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論文の参考文献/引用の書き方例|引用元/論文目的別の注意点

初回公開日:2018年02月07日

更新日:2020年02月26日

記載されている内容は2018年02月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

皆さんこんにちは、今回は「論文の参考文献/引用の書き方例」と題して、「論文作成をするときの参考文献の明記の仕方、引用の仕方」について詳細にご紹介します。論文やレポートを書く際でも非常に役立つ情報が満載ですので、ぜひ「お役立ち情報」にしてみて下さい。

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論文での引用の仕方と引用元の書き方の注意点

レポート、研修広告書、小論文、論文、研究論文、専攻論文、これら全ての記事を作成する際には、参考文献と引用文献との両方を用意することはたいていの場合必須となります。特に小論文・論文や研究論文を作成するときには、この参考文献や引用文献の有無によって説得力が大きく左右されます。

そのため、論文やレポートを作成する際には、必ず前もって「参考文献や引用文献の扱い方」についての予備知識を会得する必要があり、その予備知識を活用した上で記事作成に取り組んで下さい。

参考文献には現行資料とされる一般的な資料群と、過去に多くの専門家によって書かれた先行論文・先行資料などがあり、そのいずれを活用するかについても、論文作成時に決めておかなくてはなりません。

論文で活用する参考文献の引用

論文で参考文献を引用する際には、先述しました先行資料の活用がメインとなり、あらかじめ論文記事においてどのように「参考文献を明記するのか」について、その書き方をマスターしておかなければなりません。

参考文献というのは論文の主張に説得力を持たせるためにまず扱われ、また持論を展開する際の土台・基軸を作るためにも役立ちます。その参考文献の書き方をきちんと把握した上で論文作成することはそのために大事であり、この参考文献の引用の仕方によって大きく内容価値も変容します。

論文における参考文献から引用する際の書き方には、カッコを使って書いたり、2字下げによってカッコを使わず、そのまま段落分けを施して書く書き方があり、どの体裁を利用するかについてはその論文の体裁によって決まります。

本文中・脚注・ワードの使い方

「脚注」というのは「注釈」のことを意味し、主に論文などでは「本文の末尾か、本文中の適所に位置付けて注釈をつける」という書き方になります。この注釈をつけることによって、さらに本論の主張に具体性と内容の広がりを持たせることができ、注釈の有無によっても説得性が左右されますのでぜひご注意下さい。

注釈の置き所はたいていの場合、本論におけるパラグラフごとの空白スペースか、あるいは本論を全て書き終えた後のページに「注釈」のページを新たに設けておき、そこで記すかのどちらかになります。

その際でも注釈の書き方としては、必ず本論で使用した内容や意味合いを示すワードや、その本論で主張した内容がわかる情報をピックアップして明記する必要があり、そのように書く注釈の書き方もあらかじめ決まっているので留意して下さい。

論文で引用する際のカッコの使い方

論文で参考文献から必要な箇所や情報を引用するとき、必ずその箇所情報はカッコでくくって表記する書き方をしなければなりません。どの参考文献から具体的にどこの個所を引用したのか、ということが鮮明にわかるよう引用箇所をカッコでくくり、それを一目瞭然で読み手に伝える書き方が大切です。

論文でカッコをつける箇所というのは主に、「主張として強調したい箇所」、「引用した情報や箇所」の2つで、この2つの個所を必ずカッコでくくるという書き方を覚えておけば、どんな論文でも「正しい書き方」ができるようになります。

【カッコでくくる引用の例】

このように述べるための資料として、「今日の経済利益は不動産の再利用に懸念があがる」(○○著『経済機構』△△出版社、1974年7月1日)とあります。

このように、自分の主張にカッコでくくった引用価書を挿入する形になります。

スライドを用いた論文での引用文献の書き方

大学などで論文を発表する際に、場合によってはスライド(パワーポイント)を用いての発表をさせられることもあります。この場合でも参考文献や引用文献の書き方は同じで、引用箇所はカッコでくくり、その引用箇所の前後に「著者名、著書名、出版社名、出版年月日」を明記する書き方をします。

横文字表記での書き方では、きちんと横文字表記用の書き方を踏襲して書く必要があり、特に句読点はピリオドやカンマに直し、数字表記は漢数字から算用数字(アラビア数字)に直しておく必要があります。

著者複数の場合・ET ALの使い方

「ET AL(et, al)」の使い方についてですが、まずこれらの言葉の意味は「およびその他の者は」という意味合いを指し、たいていは著者が4人以上含まれる場合に使用されます。主に引用するときのその著者名の書き方としては、2人までなら2人の名前を明記し、それ以上の場合は最初の1人の名前を明記し、後は「他」という書き方をします。

