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感想文の上手な書き方のコツと例|中学生/社会人/読書感想文

初回公開日:2017年10月25日

更新日:2020年03月09日

記載されている内容は2017年10月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

誰もが一度は感想文を書いたことがあるでしょう。またこれから先も感想文を書いていく機会は多々あるでしょう。しかし文章を書くことに抵抗がある方はどうしてもその書き方に困ってしまいます。今回はそんな方々のために感想文の書き方をご紹介していきます。

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感想文の上手な書き方のコツと例

小・中・高・大と学生生活を送っていくと、感想文を書く機会がたくさんあります。しかし人によっては中々上手く感想文を書けない、どう書き進めたら良いか分からないとなどといった悩みがあるでしょう。今回はそんな感想文の書き方について、ご紹介してきます。

読書感想文の書き方

夏休みなどの長期休暇でよく出される宿題に、読書感想文があります。読書感想文は大量の宿題の中に、ぽつんと置かれたように存在していますが、正直なところ、どの宿題よりも厄介な存在だと思う方は少なくないでしょう。

というのも、本を選んで、その本を最後まで読み、そして感想文を書くというように、非情に労力のかかる宿題です。特に普段読書なんかしないという方には、本選びから困惑することでしょう。また見開き1ページにずらりと並んだ活字を見ると、思わずやる気を失ってしまいがちです。

しかし、夏休みは決まって読書感想文が出ます。これは避けては通れません。そのため次のことを参考にして、読書感想文を書いてみてください。

本選び

読書感想文を書いていく上で、まず大事になってくるのが本選びです。本選びに失敗してしまうと、あまり読む気になれず、大変なことになってしまいます。そのため、自分に自分に合った本を選ぶことがキーポイントです。

自分(子ども)にとって興味のあるものを選ぶ

まず、大切なのが、興味のあるものを選ぶことです。自分に興味のない分野の本では、読む気にはなれません。

特に小学生のお子さんのために本を選ぶときは注意が必要です。親がよかれと勝手に選ぶと、お子さんが非情に苦しみます。本嫌いになるきっかけになってしまうこともあります。しっかりと子さんに、今、何に興味を持っているのかを聞いてください。興味のないものでは、読むのが苦痛でなかなか読もうとしません。

さらに、しっかりと本を選んでもらうのも大切です。自分で選んだ本だからこそ、余計に興味を持ちますし、やる気も上がります。また、本に愛着がわきます。

しかし、子どもではまだどの本が読みやすくて、どの本が読みにくいのか分かりません。そのため図書館や本屋さんでお子さんに興味があり、なおかつ、読みやすい本を何冊か選んで(多く選ぶとより良い)、その中から選んでもらうようにしましょう。

とにかく、興味のある本を選ぶことは大切です。あまり体裁などは気にしないようにしましょう。

本の情報を得る

本を選ぶ上では、その本が自分にとって興味があるのか、または自分のレベルに合っているのをよく考える必要があります。いくら興味があっても自分の知らない専門用語ばかりで、読みにくいと本を購入してから後悔してしまいます。そのため、本についての情報を得ることは大切です。

ー内容を知るためにはー
本の内容を知るためには、主に2つの方法があります。1つ目は実際に本屋さんや図書館にいって、試し読みをすることです。何冊か面白そうな本を手にとって、そしてそれを試しに読んでみて、どういった内容の本なのかを確認します。

2つ目の方法はネットの書評です。ネットで自分の興味のある分野を検索し、その本の書評を見て、どういった本なのかを知る方法です。

ーレベルを知るためにはー
人の能力には個人差があります。そしてそれは本を読む上でも当てはまります。自分にとって難しい本は、読む気力を失わせるばかりか、頑張って読んでも理解できない可能性があります。

自分にとって読みやすいか読みにくいかを知る方法は、試し読みです。試しに読んでみて、自分の知らない専門用語ばかり出てこないか、難しい言葉ばかり出てきていないか、またはなじみやすい文体なのかを見ましょう、そうして自分のレベルに合っているのかを判断しましょう。

以上をふまえた上でおすすめの方法は、事前にネットの書評を見てから本屋さんでレベルを確かめて購入するか、または本屋さんで興味のある本を探し、そしてレベルも一緒に確認して購入する方法です。

現在ではネットで本を購入することができます。日頃から本を読んでいて、活字に抵抗がない方には、本屋ではなかなか見つけられない本を購入したり、古い本を安く手に入れるのに非情に便利です。しかし、読書になれていない方にはおすすめできません。

なぜなら、活字に慣れない方がネットで購入すると、失敗する可能性が高くなります。というのも、本のレベルが分からないからです。面白そうだと思って購入したけれど、いざ読んでみると難しくて、読めないということもあります。活字に慣れていない人こそ、実際に本屋に行って慎重に本選びをしましょう。

本の読み方

感想文の書き方をいくら熟知していても、ネタがなければ一向に書くことはできません。読書感想文でのネタは、その本をよんで自分が何を感じたかです。それが多ければ多いほど、読書感想文も書きやすくなります。そこで大事になってくるのがメモです。

