面白いあらすじの書き方例|本/小説/物語/絵本/映画など
更新日:2020年08月20日
文章作成における「あらすじ」とは?
良い作品や物語を目にする上で、ポイントとなるのは「あらすじ」で受ける印象です。漢字にすると「粗筋」や「荒筋」と書きますが、大まかな紹介をして文章の魅力を伝える役割をしています。上手なあらすじを作成することができれば、多くの人に読んでもらえたり、理解してもらえたりする可能性が広がります。
今回は、いろいろなあらすじの特徴やポイントについて、実際にあらすじを書く場合に、どのようなことを気を付けるべきか紹介します。
面白いあらすじこそ良い文章の特長
あらすじというと、単純な紹介文の印象を受ける人も少なくありません。しかし、必要最低限で最大でも400字程度で壮大なストーリーの面白さを伝えなければいけないという難易度もあります。要点をうまく抽出し、短く分かりやすく、読む人が興味を感じるような短文作成こそ「あらすじ」が評価の基準となるポイントです。
面白いあらすじの書き方やポイント例
趣味で文章を書く人も多いですが、学校などの提出物などで「あらすじ」を考えて書かないといけないという課題も少なくありません。第三者に対してあらすじを伝える場合、どんなことを伝えていけばよいのでしょうか。作品のジャンルによって、気を付けるべきことは異なります。あらすじの書き方のポイントについて紹介します。
本は目的に合った書き方になるよう工夫しよう
本に関するあらすじを書く際に気を付けることは、どんな目的であらすじを書くかです。例えば、相手に対してあらすじを紹介し読んでもらいたいのであれば、相手が好むポイントを強調した書き方が重要になります。逆に、読んだことを伝える必要がある場合に、どんな話であったかを単純に伝えるというケースもあります。
興味をもってもらうあらすじとするのか、報告目的とのあらすじとするのかで文章の雰囲気は変わります。目的に応じた文章というものを意識しておくべきです。
小説・ラノベは世界観を伝えることが大事
小説やライトノベルを相手に紹介する時には、あらすじで時代設定や世界観を伝えることが一つのポイントになります。例えば、「近代科学が発達した時代でありながら、魔法を使えるエリート高校生があつまる学園でのラブロマンス」など、短い文章でもシチュエーションが想像しやすくなります。
特殊な登場人物あるいは、環境設定を強調したあらすじにすると、ライトノベル小説はアピールしやすくなります。
物語の場合はオチを書くかどうかを考える
あらすじによっては、話のエンディングを書いてあるものも多いですが、ネタバレ的なものとして好ましくないとする意見もあります。あらすじを書く上で、オチに関するルールというものはあるのでしょうか。
実際のところは、オチをつけるつけないということに対して、明確な決まりはありません。あらすじを書く上で、何を強調したいかによってオチの有無を決めているということだけです。
身の回りで目にする「あらすじ」
私たちの身の回りには、映画やドラマ、演劇などパンフレットやチラシを通して、あらすじを目にすること機会が多いです。多くの人に利用してもらえるように、プロが作成するあらすじは、どのようなものが多いのでしょうか。作品ジャンルによって異なるあらすじについて、違いや書き方のポイントなどを紹介します。
映画は作品の基本設定を理解できるように
映画という作品は、登場人物が多い作品の一つと言えます。そのため、あらすじの中に登場人物にふれる表現を多くすると、作品の魅力が薄まる可能性が高いです。映画に関するあらすじというのは、ストーリーの基本設定のみに触れるようにすると相手に伝わりやすいです。
一人一人のことを書くのではなく。「若者」「同級生」といったひとくくりにする表現で、起承転結を意識しましょう。
初回公開日:2017年11月03日
記載されている内容は2017年11月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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