・『小論文の継続』
著者:著者1人目、著者2人目
出版社:山川出版社
発売日:2001年8月1日

・『小論文の結末』
著者:著者1人だけの名前(他)
出版社:山川出版社
発売日:2001年8月1日

例をあげるとこのようになります。

長文・中略・不要な部分の省略の仕方

参考文献から引用するとき、どうしても引用する箇所が膨大な量になる場合があります。この場合は、その全ての個所を抜粋するのではなく、必要な情報に直接的に関連する一部分ずつの抜粋にしなければなりません。あまりに多くの情報を載せていると、かえって「主張がない論文」と見なされることがあるので注意しましょう。

この場合の抜粋の仕方ですが、自分の論文の主張と結論について言う箇所だけに目を止め、その箇所だけをピックアップして引用する書き方をして下さい。「この箇所も論文の主張に関係するけれど、別になくても意味は伝えられる」とできる箇所は引用しなくてかまいません。

特に引用するべき箇所として効果的な部分は、その参考文献で書かれてある「結論の部分」です。それまでの経過や事例などは特に引用しなくてもよく、ただ「その参考文献の最重要部分だけ」を抜粋する書き方をするとよいでしょう。

論文での引用元別の書き方の例

論文では内容が専門的になればなるほど、その参考文献にあげられる書物や情報も比例する形でさまざまな分野に行き渡ります。参考文献としてメインに取り上げられる先行研究をはじめ、いろいろなジャンルの書物、雑誌、小説、史料、新聞、漫画に至るまで、その分野は実に多岐に渡ります。

この場合でも、それぞれの分野によって「引用の仕方・書き方」は変わってきます。特にインターネット上の情報から引用文献を明記するときなどは、インターネット情報を引用するときの独自の書き方をしなければなりません。

このように、さまざまな分野から参考文献を引用する場合の書き方をあらかじめ熟知しておき、いざ論文を書く際のスキルにしておくことが肝心です。

論文で「書籍」から引用する場合の書き方

主に参考文献の書き方になりますが、書籍を参考文献として活用することは比較的多い例であり、その参考文献の書き方をきちんと覚えておくことは必須の手順に含まれます。書籍の場合は先述のとおり、「著者名、著書名、出版社名、出版年月日」の順に書くことが一般的な書き方とされています。

【論文で「書籍」から引用する場合の書き方の例】

・『合格小論文の書き方』(著者:湯浅俊夫、出版社:旺文社、発売日:2004年9月3日)
・『論文の書き方』(著者:清水幾太郎《他》、出版社:岩波書店、発売日:1959年3月17日)

このように書籍を参考文献にする場合は、たいてい同じ参考文献情報の書き方になり、著者が複数いる場合でも「他」と明記しておき、1人だけの名前をピックアップして書く書き方でかまいません。

論文で「写真」を引用する場合の書き方

他人が作成した著書や画像というものには全て「著作権」という所有権が発生するため、たとえ公式な論文を作成する際でもそれらを無断で引用することは「著作権侵害」によって違法とされています。

しかし著作権法において「第三十二条  公表された著作物は、引用して利用することができる」という規定があることにより、「情報源をきちんと明記した書き方」を踏まえることによって、他人の画像でも「ウェブ上で一般公開されている画像・写真は引用してもかまわない」というルールがあります。

この場合、その写真・画像の情報元が書籍の場合は、その書籍名と掲載ページ、写真・画像の作成者氏名、その作成年月日に至るまでを明記し、ウェブ上の写真・画像であれば、サイトのタイトル名、画像の作成者氏名、そのページの最新更新日時とアクセス日時を明記する書き方をします。

WEB・ネット記事・URL(1)

先述の「写真・画像の引用の仕方・書き方」のところで少し触れましたが、論文作成時にウェブ上から情報を引用する場合には、ウェブサイトから引用する場合の独自の「引用文献の書き方」をしなければなりません。

注意すべき点は、個人運営がなされているホームページやブログ、またユーチューブなどの動画サイトを含め、著作権侵害を訴えられる可能性があるサイトからの引用は極力避ける必要があるという点です。基本的に「引用回避」がされているサイトから引用はできません。その場合、その事実が発覚した時点で引用は無効になり「著作権侵害」に問われます。

そのためインターネット上の情報から引用するときは、PDF資料やウィキペディアなど、あからじめ一般公開されているサイトをはじめ、公式に共有が認められる情報に限って引用する必要があります。

