提出期間中に確定申告書を税務署に提出します。この際にわからないことを税務署員の人に質問しましょう。申告書は大体出来上がっている上に、無職で所得が少ないのなら結構短時間で終わってしまいます。

無職でも確定申告をしてみよう

確定申告で無職/無収入の場合の書き方と例文|必要書類はなに?

マイナンバー制度も導入され、税金をきちんと納めることが以前よりも重要視されるようになりました。所得が低い、無職だからこそ確定申告は重要でしょう。無職になった際には忘れずに確定申告をしましょう。

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