本を読む前にメモを用意しましょう。付箋があるとなお良いです。本を読んでいて自分が気になった箇所、感動した箇所、面白い箇所などがあるページに付箋を貼り、その時感じたことを簡単にメモしていきましょう。

なぜこのようにメモを取るのかというと、ただ漠然と一冊読み終えてしまうと、自分がどこで感動したのか分からなくなってしまうからです。これではもう一度ページをめくって探さなくてはいけません。また感動した場所があっても、本の中の物語は常に変わっていくため、感動したことすら忘れてしまう可能性もあります。

そのためメモすることが重要です。そのメモが読書感想文を書く上で、大事な材料となります。

読書感想文の書き方

それでは感想文の書き方を見ていきましょう。読書感想文で重要なのは、本から感じた自分の感情です。

材料を加工しよう

読書感想文の書き方の前に、まずは材料を見てみましょう。ここでいう材料とは読んでいたときにとっておいたメモや付箋のことです。

メモや付箋は材料ですが、そのままではいけません。少し加工する必用があります。感想文は、ただ単に「感動した」、「面白かった」では深みがなくなってしまいます。感想文ではその材料をふまえて、どうして感動したのか、その場面と自分を比較すると、どうなのかまで書くのが良い書き方です。

材料を確認した上で、そこで思ったことや、考えついたことをメモしていきましょう。なるべく深くよく考えていくのがコツです。しかし、本の内容から大きくそれては、良い書き方ができません。本の内容に沿って深く考え、メモしていきましょう。これが書き方の基礎とも言えるかもしれません。

構成を考えよう

それでは次に構成を考えていきましょう。これが読書感想文の書き方の第2段階です。文章は起承転結で構成されるような書き方が良いとされていますが、文章に慣れていない方には難しい書き方です。そのため「はじめ」、「中」、「おわり」の3つの段落で構成される書き方がおすすめです。特に小中学生で文章になれていない方は、この書き方をまずは身につけましょう。

―「はじめ」―
「はじめ」ではその本を読もうと思ったきっかけや、本を読む前の自分について(読んだ後の自分と対比させるために)書きましょう。また簡単な「あらすじ」を書くのも良いでしょう。ただし、「あらすじ」を書く場合は注意が必要です。感想文はあくまで自分の感想がメインです。「あらすじ」はなるべく最低限に留めておきましょう。さらに言えば、書かなくても結構です。

―「中」ー
読書感想文のメインはこの「中」です。ここで内容を濃く、量を多く書くのが良い書き方です。「中」では本を読んだ感想を深く書いていきましょう。どうして感動したのか、自分と物語の主人公を比べてどうなのか、または本の中の時代と現在を比べてどうなのかなど、深くたくさん書いていきましょう。

―「おわり」ー
「おわり」は文章を締める部分です。「中」ほど重要ではありませんが、ここの書き方にまとまりがないと、しかっかりとした文章にはなりません。そのため「おわり」では、その本を読んで得たことや、その本をふまえて、これから自分はどうしていくのかなどを、締めくくりとして書いていきましょう。

以上が主な読書感想文の構成です。このような書き方で進めていくと、安定した流れで書いていけます。しかしこれらはあくまで、文章に慣れていない方の書き方です。文章を書くことに慣れてきたら、少し崩して書いてみるのも良いでしょう。例えば、最初にその本を読んでこれから自分はどうしていくかを綴ってから文章に入っても良いですし、会話文から入っても面白いです。

基本的には本を読んで感じたことを書くこと以外は自由なため、慣れてきたら試行錯誤しながら、どんどん工夫してきましょう。その方が読み手の先生も面白く読めます。

映像鑑賞での感想文の書き方

何かしらのテーマに沿った映像を見て感想文を書く機会もあるでしょう。そんな時の書き方について述べていきます。

テーマについて賛成・反対を書こう

よくあるのが「障害者との向き合い方」や「原発の恐ろしさ」といったようにテーマがしっかりとしていて、なおかつ、意見を訴えるような内容の映像です。この場合はまずしっかりと自分の立ち位置を最初に明記しましょう。『私は〇〇について賛成です。その理由は―』といった形の書き方にすると、その後が非情に書きやすくなります。

自分の体験を元に

自分の体験を元の感想文を書くと、深くとらえた書き方になります。何かテーマがある映像は自分の身近な体験と結びつけやすいため、その体験を書いた上で感想を書いていくとといでしょう。

例えば『私がまだ小さかった頃、祖父がよく戦争について話していたのを思い出しました。祖母は戦争について―』といった誰かの話を聞いた体験や、『少し前、駅で目の不自由な方を見かけました。私はその時―と思いました。だから―」といった体験などを取り入れながら書く書き方をすると、具体性があり、感想文の内容が濃いものとなります。

映画鑑賞の場合

映画鑑賞での感想文の書き方は、まず全体のテーマを感じ取りましょう。テーマがはっきりとしたものと違って、しっかりと鑑賞しないとテーマが分からないものもあります。そのためまずは全体のテーマを確認しましょう。

その次に、心に残ったシーンを中心に書いていくと、良い感想文ができます。また、自分の体験や、今と映画内の時代の比較について書いていくと、さらに良い感想文ができるでしょう。