WEB・ネット記事・URL(2)

それでは先述の「ウェブ上の情報からの引用」を踏まえ、実際にどのようにして引用情報を明記するのか、その書き方をご紹介します。

ページタイトル「太宰治」(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%AE%B0%E6%B2%BB
(アクセス日:2018/2/5、最新更新日時:2018年1月16日)

このように、「ページタイトル」、「そのページへのアクセス日時」、「そのページの最新更新日時」、そして「そのページのサイトアドレス」を明記する書き方をします。

「そのページの最新更新日時」についてはウィキペディアなどの共有ページの場合は、たいてい「プロパティ」や「ウィキソース(ウィキペディアの場合)」といった「管理ページ・変更履歴閲覧ページ」を見ればすぐにわかります。

論文で「新聞」から情報を引用する場合の書き方

ヨミダス歴史館をはじめ、過去の新聞資料のアーカイブスから必要な情報を引き出すツールが現代ではいくつもありますが、この場合でも、新聞記事を引用する際の独自の引用の書き方を踏まえておかなければなりません。

この「新聞」から記事を引用する場合は、主に雑誌からの引用の例に似ていて、その刊行冊数やページ記載なども引用の書き方の範囲に含まれてきます。タイトル、引用記事、発行年月日、朝刊・夕刊の識別、新聞社名、この各項目がまず新聞から引用する際の必須項目になります。

さらにインターネットを媒体として情報を取得した場合には、そのウェブサイトにアクセスした年月日(日時)と、可能であればそのサイトの最新更新日時を明記する必要があり、この場合はインターネット上の情報を引用する際の書き方と同じ書き方になります。

論文で「映画情報」から引用する場合の書き方

映画情報は雑誌やインターネット上のどちらでも掲載されているため、そのいずれを選んで引用するかによって「引用文献の書き方」も変わってきます。特にアマゾンや楽天市場などで映画情報を検索する際には、この映画情報の詳細が掲載しているので、その内容を参考にして引用文献として明記する書き方がベターでしょうか。

【論文で「映画情報」から引用する場合の書き方の例】

・『となりのトトロ』(原作:宮崎駿、監督:宮崎駿、脚本:宮崎駿、製作総指揮:徳間康快、制作会社:スタジオジブリ、配給:東宝、公開日:1988年4月16日、製作国:日本)

たとえば『となりのトトロ』を参考資料に引用した場合なら、上記のように「原作者名」、「監督者名」、「脚本者名」、「製作総指揮者名」、「制作会社名」、「配給」、「公開年月日」、「製作国」までを明記しておけばたいていの場合は問題ありません。

論文での「PDF資料」の引用の仕方

「PDF資料」というのは「ポータブル・ドキュメント・ファイル」の略で、主にウェブ上に掲載された閲覧用の論文資料や研究資料を言います。このPDF資料から論文の引用情報を活用される例も非常に多くありますので、ぜひその引用情報の書き方を覚えておいて下さい。

PDF資料もウェブ上の情報ですので、基本的に「インターネット上の情報を引用する際の書き方」と同じです。

(資料のタイトル「参考文献の表記方法」)
http://www.gakushuin.ac.jp/univ/let/germ/herunter/Richtlinien-Bibliografie_gu20170517.pdf
(アクセス日時:2018年2月5日、資料掲載年月日:2017年5月17日)

論文の目的別書き方の例

論文を書く際には、その特定の分野によって書き方が大きく違ってきます。その本論や結論の内容や、アウトラインの立て方、またそれに関連する参考資料の選び方や引用の仕方に至るまで、あらゆる側面での変容が生まれてくるので十分留意するようにして下さい。

「医学系論文」の書き方で最も注意すべき点

医学系論文でまず注意すべきことは、一般的に認められている資料を基準にして論文作成がされてあるかという点で、「作成者自身にしかわからない情報元を参考にして、論文の基本的な部分が織りなされていないか」という点に注目が集まります。

つまり「読み手の誰にとってもわかる情報元」を意識して論文が書かれなければならない、ということです。そして医学系論文では「人体に直接的に関わる課題を取り上げ、その研究成果を公表する目的」をもって書かれるのが一般的ですので、その情報元の正確性が必ず問われることになります。

「研究中からすでに論文作成は始まっている」と言われ、研究報告をそのまま書き移すことを意識して取り組む姿勢がまず大切です。間違っても「空想」や「可能性を追い求めただけの中身のない論」になってはいけません。

