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【文系】卒業論文を書く時の必要事項・卒業論文を書く時の注意点

更新日:2020年08月20日

卒業時の集大成とも言われる「卒業論文」。文系理系に関わらず、卒論提出が必修単位となっている大学も多いのではないのでしょうか。この記事では、文系の卒論を書く時の必要事項・注意点をご紹介しています。卒論に困っている文系の学生の皆さんに、ぜひ読んでいただきたいです。

文系でも卒業論文の提出は必要?

大学生の皆さんは、卒業前になると卒業論に追われるでしょう。卒業論文とは、卒業研究の成果として提出する必要がある論文のことです。卒論は主に、大学や高校に在籍する最終学年の生徒が執筆します。

卒業研究の成果という点から、卒論を書く必要がある学部は理系だけ、というイメージを抱く方も多いです。しかし、実は文系の学部であっても、卒論の提出を必須とする大学は多いです。また、卒論の提出が必須でなくとも、卒論の提出によって、単位が取得できる文系の大学が多いです。

卒論は、提出に必要な文章量の基準値も高く、文系は卒論を書くために、多数の参考文献を読み込む必要があるなど、時間も労力もかかります。当記事では、文系の卒論を書くために必要なこと、注意することをご紹介します。卒論に困っている文系の皆さんは、ぜひ参考にしてみてください。

文系の卒業論文に必要なことは?

卒論を書くと言われても、何から始めたら良いか、思い浮かばない方も多いのではないでしょうか。まずは、文系の卒論に必要な、3つの事項をご紹介します。

卒論で書きたいテーマを見つける。

まず卒論を書き始めるために、文系の場合、卒論で書きたいテーマを決める必要があります。テーマは必ず、自分の興味があること、研究したいことにしましょう。卒論は長い時間をかけて書き上げる論文であるため、興味関心が続かないと苦労します。難しいテーマにする必要はありません。むしろ身近で、具体的なテーマである方が、卒論は書きやすいです。

また、所属するゼミによって、ある程度卒論のテーマの趣旨が決められている大学もあります。その場合、ゼミのルールに従いましょう。

文系は卒論を書くために、先行研究と参考文献を読む。

文系の卒論を書くためには、先行研究と参考文献を読む必要があります。先行研究とは、ある研究分野において、先んじて行われた研究のことを言います。先行研究の多くは学術論文という形で発表されています。参考文献も同じく、学術論文など文章や書物といった形で発表された、文献を指します。先行研究と参考文献は、卒論において用いる目的が違うといえるでしょう。

一般的に卒論は、先行研究に自分の研究を付け加える形で書き進めていきます。つまり、卒論を書くテーマを決めた後、自分の研究テーマに沿った、先行研究を探す必要があります。そして、先行研究を読み解き、結果や見解を参考にした上で、自分の卒論を書き始めます。

文系の卒論には、参考文献も必要です。理系の卒論の場合、自分の主張の根拠となる要素には、実際に行った研究の結果があります。しかし、文系の卒論の場合、自分の主張の根拠となる要素となる多くを、参考文献が占めます。すなわち、「○○の△△という意見から、□□であるといえる。」という書き方をします。また、文系の卒論の場合、フィールドワークの体験や結果、アンケート集計結果も、自分の主張の根拠となり得る場合があります。

文系が卒論を書くためには、先行研究と参考文献を探して読み、自分の主張に必要な箇所を引き出すことが必要です。

論文の構成の仕方とは?

文系の卒論の構成の仕方は、以下のようになります。

1.序論
・問題提起(研究の背景)
・研究の目的
2.本論
3.結論
・考察
・結論
4.参考文献

まず、序論として、先行研究の結果や卒論のテーマを選んだ背景、卒論研究を行う意義、卒論の方向性を書きます。次に本論として、序論に沿って、参考文献から引用した内容や、そこから得た自身の主張を書きます。そして、結論として、卒論研究で得られた考察や結論、今後の問題点、展望性を書きます。文章の最後には、引用した参考文献を漏れなく列挙します。

大学によって、詳細は異なる可能性があるため、その場合、大学の卒論のルールに従ってください。しかし大きく分けて、序論・本論・結論という構成の仕方は、どの大学も違いはありません。先行研究や参考文献も、卒論と同じ論文の構成の仕方をしています。構成の仕方に注目すると、論文が読みやすくなります。

卒業論文を書く時の注意することは?

次に、文系の卒論を書く際に注意しなければならないことや、卒論のルールを4つご紹介します。文系理系に関わらず、卒論には卒論の作法が存在します。卒論を書いている最中はもちろん、書き終えた後も、全てクリアできているか、必ずチェックするようにしましょう。

卒論には思ったを書いてはダメ。

卒論は、~と思った・~と感じた、という表現を用いることは禁止されています。卒論は、客観的な視点で書くことが求められるため、自分自身が思ったこと・感じたこととして、文章を書くことはできません。自分自身の主張を書きたい場合、語尾に注意すると良いです。例えば、~と思った、と書きたい場合、~と考えられる、と表記するようにしましょう。すると、第三者目線の書き方となります。

卒論は、学期末に書くことが多いレポートと同じく、独特の文章表現があります。客観的な視点で書く、ということに注意して書き進めるようにしましょう。

意見と論拠を区別する。

文系の卒論は、意見と論拠で成り立つ場合が多いです。意見は、自分自身の考えであり、論拠は意見を裏付ける事実です。文系の卒論は、論拠は参考文献が自然と多くなるでしょう。他にも、フィールドワークでの体験、アンケート結果などが論拠に当てはまります。論拠の無い意見は、卒論として不適切であるため、文系の卒論にとって、参考文献の読み込みは非常に重要となってきます。

また、どこからが意見で、どこからが論拠か分からない卒論は、誰の論じた文章であるのか、書き手は何が言いたかったのかが、読み手には伝わりません。加えて、引用なく文献の文章を使用した場合、卒論の評価がもらえない可能性があります。必ず、意見と論拠は区別しましょう。

卒論には正しい日本語を使う。

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初回公開日:2017年11月06日

記載されている内容は2017年11月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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