音楽鑑賞での感想文の書き方

授業などで有名なクラシック音楽を聴いて、その感想文を書けという課題が出されることは少なくありません。そんなときの書き方について述べていきます。

聴いて感じたことについて深く書こう

クラシック音楽といっても、さまざまなものがあります。明るい雰囲気の曲や全体的に暗い曲、または穏やかなや迫力のある曲までいろいろありますが、ただ「綺麗だった」、「迫力があった」、「暗かった」だけでは不十分です。

大事なことはどうしてそう感じたのか、その雰囲気は何を表しているようだったのか、またはどんな感じに似ていたのかなどをしっかりと綴ることです。どの感想文もそうですが、ただ単に「すごかった」、「感動した」では内容が薄くなってしまいます。深く書くことが書き方のコツです。

例えば『〇〇の部分はまるで平穏な森に突然雷が落ち、その際に起きた火事によって動物たちが逃げ惑っているようだった。』などのように、そこから思い浮かぶ情景と共に書く書き方でもよいでしょう。

また音楽鑑賞ではその曲を聴く前に、先生がその曲の作曲者についてや、その曲自体についてなどを説明してくれることが多いため、そこで得た知識と共に書くとより一層深く感想文が書けるます。

「おわり」はこれからについて書こう

最後の締めくくりに困ったら、その音楽を聴いてみて自分はこれからどうしていきたいかについて書いてみましょう。

例えば『これまで私は、クラシック音楽をあまり聴いてきませんでしたが、今回〇〇を聴いてみてクラシック音楽に興味がわきました。特にその曲に対する作曲者の意図や時代背景に興味を持ち、それをふまえた上で聴くことの楽しさをしりました。これからは、もっとその魅力を味わうために、積極的にクラシック音楽を聴いていきたいです。』といったような書き方をするとよいでしょう。

しかし、しっかりと締めくくれる場合は、わざわざ書く必要はありません。自分の思ったように締めくくりましょう。

実習の感想文の書き方

学校や大学では実習もあります。その実習でも実習後に感想文を書かなくてはいけない場合が多々あります。そんな実習後の感想文の書き方について見てきましょう。

その実習を受けたきっかけを書こう

実習によっては、実習場所を希望したり、自分のやりたい実習内容を希望することができます。そのため、まず冒頭にどうしてその実習(場所)をにしようと思ったかの経緯について書くことで、文章に入りやすくなります。

実習前はどんなイメージだったのか

実習での感想文の冒頭として、もう一つおすすめな書き方が、実習を受ける前はどんなイメージだたのかを書くことです。この書き方もその後の展開が書きやすく、最後の締めの部分などで、実習を終えてからの感想にも繋げやすい書き方です。

大変だった経験

実習中、特に大変だったことを書いてみましょう。そして大変さを詳しくそして深く書くことによって、感想文をよくしていきましょう。

また、大変だったことが実習中に起きた問題についてだった場合、その問題が起きた原因と、それをどのようにして解決したのかを書くことで、内容の濃い書い文章となります。

実習を終えて感じたことを書こう

最後は実習を終えて感じたことを素直に書いていきましょう。実習によって得たスキルや、考え方、または実習をふまえてこれからどうしていきたいかを書いて、感想文を締めくくりましょう。

年齢別感想文の書き方

年齢別に感想文の書き方が大きく変わることはありません。しかし年齢が上げれば上げるほど、求められる感想文は変わってきます。小学生なら純粋に思ったことを書けば良いですが、高校・大学生となればしっかりと作者(または作曲者や監督)の考えを読み取り、深く考え、書いていく必要があります。

また、書き方も工夫する必要があります。読み手が面白いと思う書き方が大切です。特に文章のはじめの一文は大切で、読み手の興味を惹くような冒頭の書き方が望ましいです。

例えば、小説家でも夏目漱石は『吾輩は猫である。名前はまだ無い。』といった猫視点の強烈な冒頭から始まりますし、川端康成は『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。』と情景から入ります。

このように、冒頭の書き方ひとつで、読み手に与える印象も違ってきます。試行錯誤しながら、どんどん挑戦していきましょう。

小さいお子さんには

小さいお子さん(小学生低学年)には、親の助力が必要となります。なぜなら文章の書き方が、まだよく分かっていないからです。当たり前のことですが、感想文で大事なことは、本人がどのように感じたかです。「面白かった」、「楽しかった」、「不思議だった」といった印象を引き出す必用があります。そのため親はお子さんに質問をしてあげましょう。

どこが面白かったのか、どうしてそう思ったのかなどを聞いて、それをメモしていきましょう。そして、そのメモを元にどんな書き方をすれば良いのか、一緒になって構成を作っていくことです。その構成をふまえたうえで、お子さんの隣に座って助力しながら一緒に書いていきましょう。

感想文は楽しく書こう

いかがでしたか。感想文も含めて、文章を書く上でなにより大切なことは、楽しく書くことです。楽しくのめり込むように書かないと、気持ちの入った文章ではなく、書き方も雑な文章になってしまいます。今回の感想文の書き方を参考にして、楽しく工夫しながら文章を書いていきましょう。

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