「理系論文」の書き方で最も注意すべき点

「理系論文」を書くときでも「医学系論文」を書くときと同じく、必ず「研究成果や論文の結果が社会に貢献できる姿勢」を取っておくことがまず大切で、その上で情報提示の正確性や、「読み手の誰にでもわかる行き届いた説明手順」が必須になります。

まず理系論文を書くときには「結論(その論文を落ち着かせる最終的な地点)」を決めておき、その「結論」を述べるためには(説明するためには)どのように論術運びをすればよいか、という点に着目するのが一般的な書き方の例です。

序論と結論とがまず一致していて、その結論がたとえ「研究途中の発表」であっても、その状況をありのまま伝える「事実の報告」が大切です。

「化学分野の論文」の書き方で最も注意すべき点

主に「化学・科学分野の論文」の書き方も、理系論文の書き方と注意点は同じです。「結論」から「どうやって社会に貢献できるか」という視点を外さず、またその研究成果や論文を発表することの目標をどのように立てておくかが重要なポイントとなり、それらについての説明を簡潔にわかりやすく、全ての読み手に伝える姿勢で書かなければなりません。

先述しました「医学系論文」、「理系論文」でもそうですが、理系分野で論文を書く際の参考資料の引用の仕方は「先行研究からの引用とその延長で言える論述」という形になります。自分が述べる内容やテーマについて、過去に発表された論文があればそれを先行研究資料とし、その内容から「必要な情報を引用する書き方」が一般的な書き方になります。

「心理学系論文」の書き方で最も注意すべき点

「心理学系論文」で扱う参考文献・資料の類は非常に学際的に扱われている場合が多く、「1つのテーマがどの分野にまでその影響を到達させているか・また影響を受けているか」といった前もっての「テーマへの下調べ」が、まず論文を書く前の最重要の仕事になります。

理系論文には多く見られる例ですが、心理学系論文でもその書き方やテーマには、「実験方式での論文の書き方」と、「結果報告だけを述べる論文の書き方」、さらには「意見やアイデア、主張をメインにした論文の書き方」と3パターンがあり、そのいずれの書き方をするかによって、論文の体裁内容は大きく変わってきます。

しかしその場合でも、参考文献の引用についてはこれまでご紹介したように一般的な「参考文献の引用の仕方・書き方」を倣っていれば問題なく「研究目的」、「方法」、「結果」、これらの3つがどの論文でも大きな軸になります。

卒業論文の書き方と参考文献の引用の仕方

大学の卒業時に必ずと言ってよいほど課される卒業論文ですが、この論文でも「書き方」は決まっています。

【卒業論文の書き方・構成】

・序論
・本論
・事例
・結論

この4つのパートをあらかじめ用意しておき、その項目どおりに書いていけば自然に卒業論文は仕上がります。この場合でも参考文献の引用の仕方は、ご紹介したとおりの引用の仕方でかまいません。

序論で「この論文で何を述べるか」といった大まかなあらすじを明記しておき、本論で具体的なテーマに対する自分の主張を述べ、その持論を補足するための事例を2つから3つは最低でも用意しておき、最後に序論で述べた内容と同じ内容をもって結論する、という書き方が一般的な卒業論文の仕上げ方になります。

英語資料からの引用文献の書き方

論文を作成する上で、英語の資料から引用をしなければならない場合もあります。その場合は、日本語で書かれた資料や引用文献の書き方ではなく、英語資料を引用する際の独自の書き方で引用情報を明記しなければなりません。

〈英語資料からの引用文献の書き方〉

・Okuma, Kashima, & Utoh, H. (2015). Yield relating Religion that was created by making houses of the change when talking. On Kumazawa (Ed.), Aging in the 2010s:
Psychic fusion issues (pp. 33-45). Waseda: Japan Psychic Corporation.

論文の参考文献の引用の仕方を完璧にマスターしよう

いかがでしたか。今回は「論文の参考文献/引用の書き方例」と題して、「論文作成をするときの参考文献の明記の仕方、引用の仕方」についてさまざまな分野からご紹介しました。

論文で引用文献を明記する際には、必ず「どこの情報元からその引用情報を引っ張ってきたか」という当たり前の経過を書けばよいだけで、他にとりわけむずかしい作業はありません。その引用の書き方をする際には、あらかじめ「情報元・出典元」によって情報提示の書き方が決まっているため、その基準に沿って明記することが必要になります。

卒論を書く機会を免れたとしても、会社に入れば「研修レポート」をはじめとする、さまざまな分野でのレポート(報告書)を書かされる機会があり、その場合でも参考文献の引用・その書き方はマスターしておかなければならないため、早めに「引用文献の書き方」をマスターしておくとよいでしょう。

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